ルクサナバイオテクとSPIによるルクサナバイオテクの人工修飾核酸アミダイトの製造販売に係るライセンス契約締結のお知らせ

プレスリリース発表元企業:ルクサナバイオテク株式会社

配信日時: 2024-12-17 11:00:00



ルクサナバイオテク株式会社と住商ファーマインターナショナル株式会社によるルクサナバイオテクの人工修飾核酸アミダイトの製造販売に係るライセンスの契約を締結しましたのでお知らせします。
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ルクサナバイオテク株式会社(代表取締役社長CEO:佐藤 秀昭、本社:大阪府吹田市、以下「ルクサナバイオテク」)と住商ファーマインターナショナル株式会社(代表取締役社長:奥山 勝也、本社:東京都千代田区、以下「SPI」)は、ルクサナバイオテクが保有する画期的な人工修飾核酸技術(以下「ルクサナXNAs技術」)の一つであるDNA型修飾核酸5’-CP(R)アミダイトの製造販売に係る非独占的実施許諾契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせします。本契約により、SPIは5’-CP(R)アミダイトの全世界での非独占的製造販売権を有することになります。なお、SPIは核酸医薬品の開発、製造販売は実施せず、核酸医薬品の原料として用いられるアミダイトの製造販売を行います。

本契約締結によりルクサナバイオテクはSPIから契約一時金(金額は非公開)を受領します。また、ルクサナバイオテクは5’-CP(R)アミダイトの事業進捗に応じたマイルストンフィーを受領する権利を有します。さらに、5’-CP(R)アミダイトの販売額に応じたロイヤルティがルクサナバイオテクに支払われます。

これまでにルクサナバイオテクとSPIは、ルクサナXNAs技術のうち架橋型修飾核酸であるAmNA(R)アミダイト及びscpBNA(R)アミダイトについて共同でサプライチェーンを構築してまいりました。SPIは、AmNA(R)アミダイトについては2022年11月に、scpBNA(R)アミダイトについては2023年3月に全世界での非独占的製造販売権をルクサナバイオテクより取得しています。

ルクサナバイオテクとSPIは、各種アミダイトの供給面からルクサナXNAs技術の更なる普及を目指し、核酸医薬品の開発及び社会実装の促進に取り組んでまいります。

ルクサナバイオテク代表取締役社長CEO 佐藤秀昭は、「ルクサナバイオテクとSPIは、ルクサナバイオテクのアミダイト合成技術とSPIのサプライチェーンネットワークを活用し、約7年間にわたりAmNA(R)及びscpBNA(R)アミダイトのサプライチェーン構築を目指し、協業してまいりました。今般、AmNA(R)及びscpBNA(R)アミダイトに加え、5’-CP(R)アミダイトについてもSPIでの製造販売が開始されることを大変嬉しく思います。今後、SPIにより各種アミダイトの高品質かつ安定的な供給が可能な体制となり、ルクサナXNAs技術を用いた核酸医薬品の開発が促進され、社会実装が加速されることを期待します」と述べています。

SPI代表取締役社長 奥山勝也は、「核酸医薬品は新たな創薬モダリティとして注目されており、近年、開発品目及び承認品目が増加しています。ルクサナXNAs技術を用いることで核酸医薬品の開発において有効性及び安全性の向上が期待されることから、今後、ますます活用の機会が増えると考えられます。SPIのサプライチェーンネットワークを活用し、ルクサナXNAs技術の普及に少しでも貢献したいと考えています」と述べています。

ルクサナ XNAs 技術について
大阪大学大学院薬学研究科生物有機化学分野 小比賀 聡教授らの研究成果により生み出された、AmNA(R)、scpBNA(R)、GuNA(R)、5’-CP(R)等の人工修飾核酸群を総称して「ルクサナXNAs技術」と称します。RNA への強い結合力や高い毒性低減効果の特性を生かし、高活性と低毒性を両立したアンチセンス核酸を創製することができます。

5’-CP(R)について
5'-CP(R)はDNA型の修飾核酸であり、アンチセンス核酸のGap領域へ組み入れることができます。5'-CP(R)の特徴としては、アンチセンス核酸へ組み入れることで神経毒性の低減が期待されます。

アミダイトについて
アミダイトとは、核酸医薬品の有効成分であるオリゴヌクレオチド(核酸オリゴマー)を製造する際の原料として用いられるホスホロアミダイト(核酸モノマー)のことをいいます。

ルクサナバイオテク株式会社について
ルクサナバイオテクは、大阪大学発の人工修飾核酸群を基盤とした核酸医薬創薬プラットフォームLuxiAP(R)(*)を用いて、安全かつ効果的な医薬品の実用化を進めるために設立されたバイオテックです。有効な薬のない病気と闘う患者さんと支える方々へ福音となる核酸医薬品を届けることをめざしています。アンチセンス核酸を主開発品とし、複数の製薬会社との共同開発と自社創薬を積極的に推進しています。
(*)Luxna’s XNAs incorporated Antisense Platformの略称であり、ルクサナXNAs技術が組み込まれたアンチセンス核酸の創薬プラットフォームをいいます。LuxiAP(R)は、創薬の成功確率を高め、効率的に開発候補化合物を創出する独自の基盤技術であり、1年半から2年程度で開発候補化合物が得られます。

住商ファーマインターナショナル株式会社について
創薬研究向けの研究機器と生物資源、医薬ライセンシング、研究提携支援から、新薬、ジェネリック医薬品及びバイオ医薬品の原薬、中間体の製造向けに至るまで、製薬業界に高品質で統合された製品やサービスを提供しています。親会社である住友商事株式会社は、63か国125拠点、日本国内20拠点(2024年9月30日時点)を有し幅広い製品・サービスを提供する、グローバルリーディングカンパニーの1つです。

【本件に関するお問い合わせ先】
ルクサナバイオテク株式会社 管理部
Email : info@luxnabiotech.co.jp
HP  : https://luxnabiotech.co.jp/

住商ファーマインターナショナル株式会社 創薬支援部
Email : alliance@summitpharma.co.jp
HP  : https://www.summitpharma.co.jp/

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