色に関する2種類のスマートフォンアプリを開発
配信日時: 2012-01-18 10:00:00
東洋インキ株式会社(代表取締役社長:山崎 克己、東京都中央区)は、100年以上にわたって世界に“色彩”を提供し続けてきたノウハウを生かし、色に関する2種類のスマートフォンアプリを開発しました。今後、検証を行い、2012年3月正式リリースを予定しています。
【 1 】カラーコミュニケーションアプリ『TUBU COLOR(ツブカラ)』
デザイナーをはじめ、色彩に関わる皆様に向けて、新しいスタイルで“色”との触れ合いを楽しんでいただくコミュニケーションアプリ。
色でつながる!色を楽しむ!をコンセプトにした、カラーイメージ発想支援ツールです。
■概要
色の“検索機能”に加え、気になる色や好きな色をその場でストックできる“登録機能”付き(色にオリジナルのネーミングを付けられます)。登録後は、TUBU COLOR コミュニティでアプリユーザー同士の“コミュニケーション”をお楽しみいただけます。
オリジナルのネーミングを付けたあなたの色が、TUBU COLOR コミュニティの主役です。
■主な機能
・カラーチャートやキーワードに基づいた色の検索、および登録(ネーミング機能付き)
・スマートフォンのカメラ機能を使用した、画像からの色の抽出、および登録(ネーミング機能付き)
・ネーミング付きのオリジナル色の閲覧、およびコメント・返信など
【 2 】カラーUD支援ソフト『UDing(ユーディング)』
PC版で1万5,000本の提供実績を持つカラーUD ※ 支援ツール『UDing』は、色覚タイプの違いによる不便さを企画段階から取り除き、デザイン制作を支援するソフトウェアです。東洋インキグループは、『UDing CFUD』と『UDing シミュレーター』の2種類のツールを、社会貢献事業の一環として無償で配布しています。
今回新たにスマートフォンアプリ版を開発いたしました。このアプリを使えば、いつでもどこでも手軽にカラーUDのチェックができます。
※ 参考:カラーUDについて
色覚タイプの違いが、日常生活のさまざまな場面で「不便さ」を引き起こすことがあります。仮に、交通標識が読み取れなかったり、家電製品の警告ランプを見落としたりすれば、重大な事故につながる可能性もあります。
そうした「不便さ」をなくし、誰もが認識できるよう色の配色やデザインを工夫する――その概念こそが「カラーユニバーサルデザイン(カラーUD)」です。近年、「年齢や能力にかかわりなく、すべての生活者に対して適合するデザイン」を目指す「ユニバーサルデザイン」という言葉が、さまざまな分野で使われるようになりましたが、「カラーUD」はその一領域と位置づけられます。
【東洋インキ株式会社について】
東洋インキ株式会社は、東洋インキグループの主要事業会社のひとつであり、色彩を核とするスペシャリティケミカルメーカーです。「印刷・情報関連事業」および「パッケージ関連事業」を主な事業とし、高機能・高付加価値および環境面に配慮した印刷インキ製品の開発、提供のほか、パッケージ製造工程における環境調和や省エネ・省材に貢献しています。
「目にみえるサイエンス」という考え方で、一世紀にわたって培ってきた技術力をもとに、すぐれた製品やサービスを提供することで、世界中の一人ひとりの暮らしを支えています。
URL: http://www.toyoink.jp/
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