ウエスタンデジタル、新たにSSD2製品で認証を取得、VMware環境下におけるアプリケーションワークロードの需要増大に対応

プレスリリース発表元企業:サンディスク株式会社

配信日時: 2016-10-21 14:00:07

VMware認証ポートフォリオを拡大、新しいオールフラッシュVirtual SAN Ready NodeでHPEと連携



スペイン・バルセロナ、2016年10月17日 - ウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ: WDC、以下、ウエスタンデジタル)は本日、同社の最も強力なデータセンター向けデバイスである2製品がVMware(R)環境下における認証を取得したことを発表しました※1。認証を取得したのは、大容量でありながら費用対効果の高い「SanDisk(R) CloudSpeed™ Eco Gen. II SATAソリッドステートドライブ(SSD)」と、VMwareの最高のパフォーマンスクラスに位置づけられた※2「HGST Ultrastar(R) SN100 PCI Express (PCIe) NVMe SSD」です。両製品は、単体で使用する場合でも、データセンターでのメリット拡大を目的として併用する場合でも、堅実なパフォーマンスを発揮し、仮想デスクトップ、データベース、Eメール、クラウドサービスなどビジネスクリティカルなアプリケーションに高速な応答性をもたらします。新たに認証を取得したこの2種類のSSDと、HPE(R)との連携で生まれた新しいオールフラッシュのVirtual SAN Ready Nodeは、VMware Europeのブース(No. G313)で紹介されました。
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VMware vSphere(R)、Virtual SAN™、VMware Cloud Foundation™対応のウエスタンデジタルのポートフォリオは、WD(R)、HGST、SanDiskの各ブランドのNVMe、SATAおよびSASのSSD、ソフトウェアやハードディスクドライブ(HDD)を含め200以上に上り、この2種類のSSDもここに加わります。

ウエスタンデジタルのエンタープライズ&クライアントコンピュートソリューションズ・マーケティング担当バイスプレジデントであるアーナンド・ジャヤパランは、「CloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDとNVMe準拠のUltrastar SN100 PCIe NVMe SSDが認証を取得したことで、ウエスタンデジタルのポートフォリオの幅はさらに拡大し、仮想化ワークロードに対するCPUやストレージリソースの最適化と、お客様のあらゆる用途への対応が可能になりました。また、OEM、チャネルパートナーを通じて、多くのお客様が抱えるデータに関する最重要課題に留意して設計された完全なハイパーコンバージドインフラシステムを提供する新しいVMware Virtual SAN Ready Nodeを実現します。IT管理者は、独自のソフトウェアデファインドストレージを構築するか、あるいは既存または新しいクラウド環境にVirtual SAN Ready Nodeを導入するかという、他にはない選択肢を手にします」と述べています。

Ultrastar SN100 PCIe NVMe SSDとCloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDは、オールフラッシュおよびハイブリッドデータセンターへの需要の高まりに対応するために設計されました。キャッシングに適したNVMe準拠のUltrastar SN100 SSDと、大容量のCloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDを組み合せて使用することによって、ユーザーはクラウド環境での厳しい、予測不可能なウェブトラフィックの管理に最適化された、高パフォーマンスのオールフラッシュVirtual SANを構成することができます。CloudSpeed Eco Gen II SATA SSDは信頼性と経済性の高いキャッシュ層として、大容量の「HGST Ultrastar HeliumプラットフォームHDD」と組み合わせたVirtual SAN Nodeを構成することで、データウェアハウス、コーポレートファイルシステム、データバックアップ、アーカイブなどさまざまな用途に対応します。

Ultrastar SN100 PCIe NVMe SSDは、大量、または混在したワークロードの大規模なデータセンターやクラウドサービス環境に最適です。最大容量3.2TB※3とNVMe規格の速度により、低レイテンシおよび予測可能な性能を高いデータ集中型アプリケーションに提供することで、VMware環境のデータセンターにおいて時間当たり高いトランザクション処理を実現し、さらにITリソースの低減が図れます。またUltrastar SN100 PCIe NVMe SSDは、VMwareの標準NVMeドライバーを活用した2.5インチ型フォームファクターの製品で、データセンターでの展開も容易です。

CloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDによって、ハイブリッドまたはプライベートクラウドを提供するクラウドサービスプロバイダーは、高い費用対効果でフラッシュストレージソリューションを展開し、増大するデータ量に対応することができるようになります。これにより、VMware環境のデータセンターは、総所有コスト(TCO)を低く抑えながら、より幅広い顧客層へサービスを提供することが可能になることで、サポートするアプリケーションの幅もさらに広がります。CloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDは、480GB※4から1.92TB※5まで多様な容量モデルを用意しています。スループットは非常に信頼性が高く、シーケンシャル読み出し速度は最大530MB/秒※6で、かつ消費電力が少なく、優れたデータ保護を実現しています。

VMwareのストレージ・アベイラビリティ・ビジネスユニット、製品担当バイスプレジデントのリー・キャスウェルは、「VMwareはウエスタンデジタルと密接に協力して、ソフトウェアデファインドデータセンターでのフラッシュ採用を推進しています。新しいVirtual SAN Ready Node、およびCloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDとUltrastar SN100 PCIe NVMe SSDの認証取得により、ITで競争優位性を図る企業は、企業向けフラッシュのメリットを容易に手に入れることができます」と述べています。

VMware環境に対応するウエスタンデジタルの新しいVirtual SAN Ready Node、HPE(R)を通じて提供
ウエスタンデジタルはHPEと連携し、VMwareデータセンターの顧客向けに、SASエクステンダーと「SanDisk Lightning」 SAS SSDを活用して高い費用対効果でストレージの可能性を拡大するための方法を、新たに5つ紹介しました。この新しいオールフラッシュのVirtual SAN Ready Nodeにはテスト・検証済みの構成と各ソリューションがバンドルされており、33.6TBのフラッシュストレージ容量の組み込みや、さまざまなアプリケーションおよびワークロードの管理向上など、多くの潜在的なメリットをもたらします。具体的なVirtual SAN Ready Nodeモデルには、AF-6: HPE DL360 Gen9、AF-6: HPE DL380 Gen9、AF-8: HPE DL360 Gen9、AF-8: HPE DL380 Gen9、AF8: DL380Gen9AF8 - 3が用意されています。

製品情報と販売
新しく認証を取得した2種類のSSDは現在ウエスタンデジタルの販売代理店を通じて提供しています。
CloudSpeed Eco Gen. II SATA SSDに関する製品詳細や仕様は、下記をご覧ください。
https://www.sandisk.com/business/datacenter/resources/data-sheets/cloudspeed-eco-genii-sata-ssd-datasheet
Ultrastar SN100 PCIe NVMe SSDおよびUltrastarデータセンターソリューションの全ファミリーに関する詳細は、下記でご覧いただけます。
https://www.hgst.com/products/solid-state-solutions/ultrastar-sn100-series
新しいVirtual SAN Ready Nodeに関する詳細は、下記をご参照ください。
http://www.vmware.com/resources/compatibility/detail.php?deviceCategory=vsan&productid=40548&deviceCategory=vsan&details=1&vsan_type=vsanreadynode&vsan_partner=515&page=1&display_interval=10&sortColumn=Partner&sortOrder=Asc

■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)は、データを作成、活用、体験、保存するためのストレージ技術やソリューションを提供する業界リーダーであり、お客様志向のイノベーションを取り入れた、高効率で柔軟性が高く、高速、高品質で魅力的なストレージソリューションを幅広く提供することによって、変化を続ける市場ニーズに対応しています。ウエスタンデジタルの製品は、HGST、サンディスク、およびWDのブランドでOEMや代理店、リセラー、クラウドインフラストラクチャ・プロバイダーに提供され、一般消費者向けにも販売されています。財務および投資家情報は、投資家向けウェブサイトinvestor.wdc.com.をご覧ください。

■HGSTについて
ウエスタンデジタル(NASDAQ: WDC)傘下ブランドのHGSTは、データの持つ価値、パワーをさらに生かします。我々の、よりスマートなストレージソリューションはマーケットと企業活動の活力となり、クラウド、エンタープライズおよび洗練されたインフラ基盤の可能性を拡げ生活を豊かにします。詳しくはホームページをご覧ください。www.hgst.com

■サンディスクについて
ウエスタンデジタル(NASDAQ: WDC)傘下ブランドのサンディスクは、信頼のおける革新的なフラッシュストレージ製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの高品質で最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。

※1: VMware VCG VSAN
※2: Class Fの仕様を超える認証。
※3: 1TB = 1,000,000,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
※4: 1GB =1,000,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
※5: 実際の容量は1.92TB。
※6: 社内試験結果に基づく。

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