IoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」を発表 あらゆる人に直感的なIoT端末の制御、データ解析、AI、クラウドサービス連携ができるユーザー体験を提供
配信日時: 2016-03-31 17:00:00
株式会社オプティム(以下 オプティム)は、スマートフォン・スマートデバイス管理技術分野の業界を牽引する先駆者として、その培ってきたノウハウ・技術を応用し、2014年よりドローン・ネットワークカメラ・ウェアラブルデバイスなどを含むIoT端末の研究開発を進めてまいりました。そしてこのたび、直感的にIoT端末の制御、データ解析、AI、クラウドサービスとの連携ができる「OPTiM Cloud IoT OS」を発表いたします。
■開発の背景
IoT(Internet of Things)とは、“コンピューターなどの情報機器だけでなく、さまざまな「モノ」に通信機能を持たせ、ネットワークを構成することで、自動認識・自動計測・自動制御などを可能とする技術”と言われています。その影響力は“第4次産業革命”に値し、実際にインターネットに接続される機器や「モノ」は2020年には500億台※1におよぶと予想されています。しかしながら、IoTは象徴的ではあるものの、定義づけがあいまいなことから、現状では個別にシステム開発を要するケースが多くあります。
これは、コンピューター普及の歴史において、一部の大企業による巨額の投資を必要としたメインフレーム全盛期や、Microsoft Windows(R)やApple社のMacintosh(R)等の汎用OSが登場するよりも前の、周辺機器を接続するためにデバイスドライバの個別開発・検証を要するPC普及期の状況に類似しています。オプティムは、「コンピューターの普及のきっかけとなったOSの設計概念」に着眼し、その思想を受け継ぐ形で、このたびの「OPTiM Cloud IoT OS」の開発に至りました。
■新しいユーザー体験
「OPTiM Cloud IoT OS」は、直感的かつ安全なIoT端末の管理・制御、データの蓄積・分析、クラウドサービスとの連携を可能とし、あらゆるユーザーがIoTの恩恵を享受できる“新しいユーザー体験”を提供いたします。
◆サービス特徴
●見る・貯める・知らせる
「OPTiM Cloud IoT OS」のUI(ユーザーインタフェース)は万人に広く受け入れられ普及した“デスクトップOS形式”を採用しており、直感的な操作が可能です。IoT端末から取得した情報を蓄積し、標準搭載している「OPTiM IoT Explorer」の画面から閲覧可能です。また、緊急を要する場合においても、お手持ちのスマートフォンに通知する設定を行えます。
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●分析できる
標準搭載の「OPTiM IoT Explorer」にて逐一収集している機器の情報や、カメラ映像分析など、さまざまな数値・映像データに対して分析を行う「OPTiM Insight」を標準アプリケーションとして提供いたします。また、数値・映像データをビジュアル化して表現することで、状況をひと目で把握できます。さらに、ウィジェットエンジンを標準搭載しており、デスクトップ上で必要かつ最新の情報を常に確認できます。
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●考えてくれる
画像データや、各IoT端末から取得したデータに対して、「OPTiM Cloud IoT OS」に搭載されている人工知能(Artificial Intelligence)やビッグデータ分析エンジンを駆使することで、人の手を介して行うには困難である膨大なデータを、あらゆる角度から分析できます。これにより、農業分野ではドローンを用いての品種ごとに異なる害虫を検知したり、医療分野ではヘルスケアデバイスが取得したバイタルデータから病気リスクの予測や予防への活用、建築分野ではセンサーが取得したデータからビルの老朽化を予測したりなど、さまざまな産業において応用するなど新たなアプローチが可能になります。
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●セキュア
企業が保有する情報の全てはテナントと呼ばれる空間ごとに区切られて保存されます。テナント内は、マルチアカウントに対応しており、組織階層、グループごとの細やかな権限管理が簡単に実施できます。例えば、あらゆるデータを同一の場所に保管し、利用者の権限によって使用範囲を制限できます。
●オープンなプラットフォーム
「OPTiM Code」利用し、「OPTiM Cloud IoT OS」上で動作するアプリケーションを簡単に作成できます。また、IoT端末やサービスを専門に販売するマーケットプレイス「OPTiM Store」もご利用いただけます。
【公開予定API※2】
・Core API
マルチテナントな階層管理、アプリ管理などのコアロジックを担うAPI
・Messaging/DatastoreAPI
リアルタイムなストリームデータ、および永続化されたストリームデータのI/Oを担うAPI
・Runtime API/OPTiM Code
クラウド上でユーザープロセスを実行可能とするPaaS※3を担うAPI
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●ハードウェアの物理的制約の排除
仮想化されたコンピューター基盤上で、インターネットを介し、アプリケーションサーバー・データベースを提供します。これにより、クラウド上に構築されるシステムは用途に応じて自動的に拡張され、物理的な制約から開放されます。
◆標準搭載
●OPTiM IoT Explorer:デバイス一覧・デバイスデータ一覧
接続しているIoT端末やデータを簡単且つ効率的に一覧でき、デバイスに対する操作も実施できます。
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●OPTiM Insight:データ分析
IoT端末から取得されたデータを集計・分析し、可視化するサービスです。
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●OPTiM SkySight:地理空間情報マッピング
各IoT端末やセンサー群を地理的空間情報に紐付けて閲覧・分析・操作が可能となるサービスです。
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●OPTiM Cloud Vision:ネットワークカメラ映像解析
ネットワークカメラの操作、ネットワークカメラの動画情報を閲覧・分析が可能となるサービスです。
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●OPTiM Code:統合開発環境
「OPTiM Cloud IoT OS」上で動作するアプリケーションを開発するための、統合開発環境です。
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●OPTiM Store:IoTサービス・マーケットプレイス
IoT端末やアプリなどの販売を行うマーケットプレイスです。購入してすぐ使い始められるよう、機器・アプリ・ストレージなどを全て含んだサービスの販売も可能です。
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なお、「OPTiM Cloud IoT OS」は2016年度夏頃の提供を予定しております。
詳しくは下記「OPTiM Cloud IoT OS」サービスページをご覧ください。
「OPTiM Cloud IoT OS」サービスページ:
https://www.optim.co.jp/cloud-iot-os/
※1 出典:Cisco Systems, inc.調べ、「今後10年間に日本を含むグローバル企業のIoEに関する経済価値をまとめたホワイトペーパー」より。
※2 API:アプリケーションプログラムインターフェイスの略。プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数などの集合体であり、APIを利用してその機能をアプリに搭載することができる。
※3 PaaS:Platform as a Serviceの略。アプリケーションが稼動するためのハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式を、クラウド上のサービスとして利用できるようにしたもの。
【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
製品情報 : http://www.optim.co.jp/products
Facebookページ: http://www.facebook.com/optimjpn
Twitterページ : https://twitter.com/optim_jpn
【株式会社オプティムについて】
商号 : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL : http://www.optim.co.jp
佐賀本店 : 佐賀県佐賀市与賀町4番18号
東京本社 : 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 21階
代表者 : 菅谷 俊二
主要株主 : 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
設立 : 2000年6月
資本金 : 411,356千円
主要取引先: 日本電信電話株式会社、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー、株式会社NTTぷらら、株式会社大塚商会、シャープ株式会社、株式会社ピーシーデポコーポレーション、KDDI株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、パナソニックソリューションテクノロジー株式会社、富士ゼロックス株式会社、リコージャパン株式会社、ソースネクスト株式会社、株式会社インプレス、BBソフトサービス株式会社など(順不同)
事業内容:ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)
【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ Windows(R)は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※ Macintosh(R)の名称およびそのロゴはApple Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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