巨大な戦争絵画により注目を集める画家、後藤靖香 個展「必死のパッチ」を開催

プレスリリース発表元企業:京都精華大学 広報課

配信日時: 2016-11-22 10:00:00

京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮惠子)では、2016年12月16日(金)~2017年1月21日(土)の期間、後藤靖香個展「必死のパッチ」を本学ギャラリーフロールにて開催いたします。

後藤靖香氏(京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース卒業)は、幼少時より自身の祖父や大叔父の戦争体験について話を聞いて育ったことから、戦争に組み込まれていった無名の若者たちの葛藤や内面の苦しみ、公の歴史には記されてこなかったエピソードを丹念に調査し、劇画調の画面で表すスタイルで近年高い評価を受けています。本展では、太平洋戦争の末期、昭和19年(1944年)に、西陣織物統制組合に、第一次陸軍偕行社軍需部より、金属徽章の代わりに西陣織の「徽章」が合計120万個発註されたというエピソードを元にした18mの新作と、過去の代表作数点が展示されます。


■展覧会基本情報
展覧会名:『必死のパッチ』
出品作家:後藤靖香
会期  :2016年12月16日(金)~2017年1月21日(土)
時間  :10:00~18:00
休館日 :日曜日(ただし12月18日は開館)、
     年末年始(12月29日-2017年1月4日)、2017年1月9日(月)
入場料 :無料
会場  :京都精華大学 ギャラリーフロール
     (〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137)
協力  :TEZUKAYAMA GALLERY
展覧会ポスター/フライヤーデザイン:前田悠樹(マエダユウキ)

https://www.atpress.ne.jp/releases/116324/img_116324_1.jpg
「机上の空砲」 2013 鉛筆、墨、キャンバス/212(h)×430(w)cm×3点


■後藤靖香(GOTO Yasuka)
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※本画像掲載時には以下のクレジットの記載をお願いいたします。
Photo by Akiko Nakano

1982年広島県生まれ。2004年京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース卒業。広島県在住。
幼少時より自身の祖父や大叔父の戦争体験について話を聞いて育つ。戦争に組み込まれていった無名の若者たちの葛藤や内面の苦しみ、公の歴史には記されてこなかった戦闘行為外の無数のエピソードを丹念に調査し、劇画調の画面で表す現在のスタイルを築く。「絵画の庭-ゼロ年代日本の地平から」(2010年 国立国際美術館)、「ライフ=ワーク」(2015年 広島市現代美術館)、「六本木クロッシング」(2016年 森美術館)などのグループ展に参加。個展多数。VOCA展奨励賞(2011年)、絹谷幸二賞(2012年)受賞。

http://tezukayama-g.com/yasuka-goto/


■関連プログラム ※参加無料、ワークショップ以外は申込不要
◆12月16日(金) オープニングトーク&レセプション
 18:00~ 後藤靖香ギャラリートーク
      [会場]京都精華大学 ギャラリーフロール
 19:00~ レセプション
      [会場]京都精華大学 ギャラリーフロール横のテラス

◆12月17日(土) ワークショップ「調べると描きたくなる~自分の好きな事(もの)の100年前」
 13:00~16:00 [講師]後藤靖香
        [会場]京都精華大学 ギャラリーフロール
定員 :10名(申込順)
対象 :小学4年生以上
参加費:無料
持参物:書道セット・筆記用具
申込 :京都精華大学 ギャラリーフロール 075-702-5263

◆12月24日(土)、2017年1月14日(土) 展覧会企画者による作品解説
 14:00~ 会場:京都精華大学 ギャラリーフロール

◆2017年1月10日(火) トークイベント「戦争と物語」
 18:00~19:30 米粒写経(オフィス北野)×後藤靖香
 会場:京都精華大学 本館3F H303教室

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