武蔵大学のグローバル教育への取り組み -- 3学部すべてでグローバル市民育成に向けたプログラムとコースが本格始動

プレスリリース発表元企業:武蔵大学

配信日時: 2016-10-24 08:05:04

武蔵大学は、グローバルリーダーの育成に向けて、2015年度から「ロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」を経済学部で開始。さらに、2017年度から人文学部では「グローバル・スタディーズコース(GSC)」を、社会学部でも「グローバル・データサイエンスコース(GDS)」を設けて、さらなるグローバル市民の育成をめざす。同大の最近の取り組みは、以下の通り。


【人文学部・社会学部でグローバルに特化した新コースを設置!】
◆今、求められるグローバル人材を育成する「グローバル・スタディーズコース」(GSC)
 日本企業が海外展開する際の課題として、グローバル化を推進する人材の不足を一番に挙げている。同大ではグローバル教育推進の取り組みとして2017年度、人文学部に「グローバル・スタディーズコース(GSC)」を新設。GSCは、個別指導(コーチング)などを用い、グローバル市民として能動的に活躍できる人材を育成する特訓コースとなっている。英語プログラムをはじめ、留学の支援を目的としたドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語のプログラムがある。

《プログラム例:英語プログラム》
 留学先での学習に対応できるよう、英語による授業の修得単位が全体の約7割を超えることが卒業要件として求められる。英語で行う同大の授業と海外留学による単位認定だけで卒業単位を満たすことも可能。

《コースのPoint》
 ・高い目標を定めた語学力強化のためのカリキュラム
 ・6カ月または1年間の留学の推奨
 ・外国語学習サポートを目的とした個別指導(コーチング)の提供


◆データサイエンス・スキルと語学力を磨く「グローバル・データサイエンスコース」 (GDS)
 次世代を担うグローバルな視野とデータサイエンス・スキルを備えた人材を育てるため、2017年度から社会学部に「グローバル・データサイエンスコース」(GDS)を新設する。GDSは、社会を科学的に見る方法としてデータを分析し、意味ある知見を引き出し、それを意思決定などに活用する、いわば次世代の情報リテラシーともいうべき能力としての「データサイエンス・スキル」と、「英語」の双方を4年間で身につけていく取り組みとなっている。

《目標とコースのPoint》
 ・国際化に対応した英語に代表される語学力
  外国語現地実習などの、豊富な語学の学びで培う
 ・説得力あるエビデンスを作り出すデータマイニング能力
  さまざまな社会調査・分析のための方法科目が準備されている
 ・社会課題を解決する上で必要な、対話力、共感力、調整力
  1年次から4年次まで、ゼミの武蔵ならではの豊富なゼミで鍛える
 ・学びを実社会で活かすための、実行力、表現力
  海外での職業体験や、学外での卒業活動など社会そのものがフィールド



【グローバル教育の推進に合わせた新入試制度を開始!】
◆PDPの履修を確約する特別選抜入試「PDPパスポート型」
 「ロンドン大学と武蔵大学とのパラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」は、日本にいながらロンドン大学の学位も取得できるプログラムで、日本初の取り組み。経済学部の学生が対象で、語学の成績などで約30名を選抜。各年次で成績基準を満たした上で、ロンドン大学のIFP(基礎教育プログラム)・IP(国際プログラム)を学びすべての試験に合格すれば、ロンドン大学経済経営学士号が取得できる。

《PDPのPoint》
 ・日本にいながら2つの学位が取得できる
 ・ノーベル賞受賞者を7名輩出した世界水準の授業が受けられる
 ・武蔵大学のゼミも4年間履修できる

《特別選抜入試「PDPパスポート型」とは》
 通常、PDPの履修は、4月の入学時に選抜を行うが、特別選抜入試【PDPパスポート型】による入学者は入学時の選抜なく履修を確約する。

以下のいずれかを満たせば出願が可能
 1. TOEFL(R) iBT 62点以上
 2. IELTS オーバーオール・バンド・スコア5.0以上
 3. TOEIC(R) 及び TOEIC(R)S&W 994点以上
 4. 実用英語技能検定準1級以上
 5. TEAP(4技能) 298点以上
 ※2017年度入試は終了


◆英語4技能の外部検定試験を活用した入試「全学部統一グローバル型」
 2017年度入試より英語4技能資格・検定試験(聞く、読む、話す、書く)*を活用した入試方式「全学部統一グローバル型」を導入する。これは、文部科学省の2015年3月31日付「英語力評価及び入学者選抜における資格・検定試験の活用促進について(通知)」等や学習指導要領に対応した高大接続に向けた取り組み。
*指定する英語資格・検定試験(4技能):実用英語技能検定/IELTS(TM)/TEAP/TOEFL (R)iBT/TOEIC(R)/TOEIC(R)S&W/GTEC CBT(人文・社会学部のみ)

《一般方式「全学部統一グローバル型」とは》
 各学部学科が指定する英語資格・検定試験(4技能)*の基準を満たした上で、英語以外の1科目(2科目受験した場合は高得点を使用)の得点を合否判定に使用する。

 ・人文学部の合格者は、新コース:グローバル・スタディーズコース(GSC)に所属することが可能に
 ・すべての学部学科に出願可能
 ・解答はすべてマークシート
 ・試験日:2017年2月2日(木)

▼本件に関するお問い合わせ先
 武蔵大学 広報室 担当: 山野(やまの)・下川(しもかわ)
 〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
 TEL: 03-5984-3813
 FAX: 03-5984-3727
 E‐mail: pubg-r@mml.sec.musashi.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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