玉川大学TAPセンターが3月5日、6日に開設記念シンポジウム「K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来」を開催
配信日時: 2016-02-23 08:05:03
玉川大学TAPセンターは3月5日(土)、6日(日)に、開設記念シンポジウム「K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来」を開催。講演やパネルディスカッション、ワークショップなどを通して、アドベンチャー教育について学ぶ。参加費無料。
人と人とのコミュニケーションの希薄化が叫ばれる現在、他者との信頼関係を構築したり、社会の中で役割を見つけ自らを肯定したりするための、“健全な心”の育成が非常に重要になってきている。このような心を育てるため、玉川学園では「行動する全人教育」として「アドベンチャー教育」を取り入れている。
「アドベンチャー教育」とは、アメリカで開発された冒険教育プログラム「プロジェクトアドベンチャー(※)」の考えをもとにした教育。グループでさまざまな体験プログラムにチャレンジすることによって、社会性や心の発達・成長を促進する。同学園ではアドベンチャー教育が主軸にしている体験学習を応用して児童、生徒、学生の持つ能力を引き出す支援を実施。アクティブラーニングの基礎を築いている体験学習をいち早く取り入れ、児童、生徒の発達段階に応じた学びを提供している。
玉川大学はこの「アドベンチャー教育」の普及、実践、研究を行うため、2000年に心の教育実践センターを開設。15年間、「行動する全人教育」の理念を掲げて実践活動を行ってきた。2015年4月に更なる活動強化のため「玉川大学TAPセンター」(TAPはTamagawa Adventure Program)に変更したことを記念し、このたびシンポジウムを開催する。シンポジウムでは講演会やワークショップを実施し、アドベンチャー教育の活用法やファシリテーションと呼ばれる支援法について学ぶ。
詳細は以下の通り。
◆K-16におけるアドベンチャー教育の現在と未来
【日 程】3月5日(土)、6日(日)
【会 場】大学教育棟 2014 4F大講義室及び6F
【プログラム】
●3月5日(土)
9:30~ 受付開始
10:00~10:15
開会挨拶:玉川大学学長 小原 芳明
10:15~11:50
基調講演(会場:大学教育棟 2014 大講義室)
「TAPのこれまでと未来に向けて」 難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理
「学校におけるアドベンチャー教育の活用と発展」 特別講師:Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表(通訳:立和名 詩織 玉川学園低学年教諭)
11:50~12:50
昼食・休憩
大学教育棟 2014 6F 620教室にてパネル発表及び実践紹介
13:00~14:50
パネルディスカッション(会場:大学教育棟 2014 大講義室)
「K-16で展開されるアドベンチャー教育の現在と未来」
・Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表(通訳:立和名 詩織 玉川学園低学年教諭)
・鈴木 純一郎 多摩市立瓜生小学校校長・全国小学校学校行事研究会会長
・中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
コーディネーター:難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理
15:00~17:00
分科会(会場:大学教育棟 2014 6F)
1.「体験教育におけるプロセシングを大切にしたファシリテーションの意味と方法」602教室
Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表
2. 「学校教育における体験学習のこれから」 610教室
鈴木 純一郎 多摩市立瓜生小学校校長・全国小学校学校行事研究会会長
川本 和孝 玉川大学TAPセンタースタッフ
3. 「体験をいかに振り返るか?:リフレクション研究の最前線」 大講義室
中原 淳 東京大学 大学総合教育研究センター准教授
4. 「学びのイノベーション ~Adventure Based Learning~」 612教室
難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理
5. 「TAPで考える"野外教育"って?~Glocalizationの視点から~」 611教室
村井 伸二 玉川大学TAPセンタースタッフ
17:00
終了予定
17:30~19:30
懇親会及び情報交換会 KEYAKI 参加費 5,000円
●3月6日(日)
9:00~受付開始
■Workshop1(会場:大学教育棟 2014 6F 602教室)
AM :「Bring Learning to Life With Engaging Reflection Tools and Techniques」
PM :「Inspire, Engage, and Motivate: Tips & Tools for the Art of Experiential Group Facilitation and Teaching」
Jennifer Stanchfield Experiential Tools代表 ※通訳あり
上限人数 : 60人
※Workshop1のみ午前と午後で内容が変わります。
※(AM)9:30~12:00、(PM)13:00~15:30
■Workshop2(会場:大学教育棟 2014 6F612教室)
「大学アドベンチャー教育におけるアクティブラーニングとプロセシングの関わり」
難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理
上限人数 : 60人
■Workshop3(会場:TAPチャレンジコース)※雨天時:幼稚部ホール
「はじめてのTAP ~チャレンジコースを体験しよう!~」
白山 明秀 玉川大学TAPセンタースタッフ
上限人数 : 30人
■Workshop4(会場:大学教育棟 2014 6F 615教室)
「プログラムをデザインするとは? ~体験の意味を考える~」
村井 伸二 玉川大学TAPセンタースタッフ
上限人数 : 30人
■Workshop5(会場:TAPホール、TAPチャレンジコース)
「学生による学生のためのTAP」
川本 和孝 玉川大学TAPセンタースタッフ、TAP学生インターン
上限人数:30人
※Workshop3、workshop5に参加の方は、活動着を着て集合して下さい。 当日、更衣室のご用意はございません。
12:00~13:00
昼食・休憩
大学教育棟 2014 6F 620教室にてパネル発表及び実践紹介
13:00~15:30
ワークショップ
15:45~16:00
閉会挨拶
難波 克己 玉川大学TAPセンター長代理
【参加費】 無料
【詳細、申し込み】
http://tap.tamagawa.ac.jp/research/symposium_2016.html#anchor-02
●玉川大学TAPセンター
http://tap.tamagawa.ac.jp/
※参考 玉川の教育
http://www.tamagawa.jp/education/dream_uni/detail_4796.html
(※)プロジェクトアドベンチャー(PA):山や海などの厳しい大自然の中でさまざまな活動に取り組むこと(アドベンチャー)には、自分と向き合うこと、難関にチャレンジすること、仲間と協力すること、達成感を味わうことなど、人間の成長に欠かすことのできない多くの体験が含まれている。こうしたアドベンチャーが持つ価値を体験学習に取り入れたものがPAで、アメリカでは1970年頃から実施され始め、高い効果を上げることが実証されている。
▼本件に関するお問い合わせ先
玉川学園教育企画部広報課
〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
TEL: 042-739-8710
E-mail: pr@tamagawa.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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