ロサンゼルス港が米国環境保護庁の第1回気候リーダーシップ賞を受賞
配信日時: 2012-03-02 18:39:00
気候変動に対する取り組みへのリーダーシップと温室効果ガスの排出量削減が評価される
(米カリフォルニア州サンペドロ)- (ビジネスワイヤ)-- ロサンゼルス港は米国環境保護庁(EPA)から第1回気候リーダーシップ賞(Climate Leadership Award)を受賞しました。この賞は気候変動に対する取り組みで優れたリーダーシップを発揮した企業や組織を評価するものです。この賞は、気候変動役員協会(Association of Climate Change Officers)、気候エネルギーソリューションセンター(Center for Climate and Energy Solutions)、気候レジストリー(The Climate Registry)と共にEPAから授与されました。
EPA大気・放射局アシスタントアドミニストレーターのジーナ・マッカーシー氏は、次のように述べています。「ロサンゼルス港が模範的なリーダーシップを発揮し、気候に有害で健康を脅かす炭素汚染の削減に取り組んでいることは称賛に値します。ロサンゼルス港と気候リーダーシップ賞の受賞者はすべて、気候変動の軽減に取り組む組織が同時に効率的・革新的・競争的でもあることを実証しています。」
ロサンゼルス市のアントニオ・ビヤライゴーサ市長は、次のように述べています。「私たちは業界、規制機関、世界各地の港湾と緊密に連携し、海運業界が環境的にも経済的にも持続可能な方法で成長できるように取り組みました。今回の受賞は、ロサンゼルス市と当港が経済的成長と持続可能なビジネス手法とのバランスを効果的に取れるよう継続的に努力していることを証明しています。」
ロサンゼルス港エグゼクティブディレクターのGeraldine Knatz博士は、次のように語っています。「ロサンゼルス港は港湾関連の温室効果ガス削減に向けた取り組みで、国際的リーダーとしての地位を確立すべく努めてきました。現在、我々の多くのプログラムが世界各地の港湾の模範となっていることを誇りに思います。」
当港がEPAからサプライチェーンリーダーシップのカテゴリーで表彰されたのは、温室効果ガス(GHG)削減目標、包括的なトラッキング、温室効果ガスインベントリのほか、組織のバリューチェーンにおけるリーダーシップと排出量管理を評価していただけたためです。EPAはほかにもIBM、フォード・モーター・カンパニー、ギャップなどの企業に気候リーダーシップ賞を授与しました。気候リーダーシップ賞と受賞企業・組織の詳しい情報については、こちらをクリックしてください。
EPAは、当港がリーダーシップを発揮して世界の港湾がカーボンフットプリントを測定・削減できるツールを提供したことを称えました。当港はサプライチェーンレベルにおける温室効果ガス管理を目指し、2006年にグリーンリース方針を採用しました。この方針ではテナントリース契約に含める環境的要件を規定しており、大気への排出管理、水・雨水・堆積物の質評価、エネルギー節減を特定するためのターミナルビルのエネルギー監査などが含まれます。さらに、当港の技術促進プログラムでは、港湾内の輸送システムによる排出量削減に向けて、革新技術の開発・導入に資金を提供しています。
ロサンゼルス港は、ほかの港湾や国際港湾協会の企業会員との活動を通じて世界港湾気候イニシアチブの発展で大きな役割を果たすなど、国際的にも活躍しています。このイニシアチブは温室効果ガスの削減と大気の質の改善のために約60の港湾が協力する国際的な取り組みです。ロサンゼルス港エグゼクティブディレクターのGeraldine Knatz博士が議長を務めるこのイニシアチブにより、港湾向けカーボンフットプリント計測ガイドや炭素計算機など、地球温暖化を評価する多数の新しいツールが生まれました。
ロサンゼルス港は長年温室効果ガス削減に取り組み、2006年からは温室効果ガス排出量を測定しています。2007年12月に採択された市の気候行動計画の一環として、当港は温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年のレベルから35パーセント低減することを目標に定めました。米国や世界各地の港湾は、当港の多数の温室効果ガス削減プログラムを模範としています。
先週、当港が主催した太平洋港湾大気浄化協働会議には世界各地から125の企業・組織が参加し、サプライチェーンのグリーン化、気候変動対策、環境革新のためのビジネス機会の特定に向けての戦略が話題となりました。
ロサンゼルス港は、米国の一流港湾として革新的な戦略的で持続可能な業務運営の発展に精力的に取り組み、地域および国家の経済および生活の質に貢献しています。コンテナ数量と貨物取扱額で北米有数の当港は、地域に83万件以上の雇用をもたらし、年間賃金・税収で350億ドル以上の貢献をしています。
ロサンゼルス港―クリーンな港で輝く未来
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Port of Los Angeles
Phillip Sanfield
Director of Media Relations
Direct: (310) 732-3568
Main: (310) 732-0430
psanfield@portla.org
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
スポンサードリンク
「Port of Los Angeles」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 「阪急電鉄2300系座席指定サービス『PRiVACE』用車両」が2024年度グッドデザイン賞を受賞!10/18 21:45
- arrowhead4.0稼働に伴う東証およびPTSの取引時間延伸のお知らせ日本株の夜間取引(PTS)が業界最長の26時まで対応10/18 19:45
- 「稲葉浩志 Special Interview Program」WOWOWでの明日のオンエアに先駆け、稲葉浩志のコメントを先行公開!10/18 19:45
- The 5th Mini Album『Whiplash』リリース記念!限定ボイスもオンエアする“aespa”特集のAWAラウンジを開催!10/18 19:45
- なごん SOLO EXHIBITION「ink brush art -birth-」開催決定10/18 19:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る