<速報> 4技能(RLWS)志願者数が急増! 4技能型アカデミック英語能力判定テスト 「TEAP」 今年度の志願者数動向 ~昨年度との比較分析~
配信日時: 2016-11-22 14:07:00
公益財団法人 日本英語検定協会(理事長:松川孝一、所在地:東京都新宿区、以下「英検協会」)は、このたび、4技能型アカデミック英語能力判定試験「TEAP(ティープ)」 (Test of English for Academic Purposes、以下 「TEAP」) におきまして、今年度と昨年度の志願者数を比較分析した結果、4技能(RLWS)志願者が急増していましたので、背景(考察)とあわせて発表させていただきます。
なお、今年度10月に実施しました、「TEAP-CBT」
(http://www.eiken.or.jp/teap/info/2016/pdf/20160323_pressrelease_teapcbt.pdf)
の志願者数につきましては除いております。
■今年度(2016年度)と昨年度(2015年度)のTEAP志願者数の比較
※表は下記URLよりご覧いただけます。
http://www.eiken.or.jp/teap/info/2016/pdf/20161122_pressrelease_teapanalysis.pdf
≪TEAP 年度別・技能別志願者数≫
1.RLWS(4技能)志願者数、2.RLW(3技能)志願者数、3.RL(2技能)志願者数、4.志願者数合計
2016年度 第1回:1.3,788、2.68、3.883、4.4,739
2016年度 第2回:1.3,184、2.82、3.978、4.4,244
2016年度 第3回:1.3,628、2.89、3.1,150、4.4,867
2016年度 年度合計:1.10,600、2.239、3.3,011、4.13,850
2015年度 第1回:1.2,196、2.43、3.2,510、4.4,749
2015年度 第2回:1.1,529、2.66、3.2,407、4.4,002
2015年度 第3回:1.1,583、2.49、3.2,743、4.4,375
2015年度 年度合計:1.5,308、2.158、3.7,660、4.13,126
特徴1)
●4技能(R,L,W,S)の志願者が急増
・今年度の4技能(RLSW)の志願者数は、昨年度よりも倍増し、2技能(RL)の志願者数は昨年度の40%に減少しました。
特徴 2)
●総志願者数はほぼ横ばい
・志願者が2技能から4技能にシフトしたため、今年度の総志願者数は、昨年度から5.5%微増と、ほぼ横ばいでした。
以下にこれらの特徴の背景を考察しましたので、ご参照願います。
■背景(考察)
1)4技能化重視の流れを受けたTEAP採用大学の急増
・今年度、文部科学省は英語教育改革の柱の一つに「4技能化」を掲げ、2020年の大学入試改革に向けても、4技能を総合的にバランスよく評価する方針を明確にしています。その影響もあり、外部検定試験を入試に導入する全国の大学が、4技能のスコア提出を受験生に求めるようになりました。実施開始から3年が経過したTEAPは、4技能をバランスよく測定できる試験として、クオリティと運営プロセスのセキュリティの両面から評価と認知を高めており、昨年度のTEAP採用大学数が22校であったのに対し、今年度は63校となりました。今年度のTEAP採用大学63校のうち4技能を求める大学数は53校となっており、昨年度2技能のみを求めていた大学のうち6校が今年度より4技能(併用含む)に変更しています。
なお、今年度のTEAP採用大学につきましては
(http://www.eiken.or.jp/teap/group/list.html )をご参照願います。
2)上智大学入試の4技能化に対する受験者動向
・今年度のTEAPにおいて、受験者に「第1志望の大学名」に関するアンケート調査をおこないました。その結果、TEAP受験者が志望する大学の上位を上智大学が占めていました。上智大学では、今年度から入試で求めるTEAPのスコアを2技能から4技能にすべて変更しているため、TEAP志願者全体の4技能シフトに色濃く影響していると考えられます。
3)高校2年生の志願者増加傾向
・今年度のTEAP志願者の内訳を調べてみると、いくつかの進学校において、「高校2年生」のTEAP受験を学校側で推奨いただいていることが分かりました。これは昨年度にはあまり見られなかった傾向で、高校においても大学入試での英語の4技能化への対応に関心が高まっていることの表れであると捉えています。
英検協会は、今後とも4技能化の推進に貢献すると共に、信頼性と、受験者の利便性を踏まえながら運用面にも配慮した、高品質の検定試験を提供してまいります。
◇
■公益財団法人 日本英語検定協会について
公益財団法人 日本英語検定協会は、「実用英語の普及と向上」を目的に1963 年に設立されました。以来、実用英語技能検定の実施・運営のほか、児童向けの「英検Jr.(旧・児童英検)」やビジネスパーソン向け英語能力テスト「BULATS(ブラッツ)」、留学・海外移住のための英語運用能力試験である「IELTS(アイエルツ)」、大学入試に対応した4技能型アカデミック英語能力判定テスト「TEAP(ティープ)」、さらには英語教育に関する優秀な研究企画に助成金を交付する「英検研究助成」制度など、実用英語の普及・向上に向けた様々な取り組みを展開しております。2012 年4 月、内閣府からの認定書交付を受けて正式な団体名称を「公益財団法人日本英語検定協会」に改めています。
英検協会ウェブサイト:http://www.eiken.or.jp/
<本件の問い合わせ先>
公益財団法人 日本英語検定協会 広報担当
TEL:03-3266-6840 FAX:03-3266-6570 E-mail : kouhou21@eiken.or.jp
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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