米国シリコンバレーにコーポレートベンチャーキャピタル設立

プレスリリース発表元企業:ヤマハ株式会社

配信日時: 2024-12-20 15:40:15

事業開発拠点を法人化し、投資と事業開発の両輪によりイノベーション創出を加速

ヤマハ株式会社は、事業開発の強化および持続的な成長力向上のため2024年4月に米国シリコンバレーに設置した拠点(駐在員事務所)を、2025年1月に法人化いたします。また、同法人がスタートアップ企業等への投資を行うことを目的に、2025年中にコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)である自社ファンド「Yamaha Music Innovations Fund, LP(仮称)」をシリコンバレーエリアに設立することをお知らせします。
当社は、音・音楽の領域を中心にグローバルなオープンイノベーションを強化するため、2024年4月にシリコンバレーに事業開発拠点(駐在員事務所)「Yamaha Music Innovations」(YMI)を設置して、スタートアップ企業等とのイノベーション機会を探る活動を開始しました。早期の成果獲得を目指して当社の強みを多くの企業に提案してきた結果、10月までの半年間に3件の米国企業との協業案件を成立させております。
今後YMIが、現地のより幅広いスタートアップ企業に対してプレゼンスを確立し、事業開発の取り組みをさらに強力に推進するために、このたび、同拠点を法人化することを決定いたしました。これにより、現地の状況に即時に対応できる独立した活動が可能になり、より迅速な意思決定によってグローバルな事業開発戦略を実現してまいります。
またYMIは、当社が目指す“音・音楽を通じた「世界中の人々のこころ豊かなくらし」の実現”に貢献するイノベーションを連続的に創出することを目指しCVCを設立します。本CVCは、2025年中の設立を予定しており、既存の楽器・音響機器事業の領域だけでなく、音楽ビジネス全体に関わる新規領域や、音・音楽の知見が効果的に生かせる隣接領域も含めたそれぞれの専門分野で独自の強みを有するスタートアップ企業を投資対象と捉え、総額50百万米ドルの枠内で投資を行います。
当社は、YMIを通じた投資先との共創により、より幅広い顧客層の開拓と、多彩なサービスの提供を目指します。

新法人の概要
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※CVCが投資対象と捉える新規事業領域の一例
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