NEC、生体認証システムを提供しているインドのアドハープログラムの登録者数が10億人を突破

プレスリリース発表元企業:NEC Corporation

配信日時: 2016-10-12 12:12:09

TOKYO, Oct 12, 2016 - ( JCN Newswire ) - NECが生体認証システムを提供し、インドの固有識別番号庁(UIDAI)が推進する、国民一人ひとりに固有のIDを発行する「Aadhaar(アドハー)プログラム」の登録者数が本年4月に10億人に達しました。NECは、指紋・顔・虹彩を活用する大規模生体認証システムを提供することで本プログラムに貢献しています。

UIDAIは、公共サービスや金融サービスを国民が公平に享受できる社会を目指して、国民の名前や住所、生体情報を収集・管理するアドハープログラムを推進しています。システムに登録された国民一人ひとりに固有の12桁の数字(ID)が発行されます。公共機関や銀行は、このIDにより社会保障の受け取り時や口座開設時の本人確認を行います。

IDは、重複して発行されないことが重要です。NECが提供する大規模生体認証システムは、指紋・顔・虹彩の3つの生体情報を活用します。本システムは、同一人物の二重登録を防ぐために利用されており、10億人を超える登録済みの生体情報と、新規登録希望者の生体情報の照合を行い、一日100万件以上の登録処理が可能です。このため、登録済みの情報と、登録希望者の情報を高精度・効率的に照合し、なりすましの防止や手続きの簡素化を実現しています。

なお、NECの指紋認証技術・顔認証技術は、米国国立標準技術研究所が実施したベンチマークテストにおいて、世界1位の照合精度を有するとの評価を得ています(注)。また、アドハープログラム向けに認証アルゴリズムを調整しています。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://jpn.nec.com/press/201610/20161012_02.html

(注)
http://jpn.nec.com/biometrics/face/technology/world.html
http://jpn.nec.com/biometrics/fingerprint/technology/world.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

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