【ルイ・ヴィトン】ウォッチコレクション「エスカル」から新作の限定モデルを発表
配信日時: 2024-12-17 17:07:26
ルイ・ヴィトンは、ウォッチコレクション「エスカル」から新作の限定モデルを発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60591/1622/60591-1622-af529672a57bd17844554dca450edb51-2000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メゾンの伝説のトランクにオマージュを捧げるウォッチコレクション「エスカル」を舞台に、最高峰のグラン・フーエナメルとギョーシェ彫りの技術を誇る職人たちが、ハンドメイドダイアル上に伝統の技を披露します。
この限定モデルのダイアルには、ギョーシェ装飾、さらにはシャンルベとフランケの2種類の技法によるグラン・フーエナメルが施されています。
各モデルのダイアルを製作するために、それぞれ異なる職人技の匠である4人のアルチザンがその技術を集結。ダイアルの複雑さから、プラチナで仕上げた新作「エスカル」は、わずか50本の限定モデルとなっています。
繊細な手作業
「エスカル」のダイアルの中央部分は、素材と装飾の両方においてプレシャスと言えるでしょう。ダイアルの製作は、純金製のディスクからはじまります。まずは、エッジに沿って彫り込みながらごくわずかに盛り上がった縁を作り、これがエナメルを中央に閉じ込めるバリアとして機能。次に、この凹んだセンター部分を手動のローズエンジンでエングレービングし、魅惑的な放射状のギョーシェ彫りを施します。これは18世紀から基本的に変わっていない装飾技法です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60591/1622/60591-1622-6021e9159fc34ead58fe855f529d21a6-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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盛り上がったエッジとギョーシェの境目は、回転するエンジンが盛り上がった縁のすぐ近くまで達するようにする必要があるため、特に難しい作業に。経験豊かなギョーシェ職人でなければ完璧にこなすことはできない至難の業です。
次にエナメル職人は、色ガラスを細かく粉砕したエナメル顔料を水や油と巧みに混ぜ合わせます。ダイアルを特徴付ける光沢のある透明感と豊かで鮮やかな色合いを実現するためには、完璧な割合での顔料の組み合わせを要するため、この調合は非常に繊細な作業となります。
その後、この混合物をダイアルセンターのギョーシェ彫りの窪み部分に丁寧に塗り、凹んだ溝を埋めていきます。これがシャンルベと呼ばれる技法。しかし、エナメル加工が施されているのは文字盤の表側の装飾だけでなく裏側も同様で、ウォッチメーカー以外には見えません。
カウンター エナメルと呼ばれる、文字盤の裏側に施されたエナメルによって焼成中の文字盤の変形を防ぎます。カウンター エナメルは淡い色合いで、文字盤の裏側には「Guilloche Main, Email Grand Feu」というエングレービングが見えます。これはエナメル職人から将来この時計を修理するウォッチメーカーへのメッセージです。
そして、800℃以上のオーブンで焼成し、エナメルを溶かして純金製のダイアルの土台と融合。この塗装と焼成の工程は、望ましいダイアルの色合いと仕上げになるまで繰り返されます。
その結果、半透明のエナメルから美しいギョーシェ彫りが透けて見えるダイアルが完成。しばしばフランケエナメルとして知られるこの手法は、19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパで特に流行したものです。
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完璧な鏡面に仕上げるためにダイヤモンドのペーストを優しく重ねると、エナメルダイアルはほぼ完成。最後の工程は、矛盾しているように見えるかもしれませんが、ハイテク技術を駆使する必要があります。
3、6、9、12時のアワーインデックスは、エナメルダイアルに1つ1つリベットで留められています。エナメルにリベットを留める穴を開けるのはほぼ不可能に近く、これはウォッチメイキングでは前代未聞の偉業となります。ガラスと似てエナメルもまた、穴を開けるにはあまりにも繊細な素材なのです。
この問題を解決するためにルイ・ヴィトンが考案したのが、精密なレーザーを使ってエナメルダイアルを焼き、1つのインデックスにつき3個、合計12個の穴を開けるという方法。その結果、焼成エナメル上にリベットで留められたアワーマーカーを備えた、ユニークなダイアルが完成します。アワーマーカーのほとんどがエナメルダイアルにプリントされたものであるウォッチメイキングにおいて、これは非常に珍しいことです。
プレシャスなディテール
4つのアワーインデックスも、ダイアルと同じくらいプレシャスです。各インデックスは、ニードルシェイプの時分針と同様に18Kホワイトゴールド製。但し、秒針はゼンマイからより大きなエネルギーを必要とする秒針の連続的で比較的速い動きを考慮した技術上の必要性から、軽量のチタン製となっています。
一方ケースは、メゾンのトランクのコーナーにインスパイアされた特徴的なリベットホーンにいたるまで、すべてプラチナ製です。
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[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60591/1622/60591-1622-92853b51f4ce078441fe9a990fb6f3a8-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
サファイアのディスプレイバックからは、ジュネーヴにあるクロノメーター検定機関にて1日あたり-4秒から+6秒の計時精度の認定を受けた自動巻きキャリバーLFT023を眺めることができます。このムーブメントは、ジュネーヴに構えるメゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が、ル・セルクル・デ・オルロジェと協力して開発した、オリジナルのムーブメントです。
ケースバックに取付けられた控えめなローズゴールドのプレートには、シリアルナンバーの刻印が施されています。
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「エスカル オトマティック プラチナ ブルーエナメル」
W3PT21
50点限定
ケース
・ プラチナ製のポリッシュ仕上げのベゼル、ポリッシュとサテン仕上げのラグ、サテン仕上げのケース サイド
・ ケース径:39 mm
・ 厚さ:8.97 mm(風防含まず)、10.34 mm(風防含む)
・ シリアルナンバー「1 of 50」を刻印したローズゴールド製のプレート付きスケルトンケースバック
・ 反射防止コーティングされたサファイアクリスタル
・ 防水:50 m
ダイアル
・ 手作業のギョーシェ彫りにグラン・フーエナメルを施したホワイトゴールド製のセンタープレート、 傾斜を付けたサテン仕上げのシルバーカラーフランジ
・ 18Kホワイトゴールド製の時・分針、PVDコーティングを施したチタン製の秒針
・ 18Kホワイトゴールド製のインデックス
ムーブメント
・ キャリバーLFT023:自動巻き機械式ムーブメント
・ 機能:時、分、秒
・ 22Kローズゴールド製のマイクロローター
・ 部品数:147
・ パワーリザーブ:50時間
・ 振動数:28,800回 / 時
・ 石数:32
・ ジュネーヴのクロノメーター検定機関によるクロノメーター認定
ストラップ
・ ブルーカーフレザー、ブラックカーフレザーライニング
バックル
・ LOUIS VUITTONのシグネチャーが刻印されたプラチナ製のピンバックル
Photographers:
Savoir-faire visuals: Federal Studio - Regis Golay
ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。
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