滋賀県立大学が学生食堂で“魚のゆりかご水田米”を提供 -- 11月21・28日には社会人専門講座も実施

プレスリリース発表元企業:滋賀県立大学

配信日時: 2016-11-15 08:05:08

滋賀県立大学(滋賀県彦根市)は、11月21日(月)、22日(火)、24日(木)の3日間、カフェテリア(学生食堂)で、地元・彦根市下石寺の「魚のゆりかご水田米」を提供する。これは、大学COC事業の研究分野の一環である「生きもの豊かな農村づくり研究会」が「魚のゆりかご水田米」の普及啓発活動として行うもの。学生食堂は一般の人も利用可能。また、11月21日(月)・28日(月)には社会人専門講座「生きものを育む農業を考える」も実施する。


 滋賀県立大学は、文部科学省 平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択され、地域における課題解決に大学の教育・研究・社会貢献の力をもって、いっそう取り組んでいけるように事業を推進している。
 同事業「研究」分野の活動として平成26年2月に設立した「近江地域学会」では、多くの地域で該当する地域課題をテーマに情報交換・研究に取り組む分科会「研究会」を組織している。
 そのうちの1つである「生きもの豊かな農村づくり研究会」は「魚のゆりかご水田米」の普及啓発に取り組んでおり、このたび、活動の一環として同大のカフェテリア(学生食堂)で「魚のゆりかご水田米」を提供する。提供期間中はカフェテリア周辺で、滋賀県が所有する「魚のゆりかご水田模型」を展示。「魚のゆりかご水田プロジェクト」について紹介する。

 また、11月21日(月)・11月28日(月)の2日間、社会人専門講座「生きものを育む農業を考える」を実施。環境こだわり農業や生きものを育む水田の技術や県の取り組みについて紹介する。概要は下記の通り。

■「魚のゆりかご水田米」の提供
【日 程】 11月21日(月)、22日(火)、24日(木) 合計3日間
【場 所】 滋賀県立大学生活協同組合 カフェテリア(学生食堂)
【時 間】
 カフェテリア営業時間: 11:00~14:00/18:00~20:00
※各営業日ご飯の売り切れまで
※ご飯が使用される商品すべてが魚のゆりかご水田米になります
【価 格】
・Lサイズ(350g):133円
・Mサイズ(250g):102円
・Sサイズ(170g):82円
・SSサイズ(110g):61円
【販 売】 滋賀県立大学生活協同組合
【米の提供】
 農業組合法人フレンドリーファームいしでら(滋賀県彦根市石寺町1197)
※フレンドリーファームいしでらでは、当企画に合わせて新たに「魚のゆりかご水田米」の県認証を取得
【企 画】 近江地域学会研究会「生きもの豊かな農村づくり研究会」

■社会人専門講座「生きものを育む農業を考える」
【日 程】
・第1回講座: 11月21日(月) 13:10~14:40
「田んぼが育む生物多様性」
 講師: 環境科学部 助教 皆川明子
・第2回講座: 11月21日(月) 14:50~16:20
「田んぼの生きものを守る小さな取り組み」
 講師: 環境科学部 助教 皆川明子
・第3回講座: 11月28日(月) 14:50~16:20
「生きものがお手伝い」
 講師: 環境科学部 教授 増田佳昭
 ゲスト講師: 喜多酒造(株) 代表取締役社長 喜多良道 氏
※詳細は添付PDFファイルを参照。

(参考)
・「魚のゆりかご水田米」 http://www.pref.shiga.lg.jp/g/noson/fish-cradle/yurikagosuidennmai.html
 滋賀県では、田んぼに遡上できるよう設置した魚道を通り、田んぼで産卵・繁殖している状況を確認するとともに、魚への影響の少ない農薬(除草剤)を使用するなど、魚にやさしい田んぼでつくられたお米を「魚のゆりかご水田米」として認証している(滋賀県ホームページより引用)。

▼本件に関する問い合わせ先
 公立大学法人滋賀県立大学 地域共生センター
 〒522-8533 彦根市八坂町2500
 TEL: 0749-28-9851
 FAX: 0749-28-0220
 Mail: coc-biwako@office.usp.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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