無病息災などを祈祷した「大根炊き」を無料でふるまい/兵庫県川西市

プレスリリース発表元企業:川西市

配信日時: 2024-12-11 14:06:22

川西市黒川地区の徳林寺で開催



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黒川大根炊きの様子

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黒川大根炊きの様子

 12月8日、日本一の里山と言われている兵庫県川西市北部の黒川地区にある徳林寺(川西市黒川寺垣内)で、参拝者に無病息災や厄除け、長寿を祈り、大根を振る舞う「黒川大根炊き」が行われました。大根炊きは寺院などで大根を煮たものを参拝者に振る舞い、仏前に備える行事です。今年で3回目となる同イベントには、約350人の参拝者が訪れ、無病息災を願った大根を味わいました。
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黒川大根炊きの様子
 同イベントは、今年で3回目の開催。黒川地区では、昔から徳林寺に成道会(お釈迦様の悟られた日)に合わせて12月の初旬に村の人達が大根を納める風習があり、集められた大根に「無病息災・厄除け・長寿」を祈祷をして村人に振る舞われていました。同イベントは、この風習をより多くの人に知ってもらおうと令和4年度から始まりました。




 黒川地区で伝統の炭焼きを守り続けている生産者と集落の徳林寺檀家の人々の協力もあり、「参拝者の無病息災を願い、無事に新しい年を迎えてもらいたい」との思いから、川西市でも特に寒暖差の大きい黒川で採れた甘い大根約90本や「大根炊き」約350杯が無料で参拝者に振る舞われました。 


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黒川大根炊きの様子

 また、境内では、黒川地区の野菜や加工食品、赤飯などの販売も行われました。
 参加者は、「おいしくて、寒い今の季節にぴったりで体が温まりました。縁起のいい大根を食べさせていただいたので、よい年を迎えられそうです」などと話しました。

※徳林寺
 「日本一の里山」と言われている川西市黒川にたたずむ曹洞宗の寺院。450年前(安土桃山時代)に梅庵榮春大和尚によって開山。悠久の時代には、「徳を授けるお寺」として栄えました。

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