千葉商科大学 -- 将来を担う子どもたちに、社会の仕組みを学ぶ機会を提供「キッズビジネスタウン(R)いちかわ」開催

プレスリリース発表元企業:千葉商科大学

配信日時: 2017-03-14 08:05:02

千葉商科大学(学長:原科幸彦)では、3月4日(土)・5日(日)に「キッズビジネスタウン(R)いちかわ」を開催した。働き、学び、遊ぶことで社会の仕組みを知り、子どもの生きる力を育むことが狙い。のべ1,123人の児童や幼児が参加した。今年で15回目。


 同大では、「子どもたちがつくる、子どもたちの街」をコンセプトに、地域の小学生児童や幼児に向けたビジネス教育の一環として、2003(平成15)年から「キッズビジネスタウン(R)いちかわ」を実施している。

 参加する子どもたちは、キャンパスに創られた仮想都市の市民となり、職業体験をするだけでなく、その労働で得た対価(仮想通貨)で買い物を楽しんだり、娯楽を楽しんだりと、生産と消費を経験することで街を運営し、社会の仕組みを学んでいく。今年で15回目を迎え、多くの学校関係者や教育委員会の関係者が全国から見学に来るなど、毎年高い評価を得ている。

 当日は「公共」(警察署、消防署など)、「学び」(学校、音楽教室など)、「食品」(うどん、チョコバナナなど)、「工房」(木工、紙細工など)、「遊び」(ボウリング、おばけやしきなど)、「生活」(新聞社、郵便局など)の6つのカテゴリーごとに全部で50のブースを設定。ハローワークを通して興味のある仕事に就いた子どもたちは、学生や地域のボランティアの方々からのサポートを受けて働き、給料として得た仮想通貨「リバー」を使って買い物や食事、ゲームを楽しんだ。

 また、会場では昨年に引き続き、東日本大震災被災地の高校生と教員が「キッズビジネスタウン(R)いちかわ」内に東日本大震災復興支援ブースを設け、復興支援商品販売を実施したほか、本学付属高校、市立船橋高校の生徒や和洋女子大学、聖徳大学の学生がボランティアスタッフとして参加した。

 参加した児童からは「大変だったけど、楽しかった。また参加したいです」「お姉さんお兄さんたちが優しく教えてくれてうれしかった」、また、保護者からは「日頃なかなか体験できないことができ、働くことやお金の大切さを学ぶことができる、子どもたちにはとてもいい企画だと思います。来年もよろしくお願いします」といった声が上がった。

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