日本三稲荷 竹駒神社「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」12/26開業|宮城県岩沼市内の地域コミュニティ・賑わい創出の場へ
配信日時: 2024-12-23 10:00:20
乃村工藝社は企画、商品開発、建築・内装・造園デザインなど総合プロデュースを担当
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宮城県岩沼市にある日本三稲荷 竹駒神社(宗教法人 竹駒神社)は、地域コミュニティづくりと、さらなる賑わい創出のため新たな活動「竹駒の杜プロジェクト」を開始します。第1期として2024年12月26日(一粒万倍日)、境内に休憩処内にカフェを併設した「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」をオープンします。乃村工藝社は、企画、休憩処内のカフェ開業支援・メニューや商品開発、建築・内装・造園デザインなど総合プロデュースを担当しています。
第1期の規模は約1,500㎡で、「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」の誰もが安心して過ごせる場づくり、鎮守の杜の整備によって生まれた「竹駒の杜」の四季豊かな景観づくりを実施。将来構想では第2期はイベントひろばの開業を予定し、神社の季節イベントや地域住民参画による事業など、地域とつながる催事の定着化によるコミュニティづくりを計画しています。また若年層に向けたSNSや、インバウンド需要を見据えたプロモーションも展開します。
竹駒神社は、新型コロナウイルス感染症蔓延をきっかけに地域コミュニティの希薄化、参拝者の高齢化・参拝頻度減少など課題を抱えていました。乃村工藝社は構想段階から参画、2年半にわたり神社関係者と共に竹駒神社の存在意義を再考し、地域連携とマーケティングによる新たなアイデアを検討してきました。今後、境内敷地全体を活用した活動計画を段階的に進め、将来的には竹駒神社が市民の生活やライフスタイルに欠かせない存在として、1180年以上の歴史を持続可能に紡いでいくことを目指します。
乃村工藝社は神社・地域企業と連携し、本プロジェクトを通してクリエイティビティによる地域課題解決と、これからの神社のあり方を社会に提案していきます。
竹駒神社境内および竹駒の杜プロジェクト 全体配置図
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竹駒の杜プロジェクト概要
神社名:日本三稲荷 竹駒神社(宮城県岩沼市稲荷町1-1)
総敷地面積:神社総敷地面積:約41,000㎡ /プロジェクト計画面積:約1,500㎡(第1期のみ)
第1期開業内容・面積:「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」(建築面積187.46㎡)、竹駒の杜(第1期整備分:約1,500㎡)
「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」概要:
・営業時間、休業日 10:00~17:00(季節変動あり)/年中無休(予定)
・開業日 2024年12月26日(木曜日)12 時~
・公式ホームページ https://tregion-bal.com/takekoma-cafe
「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」連携企業と役割
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「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」内覧会概要
開催日時 : 2024年12 月26 日(木曜日) ※一粒万倍日 9 時30分~(受付9 時~)
開催地 : 日本三稲荷 竹駒神社境内 「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」(宮城県岩沼市稲荷町1-1)
式次第
■オープニングセレモニー : 9時30分~10時30分 (60 分)
・代表宮司のご挨拶
・Tregion 代表ご挨拶
・竹駒の杜プロジェクトのご説明、「竹駒の杜 CAFÈ一粒万倍」に込めた想い
・テープカット
・雅楽演奏 (巫女の舞)
■マスメディアご説明 : 10 時30分~11時30分 (60 分)
・見学会 及び 試食会
・質疑応答
登壇者 :
日本三稲荷 竹駒神社 宮司・村田 宮司
「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」運営 Tregion 代表・吉田 慶/総合プロデューサー 乃村工藝社 坂爪 研一/クリエイティブディレクター 乃村工藝社 城土 健作
内覧会問合わせ : 宗教法人 竹駒神社 担当 村岡 真太郎 、平澤 紀穂 (0223-22-2101)
休憩処について
現状課題と地域ニーズから、コミュニティとカフェの存在が参拝するきかっけになると考えました。竹駒神社には、商売繁盛、五穀豊穣、縁結びに関連する三柱の御祭神が祭られています。それになぞらえ、賑わいづくり、飲食体験、商品やイベントによる地域連携を企画。竹駒神社でしか体験できない、カフェ併設の縁起のよい休憩処が誕生しました。
休憩処の総合プロデュースは、東京都の神田明神文化交流館「EDOCCO」空間プロデュースを担当した乃村工藝社、メニュー開発は仙台を代表するミシュラン一つ星レストラン「nacrée (ナクレ)」、運営は東北を中心に飲食・イベント・珈琲事業を展開する「Tregion (トレジオン)」が担当しています。
ブランドデザインについて
名称について
鎮守の杜を整備し参道を豊かにすることで四季を感じていただきたい想いと、竹駒神社の御祭神である稲作・五穀豊穣の神様にちなんで「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」と命名。縁起のよさとともに、一人一人の善行が地域を活性化し、明るい未来を築く力となるよう願いをこめています。この休憩処が、癒やしの場所であるとともに、地域コミュニティとなることを心より願っています。
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ロゴデザインについて
五穀豊穣の神様が祀られている竹駒神社らしさと、この建物の主な機能や役割を表すワード「Community」「Café」「Celebration」の頭文字「C」を掛けあわせ、地域の核、新たな発信拠点を表現しています。
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竹駒プロジェクトについて
2022年春 プロジェクトスタート
創建1180年を契機に、竹駒神社の存立意義を再考し新たな発想で地域活性化を実現するための記念事業「竹駒プロジェクト」がスタート。神社活性化に実績がある乃村工藝社が合流し、構想から完成まで2年半、神社・地域・企業が三位一体となったプロジェクチームで取り組みました。
多世代・異業種によるプロジェクトメンバー
地域活性化・コミュニティづくりが目的のため多世代の意見が必要でした。そのため、プロジェクトメンバーには20代から80代まで約100名程が参加し、定例会議・試食会・植樹説明会など多様な会議の開催は50回以上、デジタルコミュニケーションのチャット数は10,000回以上と、活発な意見が交わされました。
プロジェクトチームも多世代・地域交流の場となり、参加者が地域課題を自分事として捉え、相互理解を深めることで、多様なアイデアや異業種のノウハウを休憩処のカフェメニューやイベント企画に活かしました。
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オリジナルメニューによる、縁起の良い飲食体験
メニューはミシュラン1つ星の緒方 稔シェフと共同開発。「竹駒稲荷お参り御膳」「おむすび縁結び御膳」などフードメニューは東北素材を使用しています。印象的な見た目と美味しさを兼ね備えた祈願成就にちなんだ和スイーツ 「⼀粒万倍パフェ」「大安くるみ最中」「紅白ソフトクリーム」や、お土産にも最適な「一粒万倍いなり寿司」「竹駒ブレンド」「おキツネさまクッキー幸福缶/友情缶/愛情缶」などここでしか食べられない買えないメニューを提供します。
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上:フードメニュー、スイーツメニュー 中:お土産 下:特定メニュー付録
商品販売やイベントによる地域連携
「縁起の良い贈り物」とされてきた伝統工芸品「てまり」や、ヴィンテージ着物や帯のアップサイクル商品「obico」、東北の天然素材を使用したアロマ・コスメブランド「天然回帰」など、宮城県発の商品などを販売予定。また神社と参拝者の交流やコミュニティ形成を促進するため「てまり」のワークショップなど参加型のイベントも実施予定です。
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インバウンドを見据えた、映像プロモーション
仙台市拠点のクリエイティブチームMOREDRAW(モアドロ)が映像を制作。竹駒神社を中心に、地域文化とコミュニティが育まれいく様子を、カンヌ国際映画祭受賞・フランスパリ出身のクリエイターたちがカメラにおさめます。
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空間デザインのポイント
空間デザインのコンセプトは「呼び起こす」。神社に漂う神聖な空気に参拝者が身をおくことで解放され癒されるように、休憩処でも日常生活の中で薄れがちな感覚を呼び起こす空間を考えました。四季を感じる鎮守の杜「竹駒の杜」、自然と融合する建築、自然がつくり出す力強さと温かみが感じられるインテリアが、訪れる方の視覚・触覚・嗅覚など感覚を刺激することで、心豊かになり、交流や賑わいが生まれる場を目指します。
自然との一体感を生み出すため、造園、建築、インテリアをシームレスにつなげています。休憩処からは、鎮守の杜や「随身門」を眺めながら時間を過ごせるよう、参道側は大きく開口を開け全面ガラス張りで構成。内装材には東北由来の土や木材を採用し、外と内部空間を同素材にすることで、森の中に佇む感覚を最大限感じられるようにしています。人々に永く愛される空間になるよう、サステナブルなデザインにも取り組んでいます。
造園| 鎮守の森の整備
四季により表情を変える自然の森をテーマに、既存の松やヒマラヤ杉を活かし、常緑樹や落葉樹を組みあわせました。
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建築|随身門へとつながる建屋と切妻屋根
建屋は参道沿いに配置。参道入口の鳥居から随身門への軸線を、木造・切妻屋根がつなぎます。垂木は、敷地内に赤松(神が宿る木)が林立するため、敷地内の赤松や東北産材を採用しました。
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インテリア|自然との一体感を演出
四季折々に変化する豊かな森の表情を引き立たせる、開口部、天然の内装素材、グラデーション塗装の天井、照明計画。参道に開けているため、参拝客もアクセスしやすい動線になっています。
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インテリア|ブランドにこめた想いをモチーフに反映
施設名称にもある「一粒万倍」の一粒はシンボルテーブルに、穀物の加工に必要な「 石臼 」はメインカウンターのモチーフとして表現しています。
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サステナブルな取り組み
木材は宮城県登米市の森林組合と連携し地域樹種を選定。一般的に流通が難しいナラ枯れ材も什器などに活用し、森林循環に寄与しています。施工や加工は東北地域企業と連携し、地域資源活用や輸送時における消費エネルギーや二酸化炭素削減など環境負荷低減も考慮しました。
建具・造作什器への木材活用
入口の扉はケヤキ、その他の扉はヤマザクラを、テーブルや椅子などオリジナル什器には腐食により倒木の可能性があった神社敷地内生殖のヒマラヤ杉やモミなどを伐採し使用。多様な樹木がつくり出す豊かな森の空気感を内部空間に取り入れました。 ※再利用した樹木には、竹駒神社の焼印をメッセージとして施しています。
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木材準備・加工:登米町森林組合
本件に関するお問合わせ先
株式会社乃村工藝社 ブランドコミュニケーション部 広報課 prs@nomura-g.jp
関連リンク
日本三稲荷 竹駒神社(宗教法人 竹駒神社
https://takekomajinja.jp/
「竹駒の杜 CAFÈ 一粒万倍」
https://tregion-bal.com/takekoma-cafe
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