文教大学の学生と草加市が作製「福祉SOSゲーム」を草加市の地域福祉講座で初お披露目

プレスリリース発表元企業:文教大学

配信日時: 2017-01-24 08:05:04

文教大学(埼玉県越谷市)の森恭子ゼミナールの学生と草加市(埼玉県)が協働して「福祉SOSゲーム」を作製した。1月26日開催の「草加市地域福祉講座」で活用され、地域福祉をゲーム感覚で学ぶ。


 「福祉SOSゲーム」は、福祉問題に対してどう対応するかをゲーム感覚で鍛えることができる模擬体験型の教材。さまざまな福祉問題が書かれたカードを、どの社会資源(機関、施設、サービス、人物)が相談先として適切か、グループで話し合いながら判断した場所に配置していく。さまざまな福祉問題にふれてお互いに考えたり、社会資源を学んだり、あるいは自分の地域に不足している社会資源について気づいたりすることができる。模擬体験型の教材は全国でも珍しく、県内では初となる。

 森ゼミナールは平成21年度から草加市役所主催の「地域福祉講座」で講演をしており、平成27年秋から当時3年生だった学生と草加市役所の職員が「地域福祉講座」で住民参加型の楽しい取り組みができないかと模索した結果、「福祉SOSゲーム」の作製が決定した。静岡県が作製した模擬体験型教材である「HUGゲーム(避難所運営体験ゲーム)」から着想を得て、学生は草加市協力のもと市内の福祉施設や市役所の生活困窮者自立支援窓口等で実際に聞き込み調査を行い、たくさんの福祉問題の事例を集めて構想を練ってきた。平成28年度からは新3年生が引き継ぎ、試行をくりかえし改良を加えて完成した。

 「福祉SOSゲーム」は平成29年1月26日に行われる草加市の「地域福祉講座」で初めてお披露目となる。
 今後は、同市主催の講座や民生委員の研修などで活用される予定。また、同大でも福祉の基礎を学ぶ学生の教材として利用していく予定。

 地域福祉講座の詳細は以下の通り。

<平成28年度草加市地域福祉講座>
・日時: 平成29年1月26日 午後2時~午後4時
・会場: 草加市立中央公民館 第1、2講座室
※参加申し込みは締め切りました。

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