平成28年度モザンビーク石炭研修を実施

プレスリリース発表元企業:JOGMEC

配信日時: 2016-07-27 16:33:18

~モザンビーク石炭産業の技術向上に貢献~

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、6月17日(金)から7月14日(木)にかけて、JOGMEC技術センター(幕張)を拠点とし、「モザンビーク石炭産業人材育成事業日本受入研修」を実施しました。本研修にはモザンビーク鉱物資源エネルギー省をはじめとした政府関係機関等の技術者10名が参加しました。



 モザンビーク石炭産業人材育成事業日本受入研修は、平成24年10月に日本とモザンビーク共和国の両政府が合意した“石炭産業発展5カ年プラン”を具現化するため、JOGMECが平成28年3月、同国鉱物資源エネルギー省と署名交換した年次計画書(第3年次)に基づき実施するものです。
 本研修は昨年度に引き続き、今回で3回目の実施となります。

 今回の研修プログラムは、これまで研修生から評価が高かった石炭開発に必要なリモートセンシング技術、地表調査、物理探査等の探査技術、クリーン・コール・タウン(CCT)、炭量評価をはじめとする経済性評価等の講義のほか、我が国における石炭等の鉱山開発および石炭利用技術について当該生産現場等にて研修を行いました。
 特にモザンビークの炭鉱は、ほとんどが露天掘のため、坑内掘炭鉱(釧路炭鉱)は多くの研修生が印象に残った訪問先として挙げていました。
 また、将来にわたる日本の理解者を増やすことを目的として、技術講義以外にも、日本語教室、折り紙、日本食文化の体験、研修旅行を通じて日本の文化や社会を紹介し、日本をより深く理解して頂くことに努めました。

 講義最終日に行った討論会では、日本人専門家の技術指導力ならびに研修内容に対して、参加した技術者より高い評価を受けました。また、滞在期間中に交流した日本人の親切な対応や研修内で体験した日本語や日本文化に接する機会などを通じ、日本に対して好印象をもっていただくことができました。

 研修最終日の閉講式では、経済産業省石炭課より塚田企画官、モザンビーク大使館よりバザール領事にご出席頂き、塚田企画官から研修生への御祝辞を賜りました。

 JOGMECは今後も本事業を通じ、モザンビークの人材育成を行うことにより同国技術者のさらなる技術力向上に貢献するとともに、同国との一層の関係強化を図ってまいります。

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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000159.html?mid=pr_160727

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