父親による父親のための『パパスクール』を開催 児童虐待撲滅のために横浜市全18区で年間54回実施

プレスリリース発表元企業:NPO法人 全日本育児普及協会

配信日時: 2016-08-08 13:00:00

子育て支援を行うNPO法人 全日本育児普及協会(所在地:神奈川県横浜市、会長:佐藤 士文)は、増え続ける児童虐待を無くすために、地域の父親による父親のための子育て講座『パパスクール』を開催しています。2016年度は、横浜市の全18区を対象に合計54回の講座を行う予定です。

『全日本育児普及協会』ホームページ
http://ikujifukyu.com/


≪『パパスクール』開催の背景≫
児童虐待の件数は毎年過去最高を更新し続けております。虐待者の約3割は父親であり、児童の心理的虐待となる「面前DV」の行為者も父親が多いことが想定されます。そのようななか、横浜市の父親たちが「まずは父親に児童虐待や面前DVのことを知ってもらい被害を未然に防ごう」と地域の父親への啓蒙を始めました。


≪知識の啓蒙と夫婦のパートナーシップ向上を図る≫
全日本育児普及協会では、父親自身が講座を開けば参加者も参加しやすく親近感がわくはずと、父親による父親のための子育て講座として『パパスクール』を開催しています。『パパスクール』では児童虐待やDVの種類、予防策、夫婦のパートナーシップ向上方法などを地域の父親が講師となり、参加者と同じ父親目線で伝えます。
横浜市・NPO・公共の施設が協働し、横浜市の全18区を対象に2016年度は合計54回実施する予定であり「地域における父親育児支援講座開催支援事業」として活動してまいります。

※「地域における父親育児支援講座開催支援事業」は、横浜市からの委託事業です。


≪日本最大級の取り組み≫
ひとつの地域で年間54回、父親に特化した講座を行うのは日本でも最大級の取り組みです。横浜市では2012~2014年度に同様の事業を小規模で実施しており、3年間で合計約250人が参加しました。2016度は54回開催し、年間合計1,000人以上の参加者を目標としています。


≪『パパスクール』の繋がり≫
『パパスクール』はただ学ぶだけでなく、参加者同士が交流できる講座内容となっており、講座後も参加者同士が繋がり、子育てを通じた家族ぐるみの付き合いや地域の繋がりに発展しております。参加者の中には「自分も講師として登壇し、児童虐待防止などを啓蒙していきたい」と受講後に講師になった父親もいます。
『パパスクール』を開催する場所は、子育て支援拠点や親と子の集いの場など普段男性があまり足を運ばない場所であり、この講座がきっかけとなり地域にある施設を利用し始める家族も多くいます。
『パパスクール』の一番の特長は「講師が地域に住む現役の父親たち」であること。熱い気持ちを持った父親が、草の根の活動を広めています。


■直近の開催概要
日時  :9月3日(土) 10:30~12:00
場所  :横浜市大場地域ケアプラザ
アクセス:横浜市青葉区大場町383-3
TEL   :045-975-0200
参加費 :無料
お申込 :予約制(20名前後を予定)


■法人概要
NPO法人 全日本育児普及協会は、主に父親の子育てを支援する団体です。父親による児童虐待を撲滅する活動や、パタニティ・ハラスメントを撲滅する活動、子育てに関する講演や父親の子育て教室の企画・運営を行っております。

名称  : NPO法人 全日本育児普及協会
設立  : 2012年8月(法人取得 2013年2月)
代表者 : 会長 佐藤 士文
所在地 : 神奈川県横浜市港南区
事業内容: 1. 父親学級の開催
      2. 講演会、セミナーの開催
      3. 家族ダンスのレッスン
      4. 男性の育児休暇増加のためのコンサルティング
      5. 子育てクラブや施設の運営
URL   : http://ikujifukyu.com/

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