ルネサスがファスト・ロジック・ポートフォリオのライセンスを購入

プレスリリース発表元企業:Alliacense

配信日時: 2012-04-03 17:22:00



(米カリフォルニア州クパティーノ)- (ビジネスワイヤ) -- アライアセンスは本日、ルネサス エレクトロニクス株式会社がファスト・ロジック(Fast Logic™)ポートフォリオのライセンスをTPLグループから購入したことを発表します。日本に本社を置くルネサス エレクトロニクス株式会社は、マイクロコントローラーのサプライヤーとして世界第1位にあり、マイクロコントローラー、SoCソリューション、広範なアナログデバイスおよびパワーデバイスを含む先進的半導体ソリューションの一流サプライヤーでもあります。

本ライセンスプログラムを2007年に開始して以来、サムスン、モトローラ、フィリップス、GE、ノキアを含め、30以上の世界一流エレクトロニクス企業がファスト・ロジック・ライセンスを既に購入しており、ルネサスが今回、購入企業の一角を占めることになります。

TPLグループは、ライセンシーを保護する取り組みを一貫して行っています。2011年9月には、ファスト・ロジック・ポートフォリオを侵害していると見なした18社を相手取り、米デラウェア州地区連邦地方裁判所へ特許侵害訴訟を提起しました。提訴された18社のうち数社は、ライセンスを最近購入しています。

アライアセンスについて

アライアセンスは、知的財産権(IP)ライセンシングプログラムの設計・実施におけるリーダー企業として認められています。IPライセンシング戦略家、技術専門家、事業開発と経営で豊富な経験を持つエグゼクティブから成る専門集団のアライアセンスは、管理するIPポートフォリオに対する認識を深め、その価値を高めることに傾注しています。詳細情報についてはwww.alliacense.comをご覧ください。

ファスト・ロジック(Fast Logic™)ポートフォリオについて

ファスト・ロジック・ポートフォリオには、米国特許第5030853号「リング・セグメント・バッファーを利用した高速ロジック・メモリー・ファミリー」、米国特許第5391949号「差動ラッチ・インバーター回路」、米国特許第5247212号「相補型論理入力パラレル(CLIP)論理回路ファミリー」、米国特許第5001367号「相補型電界効果トランジスター論理回路」、米国特許第5363001号「ランダムアクセスメモリー用データ入力レジスター」が含まれます。

先見の明のある科学者でサンダーバードテクノロジーズ創設者のアルバート・ヴィナル氏によるこれらのイノベーション成果は、今日の電子機器を構築する共通の要素になっています。サンダーバードテクノロジーズは高速メモリーと高性能トランジスターの設計向けに基礎的な設計技術を開発しています。サンダーバードによる高速メモリー設計には、回路と関連トランジスターの設計に対する改善が含まれます。TPLグループは2007年、ファスト・ロジック・ポートフォリオとして保護されたこれら基礎的イノベーションの成果を発展させるべく、サンダーバードと提携することとなりました。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先
for Alliacense
Tina Gutierrez, 408-446-4222
tinag@tplgroup.net

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ