リユース梱包「シェアバッグ(R)︎」でEC配送時の脱炭素化を推進するcomvey、1.5億円の資金調達を実施

プレスリリース発表元企業:株式会社comvey

配信日時: 2024-12-12 12:00:16

CO2排出量を85%以上削減する「シェアバッグ(R)︎」サービスの普及を加速し、売り手・買い手・運び手が互いに協力し合う「美しい物流」を実現



郵便ポストに返却できるリユース梱包「シェアバッグ(R)︎」およびオペレーションシステムを開発・提供する株式会社comvey(コンベイ、本社:東京都中央区、代表取締役:梶田伸吾)は、Kepple Capital、ココナラスキルパートナーズ、サザビーリーグなどを引受先とした第三者割当増資による約1億円の資金調達を実施したことをお知らせ致します。尚、これまでの投資ラウンド累計総額は約1.5億円(前回ラウンドにおけるNew Commerce Ventures、East Venturesを引受先とした第三者割当増資を含む)となります。「美しい物流」の実現の向けて、より一層事業成長を加速させて参ります。
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資金調達の背景
株式会社comveyは、2022年6月に創業し、2023年5月よりサービスを開始し1年半が経過しました。現在は、アパレル・コスメ・ジュエリーを中心に多くのEC事業者様に「シェアバッグ(R)︎」をご導入頂いており、毎月購入者の30%近くがシェアバッグを選択、返却率は約100%となっております。

ご導入頂いたEC事業者様からは、売り手・買い手の両者で協力し合いながらサステナブルな取り組みを推進できる点、ブランドロイヤリティ・売上を向上できる点をご評価頂いている一方、ご利用頂いたお客様からは、「梱包ストレスが軽減できた」「簡単で便利」「環境負荷低減に貢献できて嬉しい」「クーポンももらえてお得」とご好評頂いております。

今回の資金調達により、サービス開発・チーム体制を強化し、シェアバッグサービスを一層成長させて参ります。

「シェアバッグ(R)︎」サービス概要
■バッグを折り畳んで、郵便ポストに返却
comveyのシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボール等の通常の方法にするかシェアバッグにするかを選択できます。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能、返却確認ができたら消費者はクーポンを獲得できます。comveyへ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供されます。シェアバッグを選んだ消費者は、ゴミやCO2排出量の削減に貢献できるだけでなく、梱包ストレス(※)を軽減したりクーポンを獲得できます。

※:梱包ストレス・・・梱包が過剰すぎる、かさ張る、解体やゴミ出しが面倒、環境への罪悪感を感じるなど、EC購入後に消費者が感じる梱包に対するストレス

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株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー様「agete」シェアバッグ選択画面

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シェアバッグ利用シーン

サービス詳細: https://comvey.jp/
導入ブランド一覧:https://linktr.ee/comvey


■シェアバッグのCO2削減効果
comveyのシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比べ、10回の配送で85%以上のCO2排出量を削減することができます。50回~100回程度リユースすることが可能で、使用限度に達した場合はパートナー企業と共にバッグ素材の95%以上を水平リサイクルし、もう一度シェアバッグの材料として活用されます。
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シェアバッグのCO2削減効果(LCA算出)


■comveyが目指すもの
未来の地球や人間の暮らしのために私たちが今できること。それは、今後社会に必要とされるであろう文化を、少しずつ、着実に創っていくことだと考えています。comveyは「美しい物流をつくる」というミッションのもと、これまでの物流の概念を再定義し、様々なステークホルダーと力を合わせながら、「これからのEC社会にフィットした新しい物流の仕組み」を創造していきます。

出資者各位からのコメント(順不同)
■Kepple Capital プリンシパル 島田 崚平 氏
comveyの「シェアバッグ」は、誰かに我慢や無理を強いることなく、環境意識・金銭的メリット・手間の削減など、嘘偽りなく皆がそれぞれの目的・インセンティブを満たした結果、持続可能な物流・社会になるという素晴らしい仕組みで、心の底から共感するとともに、サービスの将来性に期待し、出資させて頂きました。前職時代に物流領域を経験した代表・梶田さんの現場オペレーションへの理解度が高さ、インサイトの深さがサービスの細部にまで宿っており、最初に聞いた際には鳥肌が立ったのを覚えております。既に多くの大手ブランドにご導入頂きはじめておりますが、今後さらに導入が進み、「シェアバッグ」が当たり前になる世の中を実現すべく、一所懸命にご支援させて頂きたいと思います。

■株式会社サザビーリーグ シニアプロジェクトマネージャー 植村 剛直 氏
事業活動におけるESG対応が各社求められている中で、comveyの事業はリテールEC業界において、CO2削減や梱包資材廃棄の課題解決事業として独自性が高いものと捉えており、当社ブランドでもすでにサービスを利用しております。今後はサービス利用にとどまらず「美しい物流」の拡充に向け、comveyの事業を支える新たな連携や協業を模索していきたいと考えております。 代表の梶田さんとの出会いは当社のオープンイノベーションプロジェクトである「LIVE LABORATORY」に2年前にご応募いただいたのがきっかけでした。当時から変わらない姿勢、そしてこの事業にかける想いを持ち続けており、これから株主としてもご一緒できることをとても楽しみにしております。

■株式会社ココナラスキルパートナーズ 代表取締役 南 章行 氏
ECが普及するにつれ世の中が便利になる一方で、大量の段ボールゴミを捨てることに手間や無駄を感じている人は多いと思います。EC配送の脱炭素化という意味でも梱包材廃棄は大きな問題ですが、なかなかビジネスベースに乗ったソリューションは実現してきませんでした。繰り返し使うエコな梱包「シェアバッグ」を提供するcomveyは、それをあらゆるステークホルダーにメリットがある仕組みやオペレーションを実現しており、これからの時代に必要な企業だと考えています。ココナラスキルパートナーズとしても、comveyの成長をご支援できるのがとても楽しみです。

既存株主からのコメント
■New Commerce Ventures 代表 松山 馨太 氏
人と地球に優しい「美しい物流」を創りたいという梶田さんの熱い想いから始まったcomveyは、アパレルからアクセサリー、コスメなど幅広いブランドへの導入が進み、当初の想定を上回る購入者の約30%が利用するサービスとなっています。そして、梶田さんの熱い想いと実直な人柄は、さらに多くの人を巻き込み、物流業界の課題を解決する新たなプラットフォームとして飛躍を遂げると信じています。New Commerce Venturesとしても今回新たに参画した心強い仲間と共に梶田さんの挑戦を全力で支援していきたいと思います。ぜひcomveyの美しい物流を体験してみてください。

チーム体制について
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代表取締役 CEO 梶田 伸吾

1992年バンコク出身。慶應義塾大学商学部卒業後、2016年 伊藤忠商事株式会社入社。物流ビジネス部・物流物資部にて新規事業企画、事業会社(伊藤忠ロジスティクス株式会社)出向等を経験。2022年6月 株式会社comveyを設立。 



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取締役COO 村花 宏史

1976年京都出身。北海道大学 水産学部/特設専攻科/大学院水産科学研究科修士課程を修了。経営コンサルティング会社を経て、2006年1月(株)ユーグレナ入社。事業統括担当執行役員や社長室長、テクニカルディレクター、グループ内部監査を歴任し、上場を経験。2024年12月に株式会社comvey 取締役COOに着任。



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リードエンジニア Hadinata Ignatius Steven(ハディナタ・イグナティウス・スティーブン)

1992年インドネシア出身。東京農工大学工学部情報工学科卒業後、インフラエンジニアとしてIoTクラウドシステム開発会社に入社。2018年株式会社colyに入社後、サーバー共通基盤全般の管理チームを統括し、上場を経験。2023年6月株式会社comvey入社後、システム開発をリード。




エンジニア採用について
comveyでは現在、エンジニア職(正社員・業務委託・インターン)を採用中です。
ご興味をお持ち頂いた方は、以下フォームよりご連絡ください。
エンジニア職 募集フォーム
フォームご記入後、弊社より個別にご連絡致します。


株式会社comvey 概要
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会社名:株式会社comvey
所在地:東京都中央区日本橋2丁目1−3 アーバンネット日本橋二丁目ビル10階
代表取締役:梶田 伸吾
会社HP:https://comvey.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/comvey_official/
導入ブランド一覧:https://linktr.ee/comvey
本リリースに関するお問い合わせ先:support@comvey.jp



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