インドネシアの石炭国内受入研修を再開

プレスリリース発表元企業:JOGMEC

配信日時: 2016-01-28 17:04:51

~インドネシアの炭鉱保安の向上や石炭生産の安定化に貢献~

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、1月26日(火)、JOGMEC本部にて平成27年度産炭国石炭採掘・保安技術高度化事業のうちインドネシアの国内受入研修開講式を開催しました。



 本研修は、産炭国から研修生を受け入れ、我が国の石炭採掘・保安技術を移転することによって、我が国への安定的な石炭供給の確保を目的として実施しています。インドネシアの石炭国内受入研修は、平成14年度から平成21年度まで実施しておりましたが、今年度、インドネシア政府より強い再開要請を受けて実施することとなりました。
 今年度のインドネシア国内受入研修生として、保安生産技術向上コースに参加する計10名の研修生が、1月26日(火)に来日しました。

 開講式に際し、研修生代表のRamelia Eka Puspita氏(エネルギー鉱物資源省 鉱物・石炭教育訓練センター職員)からは、「今回の研修で坑内掘り炭鉱における生産、通気、保安管理等の技術を習得し、帰国後にはインドネシアの坑内掘り炭鉱の展開に貢献したい」と研修への決意のほか、「今後も環境に配慮した坑内掘り炭鉱開発に関連する研修を継続してほしい」との旨が述べられました。
インドネシア研修生10名は、北海道釧路市のJOGMEC炭鉱技術研修センターにおいて1ヶ月の研修を受講します。我が国で長い年月をかけて蓄積された石炭坑内採掘に関する保安技術や生産技術を学び、母国における炭鉱保安政策の立案や石炭生産の安定化に成果を上げるものと期待されています。

 なお、今年度はこれまでベトナムおよび中国から計141名の炭鉱技術者等を受け入れ、研修を実施しました。JOGMECは今後も本事業を通じ、産炭国の石炭坑内採掘保安技術の向上に貢献するとともに、我が国への安定的な石炭供給の確保に努めてまいります。

■1月26日(於:JOGMEC本部)インドネシア研修開講式の様子
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000092.html?mid=pr_160128_02

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