人気のアオジタや身近なニホントカゲをはじめ、スキンク下目全般を網羅!

プレスリリース発表元企業:株式会社誠文堂新光社

配信日時: 2024-12-25 09:30:00

株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2025年1月10日(金)に、『トカゲ大図鑑 スキンク下目編』を発売いたします。



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本書は、爬虫類の中でも特に多様性に富む「スキンク下目」に焦点を当てた究極の図鑑です。

ヨルトカゲ科、ヨロイトカゲ科、カタトカゲ科、スキンク科など、世界中に分布するスキンク下目のトカゲたちを、その種の特徴が露わとなった魅力的な写真と種説明文で網羅します。
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スキンク下目とは
スキンクといえばニホントカゲやアオジタトカゲのイメージが強いため、艶のある滑らかな鱗を持ったトカゲが想像されるが、実際には顆粒状の鱗を持ったヨルトカゲ科、全身が棘状の鱗で覆われたヨロイトカゲ科、硬い装甲状の鱗で覆われたカタトカゲ科、そして代表格であるスキンク科などが含まれる。実にバラエティ豊かな仲間の集まりであり、それこそがスキンク下目における最大の魅力である。
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実は、スキンクの仲間は日本だと北海道から沖縄県までに17 種も分布しており、“日本人にとってのトカゲ=スキンク”と言っても過言ではないが(国内に生息するその他のトカゲの仲間はトカゲモドキ科が7 種、ヤモリ科は14 種、アガマ科は2 種、イグアナ科は2 種、カナヘビ科は6 種が確認されている)、どれも外見が似ているせいかあまり知名度がないようで、スキンクという名称もさほど浸透していない。海外に目を向けると、全身が刺々しい鱗で覆われたヨロイトカゲの仲間や、全長80cm に達し、樹上にて家族単位で暮らすオマキトカゲ、四肢が退化したヘビのような姿のダーツスキンクの仲間、爬虫類全般から見ても珍しい前肢しかないヤマギシニンギョトカゲ、特異な外見だけでなく発声器官も有するアカメカブトトカゲ、砂漠の砂中を泳ぐように移動するスナトカゲの仲間など、実にさまざまなスキンク下目が汎世界的に分布している。
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ニホントカゲは馴染み深い動物だが、その仲間には多種多様な種が世界中に存在している。そういった意外性も興味深い。


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【目次抜粋】
CHAPTER 1
スキンク下目とはどういう生物か
・分類と現存種数・スキンクという名称について・分布域・生息環境・鱗・脱皮・骨・筋肉・ 臓器
・血液・ヨロイトカゲ科の形態・カタトカゲ科の形態・スキンク科の形態・ヨルトカゲ科の形態・尾部の自切・再生能力・体温調整・活動範囲・活動時間・食性
CHAPTER 2
世界のスキンク下目
・ヨロイトカゲ科(カタヘビトカゲ属・ヨロイトカゲ属・カルーヨロイトカゲ属・ナマクアヨロイトカゲ属)
・カタトカゲ科(オニプレートトカゲ属・ヨロイカタトカゲ属・プレートトカゲ属・オオプレートトカゲ属)
・スキンク科(ダーツスキンク亜科・ダーツスキンク属・ヒメトカゲ亜科・ヒメトカゲ属・イワトカゲ亜科)
・カラタケトカゲ亜科(カレドニアオチバトカゲ属・ミギワトカゲ属・ヘビメトカゲ属・シマトカゲ属)
CHAPTER 3
スキンク下目の飼育・繁殖
・スキンク下目に関する法律・ワシントン条約におけるスキンク下目・文化財保護法におけるスキ
ンク下目・スキンク下目の飼育について・飼育に適した種・CB 個体・WC 個体・FH 個体について・品種について

【著者プロフィール】
中井 穂瑞領(なかい・ほずれ)
爬虫類・両生類研究家。カミハタ養魚に勤務する傍ら、国内外へ調査に赴き、その多大な成果を紙媒体で発表。専門知識と経験から講演会の依頼も多数。爬虫類・両生類専門誌『クリーパー』や『ディスカバリー生き物・再発見』(誠文堂新光社)シリーズでも執筆担当する。

川添 宣広(かわぞえ・のぶひろ)
爬虫類、両生類をメインにペット、野生問わず撮影するカメラマン兼編集者。『ディスカバリー生き物・再発見』シリーズ、『爬虫・両生類ビジュアルダイド』シリーズ、『ヒョウモントカゲモドキ品種図鑑』『フクロウ完全飼育』(すべて誠文堂新光社)他。

【書籍概要】
書 名:トカゲ大図鑑 スキンク下目編
著 者:中井 穂瑞領
編集・写真:川添 宣広
仕 様:B5判、416ページ
定 価:8,250円(税込)
発売日:2025年1月10日(金)
ISBN:978-4-416-62374- 9
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