DX人財育成強化を目的とした「DXイノベーションアカデミー」を設立

プレスリリース発表元企業:三菱電機株式会社

配信日時: 2024-12-16 13:00:11

体系的な育成プログラムにより「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革を推進



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三菱電機グループ向け DXイノベーションアカデミーの概要

 三菱電機株式会社は、DX人財の育成強化に向けて、当社グループ内の従業員を対象とした体系的な育成機関「DXイノベーションアカデミー」を2025年4月1日に設立します。
 当社グループは、独自のデジタル基盤「Serendie(R)(セレンディ)」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型 デジタル・エンジニアリング」を推進しています。この推進には、中核となるDX人財の強化が必要不可欠で、2030年度までにグループ全体で2万人のDX人財を確保することを目指し、人財の獲得やM&Aによる拡充だけでなく、事業戦略に基づく着実な人財育成の強化を図っています。
 今回設立する「DXイノベーションアカデミー」は、当社グループにおけるDX人財のスキルセット(※1)に基づき、それぞれに必要な技術・知識・マインドセットを集中的に習得し、実践に活かすことができる学びの場を当社グループ内へ提供します。社内外講座を組み合わせた段階的な学習体系を整備することにより、既存のDX関連技術保有者およびDX関連業務従事者だけでなく、他業務からの職務転換者や新規入社者など、個々人の保有するスキルや知識レベルに応じた幅広い育成を実現するとともに、当社グループの全従業員を対象とした講座も設け、グループ一体となってDXを推進する風土を醸成します。加えて、最新技術の集中的な獲得・実践、新たな人財交流などの確立を狙いとして、早稲田大学をはじめとする大学・教育機関との産学連携も進めていきます。
 社グループは、多様な人財が技術力と創造力を発揮して新たな価値創出の取り組みを加速することで、Serendie関連事業(※2)を当社収益の柱とすることを目指し、持続的な企業価値の向上を図ります。

■DXイノベーションアカデミーの概要およびポイント
1.DXスキルセットに基づき、実業務に直結した集中的な学習コースを設定
・当社グループにおけるDX関連の業務を顧客との関わりの度合いや求められる役割に応じて分類した7つのスキルセットに対応する7種類の学習コースを整備。社内で保有する約50のDX関連の講座を中心に、社外の講座も織り交ぜ、スキルセットや能力に応じてパッケージ化することで、集中的かつ効率的にDXの能力開発を推進
・事業DXに限らず、業務DX、製造DXを含む教育体系を7つのコースに集約
・DX関連技術保有者およびDX関連業務従事者向けの「実践講座」や「アドバンス講座」に加え、他業務からの職務転換者や新規入社者など向けの「初級講座」も設置し、受講者の保有するスキルや知識レベル、職種に応じた実業務に直結する幅広い学習体系を整備
・当社グループ全従業員向けの「DXリテラシー講座」により、DXに関する一般的な知識習得を幅広く進めることに加え、DXに関する事業推進方針を共有することで、DXの必要性、考え方を全従業員が理解し、グループ一体となってDXを推進する風土を醸成
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7種類の学習コースの概要

2.育成プログラムと連携した認定制度を導入
・講座の修了状況や業務実績などに応じて4段階(ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ)のレベル認定制度を導入。DXに関わる個人の知識・スキルの力量を可視化し、レベルに応じた適切な人財配置、育成を進めるとともに従業員のモチベーション向上、スキルアップの動機付けを促進
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4段階の認定レベルの概要

3.産学連携による人財育成
・従来の研究開発などを目的とした産学連携による人財育成・交流に加え、DX人財育成に特化した新たな連携を早稲田大学と開始
・当社DX事業を牽引するリーダーの育成を目的に、同大学教育プログラム内に当社向けコースを設置し、集中的に最新技術を獲得・実践。また、DXに関する講演会・研究会やインターンシップなどを通じた相互交流や協創活動により、新たなイノベーションの創出を促進

■商標関連
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/207_3_aa72ed2fe3f1cd57fc2afc1ea10cf4e8.jpg ]

■三菱電機グループについて
 私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させ、サステナビリティを実現します。また、デジタル基盤「Serendie」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型 デジタル・エンジニアリング」を推進しています。1921年の創業以来、100年を超える歴史を有し、社会システム、電力システム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、情報システム・サービス、半導体・デバイスといった事業を展開しています。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、2023年度の連結売上高は5兆2,579億円でした。詳細は、www.MitsubishiElectric.co.jpをご覧ください。

※1 職務ごとの特性や要件を明確にする「ジョブ」の概念
※2 データを活用したソリューション、及びデータを収集するコンポーネントに関わる事業
※3 UI: User Interface, UX: User eXperience

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