国宝指定が決定!洛中洛外図屏風(舟木本)東京国立博物館で展示中2016年5月8日(日)まで
配信日時: 2016-04-27 10:00:00
東京国立博物館(東京・上野公園)所蔵の岩佐又兵衛筆「洛中洛外図屏風(舟木本)」として知られる作品が、このたび国宝に指定されることになりました。
国宝 紙本金地著色洛中洛外図(舟木本) (※)右隻 東京国立博物館蔵
岩佐勝以(又兵衛)筆 江戸時代・17世紀
https://www.atpress.ne.jp/releases/100274/img_100274_1.jpg
国宝 紙本金地著色洛中洛外図(舟木本) (※)左隻 東京国立博物館蔵
岩佐勝以(又兵衛)筆 江戸時代・17世紀
https://www.atpress.ne.jp/releases/100274/img_100274_2.jpg
※本名称は当館での通常の展示名称と異なります。
本作は京都市中から下京あたりの景観を描いた六曲一双から成る屏風で、特に人物を生き生きと表現している点が特徴です。近年、洛中洛外図や岩佐又兵衛に関する研究が進展し、文化史的、美術史的重要性が再認識され、国宝に指定される運びとなりました。
現在東京国立博物館では、特集「平成28年 新指定 国宝・重要文化財」として、この「洛中洛外図屏風(舟木本)」をはじめとする平成28年(2016年)に新たに国宝・重要文化財に指定されることになった55件のうちの52件を展示しています(写真パネルのみの展示も含む、5月8日<日>まで)。
本作が当館で公開されるのは、2013年開催の特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」以来となります。また、当館ウェブサイトでは、国宝指定決定記念として、人物や京の風俗をクローズアップしてご覧いただける「洛中洛外図 舟木本 あなたがいちばん見たいシーンは?」のアンコール投票を実施していますので、こちらもあわせてお楽しみください。
当館で「洛中洛外図屏風(舟木本)」が公開されるのは、2016年中は本展示のみとなります。5月8日(日)まで毎日開館していますので、この機会にぜひお見逃しなく。
■特集「平成28年 新指定 国宝・重要文化財」
今年新たに国宝・重要文化財に指定されることになった作品のうち、52件を展示(写真パネルのみの展示も含む)。展示作品は、当館ウェブサイトをご覧ください。
会期 :4月19日(火)~5月8日(日) ※4月27日(水)~5月8日(日)は無休
会場 :東京国立博物館 本館8室・11室
開館時間:4月27日(水)~28日(木)は9時30分~17時、
4月29日(金)と5月6日(金)は~20時、
上記以外は~18時
観覧料 :一般620(520)円、大学生410(310)円
総合文化展観覧料でご覧いただけます。
*( )内は20名以上の団体料金
*特別展は別途観覧料が必要
問合せ :03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京国立博物館ウェブサイト http://www.tnm.jp
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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