養育費の不払いトラブルから母子家庭を守る 弁護士による「自分でできる養育費の調停」サービス開始
配信日時: 2017-04-27 09:30:00
知財法務、交通事故、民事、家事、刑事にわたり幅広いリーガルサービスを提供するウイズダム法律事務所(所在地:東京都中央区、弁護士:石川 正樹)は、法律の知識が無くても自分で簡単に養育費の調停ができるように、マニュアル・申請書式・解説動画をセットで弁護士が提供するサービスを開始します。
■サービス開始の背景
養育費を取り決めずに離婚をしてしまい「泣き寝入り」する母子家庭が急増しています。養育費は子どもの生活費に関わる重大な問題であるため、主要先進国では行政が積極的に関与して、100%徴収する制度を設けている国もあります。
しかし、日本では家庭内の問題という認識がいまだに強く、行政は直接関わっていません。厚生労働省の調査では、「養育費を現在も受け取っているという人」は、最も高かった時(1998年)で全体の20.8%でした。現在も行政の立場は、家庭裁判所の活用を助言しているにとどまっています。つまり、養育費問題は、自己責任で解決しなければいけない状況だということです。
自己責任で解決するには「法的な取り決め」を行うのが一番です。それにもかかわらず、離婚をする夫婦の約90%は、話し合いによる協議離婚をしています。その結果、元夫から養育費の支払が滞っても、請求する手立てがなく泣き寝入りすることになります。一人あたりの養育費月額平均46,660円を母親一人で確保していくのは困難なケースが多いと思われます。
本サービスは、話し合いで離婚をしてしまう理由の大きなもの「法律に関する知識がない」「お金がかかる」「気持ちの余裕がない」という悩みを解決するために、弁護士自身が開発しました。弁護士の仕事として依頼者の方から依頼を受けることだけではなく、法律問題を抱えている方に少しの法律知識と少しの法律実務を提供してご自分で法律問題を解決するお手伝いをすることも弁護士の仕事だと思い、このサービスをスタートします。
■「自分でできる養育費の調停」サービスの内容
・テキスト(調停をするための基礎知識や方法を、分かりやすく解説した冊子)
・動画解説(スマホから閲覧できる会員サイトにて、テキストに沿って弁護士が分かりやすく動画で解説)
・申請書式+書式サンプル(調停の申請手続きをするために必要な書式一式と、記入サンプルをセット)
▼サービスご案内ページ
http://www.yoikuhi.com
■弁護士プロフィール
石川 正樹
弁護士・弁理士。中央区銀座にウイズダム法律事務所をかまえ、知財法務、交通事故、民事、家事、刑事にわたり幅広いリーガルサービスを提供。著書に「民法のツボとコツがゼッタイにわかる本」「民事執行法のツボとコツがゼッタイにわかる本」(秀和システム)、「会社法務AtoZ」MAY 2015年・MAY 2016年号(第一法規)等。
■事務所概要
事務所名: ウイズダム法律事務所
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-10 銀座山王ビル6階
受付時間: 9時30分~17時30分
休業日 : 土日祝日・年末年始
URL : http://www.wisdom-law.com/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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