恵泉女学園大学が3月26日にシンポジウム「村井吉敬の歩くアジア学 『小さな民』から安保法制と『積極的平和主義』を考える」を開催

プレスリリース発表元企業:恵泉女学園大学

配信日時: 2016-03-18 08:05:07

恵泉女学園大学平和文化研究所は3月26日(土)に、日本平和学会関東地区研究会と共同でシンポジウム「村井吉敬の歩くアジア学 『小さな民』から安保法制と『積極的平和主義』を考える」を開催する。これは、2013年に逝去した経済学者、村井吉敬氏と生前親交のあった方々を迎えた追悼シンポジウム。安保法制下の今日における日本とアジアの「平和」のあり方について考える。


 2015年9月の安保法制関連法の成立により、日本の戦後平和国家としての根幹が揺るがされる時代となった。2013年3月に逝去した村井吉敬氏(1943~2013:上智大学名誉教授)は、東南アジア地域研究を専門とし、『エビと日本人』をはじめとする著作を通して、グローバル化する日本の消費社会と民主主義の危機に警鐘を鳴らし続けた。

 このたび恵泉女学園大学にて、村井氏と生前親交のあった方々を迎えた追悼シンポジウムを開催する。報告者に中野晃一 上智大学教授、谷山博史 JVC代表理事を招請。討論会では大江正章「平和の棚の会」事務局長、斉藤小百合 恵泉女学園大学教授が登壇し、村井氏が提唱した「小さな民」の概念をキーワードに、安保法制下の今日における日本とアジアの「平和」のあり方について考える。

◆村井吉敬の歩くアジア学 「小さな民」から安保法制と「積極的平和主義」を考える
【日 時】3月26日(土)13:30~16:30 (開場13:00)
 交流会 16:45~18:45
【会 場】恵泉女学園大学 多摩キャンパス J棟202号室
 アクセス: http://www.keisen.ac.jp/about/campus/access.html
【参加費】無料(交流会は実費2,000円)
【プログラム】
●報告
「動き出す平和主義 市民社会が変わる」  中野晃一 上智大学教授
「アジアの現場から『積極的平和主義』を考える」 谷山博史 JVC代表理事
●討論
 大江正章 コモンズ代表、「平和の棚の会」事務局長、齋藤小百合 恵泉女学園大学教授
【交流会】学生ラウンジで開催
【村井吉敬関係資料&資料目録】
 当日は同大に寄贈されている村井氏の資料の一部と目録(インドネシア語文献)を公開。資料室で目録が閲覧できる。
【パプア産チョコレートの販売】
 アジアの人々と「農を軸にして地域自立」をめざす民衆貿易団体のAPLA(Alternative People's Linkage in Asia)によるパプア産チョコレートを販売。村井氏の尽力により実現した。
【主 催】恵泉女学園大学平和文化研究所、日本平和学会関東地区研究会
【後 援】恵泉女学園大学大学院平和学研究科、恵泉女学園大学花と平和のミュージアム

▼本件に関する問い合わせ先
 恵泉女学園大学 平和文化研究所
 電話: 042-376-8332
 FAX:  042-376-8426
 http://www.keisen.ac.jp/extension/research/peace/


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