ウエスタンデジタル、世界初となる1TB SDXCカードのプロトタイプをフォトキナ2016で実演

写真撮影と映像撮影業界にサンディスクのイメージング技術の将来を示す

ドイツ・ケルン、2016年9月20日 - ストレージ技術とソリューションを提供するグローバルリーダーであるウエスタンデジタルコーポレーション（NASDAQ： WDC、以下、ウエスタンデジタル）は本日、世界有数の写真や映像のプロ向け展示会フォトキナ2016で、1TBのサンディスク SDXC™カードのプロトタイプを発表しました。4K、8Kなどの高解像度なコンテンツへの需要が高まる中、当社はデータ・インテンシブなコンテンツ制作の需要の急激な増大を支えるソリューションにより、技術の限界に挑戦し続けています。

ウエスタンデジタルのコンテンツソリューション部門でプロダクトマネージメント担当バイスプレジデントであるディネッシュ・バハールは、「最先端のイメージング技術を披露できたことを大変光栄に思います。16年前に初めて64MBのサンディスク SD™カードを発売し、本日、遂に1TBの容量を実現しました。その間、イメージング業界において革新的であり続け、業界を先導していくという目標は終始一貫しています。仮想現実（VR）、ビデオ監視および360度ビデオなどの高解像度コンテンツや大容量のアプリケーションの普及が驚くべき速さで進んでいる現在、今回の1TBのサンディスク SDカードのプロトタイプは、非常に大きな成果の一つとしてあげられます」と述べています。

フォトキナ2014において、512GBという記録的なサンディスク　エクストリーム　プロ SDXC UHS-Iのメモリーカードを発表して以来、ウエスタンデジタルは、独自の技術を用いてSDカードと同じフォームファクターで容量をほぼ倍増できることを証明しました。カードの容量が増えれば、プロのビデオグラファーやフォトグラファーの可能性を広げることにつながり、カードの交換のために撮影を中断することなく、最高品質のコンテンツをより多く創り出せるようになります。

Stargate StudiosのCEOであり、全米撮影監督協会の会員でもあるサム・ニコルソン氏は「わずか数年前まで、1TBの容量を持つSDカードは遠い未来のことだと考えられていましたが、これが現実となる瞬間に立ち会えることは素晴らしいことです。VRなどのアプリケーションの需要は拡大していますが、私たちも当然、屋外での高画質の連続撮影に1TBのカードを使用することになります。大容量カードを使用すれば、撮影を中断せず、作業の流れがスムーズになります。そして、カードを取り換えるため撮影を止めている間に大事な瞬間を逃す心配もなくなります」と述べています。

ウエスタンデジタルは、フォトキナ（ホール：02.1、ブース：A014）でサンディスク SDXCカード 1TBのプロトタイプを実演し、最新製品のラインナップを展示します。

■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタル（NASDAQ:WDC）は、データを作成、活用、体験、保存するためのストレージ技術やソリューションを提供する業界リーダーであり、お客様志向のイノベーションを取り入れた、高効率で柔軟性が高く、高速、高品質で魅力的なストレージソリューションを幅広く提供することによって、変化を続ける市場ニーズに対応しています。ウエスタンデジタルの製品は、HGST、サンディスク、およびWDのブランドでOEMや代理店、リセラー、クラウドインフラストラクチャ・プロバイダーに提供され、一般消費者向けにも販売されています。詳細については、www.hgst.com、www.wd.com、www.sandisk.comをご覧ください。

■サンディスクについて
ウエスタンデジタル（NASDAQ: WDC）傘下ブランドのサンディスクは、信頼のおける革新的なフラッシュストレージ製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの高品質で最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。

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