聖学院大学が冊子『子どもの心にそっと寄り添う』第五集を発行 -- 東日本大震災から五年、子どもの成長と見えてきた課題について考える

プレスリリース発表元企業:聖学院大学

配信日時: 2016-01-28 08:05:02

聖学院大学(埼玉県上尾市/学長:清水正之)人間福祉学部こども心理学科は、家族や保育士、教師などの支援者に向けた冊子『子どもの心にそっと寄り添う―第五集 子どもの成長と見えてきた課題―』を1月27日に発行した。これは東日本大震災の復興支援活動の一環として2012年より毎年発行しているもので、希望者に無料で配付する。


 第五集では、阪神・淡路大震災の経験を基に、被災地の子どもの心のケアを行っている亀岡智美先生(精神科医、兵庫県こころのケアセンター副センター長)に、五年経った今、必要なケアについて話を伺った。

 また、子どもたちの心のケアとともに、教育や進学の問題が次第に大きな課題となっているが、その問題に震災直後から取り組む教育NPO・カタリバのコラボスクールに、中高生の教育の課題についてインタビューした。

 そのほか、同大が釜石市鵜住居(うのすまい)で続けるボランティア活動から生まれた子どもとの交流について、お母様から報告を寄せていただいた。巻末には子どもの支援活動に取り組む団体の一覧も掲載し、保護者をはじめ、実践的に子どもの支援に関わる方々の役に立つように編集している。

 冊子は被災した地域の学校や公共施設を中心に、初版4000冊を無料配布。希望者には、無料で送付している。

◆『子どもの心にそっと寄り添う―第五集 子どもの成長と見えてきた課題―』
【執筆者】
・阿久戸光晴(学校法人聖学院 理事長・院長)
・清水正之(聖学院大学学長)
・窪寺俊之(聖学院大学こども心理学科長、聖学院大学大学院教授)
・亀岡智美(兵庫県こころのケアセンター副センター長)
・認定特定非営利法人カタリバ
・出淵晴彦(NPO法人東北岩手応援チャンネル 理事長)
・佐々木玲子(岩手県釜石市在住)、藤川友帆(聖学院大学学生)
【編集・発行】 聖学院大学人間福祉学部 こども心理学科
【判型】 B6判ブックレット36ページ
【お申込み方法】
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 ・聖学院広報センター 
  E-mail: pru@seig.ac.jp 
  FAX: 048-725-6891

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・聖学院大学が冊子『子どもの心にそっと寄り添う−五年目の心のケアと教育の課題−』を発行――東日本大震災より4年、当事者だけでなく皆で、今必要な子どもの心の課題を考える(2015/02/13)
 http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7591

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