“母乳育児支援”のボランティア団体「ラ・レーチェ・リーグ日本」がNPO法人に

プレスリリース発表元企業:NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本

配信日時: 2016-10-06 10:30:00

25年近くにわたり全国的に母乳育児の支援を提供してきたラ・レーチェ・リーグ日本(所在地:大阪府四條畷市、代表理事:森 あさよ)は、より多くのお母さんにその情報と経験を届けるため、2016年9月28日にNPO法人としての認証を受けました。

NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本: http://www.llljapan.org/


2016年8月に厚生労働省が公表した「乳幼児栄養調査」によれば、妊娠中の93%以上のお母さんが母乳で育てることを希望し、生後3ヵ月では混合栄養も含め約9割が母乳育児をしています。このように、母乳育児は多くのお母さんにとって子育てのスタートに大きくかかわっており、あたたかく適切な母乳育児支援を受けられることは、その先長く続く子育てにとっても、大きな意味を持ちます。

母乳育児は毎日の生活の中にあって、成長する赤ちゃんと共に日々続いていきます。その中で、子育て中のお母さんどうしの話を聞き合い、経験を分かち合うことは母乳育児の大きな助けとなります。私たちの活動の特徴は、その「お母さんどうしのサポート」を提供することにあります。

WHOやユニセフとも協力関係にある国際的な組織を母体とする当法人には、科学的に裏付けられた確かな母乳育児の情報と、積み重ねた支援のスキルがあります。NPO法人としての認証を受けた今後は、それらを提供することでほかの子育て支援機関との連携も図りながら、母乳で育てたいお母さんがいつでも励ましと適切な情報を得られることを目指して、活動を続けてまいります。


■主な活動内容
・母乳育児の「集い」の開催
・1対1の母乳育児相談
・母乳育児に関する講演会の開催など情報発信
・母乳育児に関する発行物の執筆、翻訳、出版、販売
・母乳育児支援を支える効果的なコミュニケーション・スキル学習会の開催

※「集い」は、赤ちゃんをあやしたり、授乳したりしながら、母乳育児についての経験を語り合う場です。

参加したお母さんからは、次のような感想がよく聞かれます。
「お母さんどうし集まっても母乳の話はする機会がないので、それを話せただけでも参加してよかった」
「“これでいいのかなぁ”という不安が、集いで話すことで“これでいいんだ”という思いになり、気持ちが楽になった」
「育児をしているとついついひとりで悩んでしまうけど、集いには同じ悩みの人がいて、自分ひとりだけではないと勇気づけられた」
「集いでは色々と話が聞けて、それを参考に自分なりの解決方法を見つけることができた」

※「集い」の進行や母乳育児相談は、ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル認定リーダーが行います。リーダーは、母乳育児の経験がある母親で、定められたトレーニングを受けて認定されています。


■団体概要
名称  : NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本
代表者 : 代表理事 森 あさよ
URL   : http://www.llljapan.org/
Twitter : https://twitter.com/llljapan (@llljapan)
Facebook: https://www.facebook.com/llljpn/

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