前代未聞の装丁ワークショップ&コンペ「鈴木成一 超実践 装丁の学校」、いよいよ第2期スタート。課題作は決死の中国潜入ルポに! 小学館
配信日時: 2024-12-10 13:00:00
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鈴木成一氏
小学館は今夏、本屋B&Bで開かれたブックデザイナー・鈴木成一氏によるワークショップ「超実践 装丁の学校」とコラボし、作家・横関大氏の新作『誘拐ジャパン』(2024年10月30日小学館より刊行)を題材にして、前代未聞の装丁コンペを刊行しました。選考には横関大氏も加わって、審査の結果、佐々木信博氏の作品が最優秀賞を受賞。実際の装丁に採用し刊行しました。
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横関 大『誘拐ジャパン』
定価1980円(税込)
2024年10月30日発売
四六判並製424ページ 小学館
ISBN978-4-09-386732-0
https://www.shogakukan.co.jp/books/09386732
「デザインそのものがいいなって。同じような装丁を他で見たことがなく、目新しさにも惹かれました。帯にある《読んでるあなたも共犯者?》というフレーズは、ある受講者のかたの『誰一人欠けても誘拐は成功しなかったから、“みんなが共犯者”なのかな』という発言から生まれました。いつもは担当編集者との二人三脚で小説ができあがっていくところを今回は受講者のみなさんにも読んでいただき、その発想が構成にも生きている。得難い経験でした」(横関大氏)
女性セブン(11月21日号)にインタビュー掲載
https://www.news-postseven.com/archives/20241108_2003133.html?DETAIL
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横関大氏 撮影/藤岡雅樹
12月20日より第2期スタート! 配信参加も可能
「装丁の学校」では、小学館の現役編集者も多数参加し、実践的なアドバイスを受講者たちに伝えました。そんな編集者とデザイナーの接点となっている本企画は、12月20日より第2期をスタートします。前回と趣向を変え、ノンフィクションが題材となります。第1期はイラストをメインに講義が進みましたが、今回はノンフィクション作品ということもあり、どのような内容となるでしょうか。写真やタイポグラフィーに関する講義内容も楽しみです。
なお、課題作は、中国当局による監視が最も厳しい地として知られる中国・新疆ウイグル自治区の滞在記「一九八四+四〇 ウイグル潜入記」となります。著者は、数々のルポを発表してきた西谷格氏です。中国問題に精通するノンフィクションライターですが、同氏にとっても、これまでで一番リスクある取材行だったと聞いています。
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西谷 格氏
「『装丁の学校』で私の書いた新疆ウイグルのノンフィクションを題材に使って頂けると聞き、とても嬉しく光栄に存じます。装丁にいくつも案を出してもらえることなんて普通はないので、こんなにありがたいことはありません。実験的、挑戦的なものも含めて、どうぞ自由に案を練って頂けたらと思います。私も原稿の仕上げを頑張ります!」(西谷 格氏)
2025年1月30日開催予定の第3回ゲスト講師に、水戸部功氏も参加予定!
今回の「装丁の学校」も全5回に亘り、鈴木成一氏とともに同作の装丁を考えます。また第3回(25年1月30日)では、装丁家の水戸部功氏もゲスト講師として参加します。第1期でも、授業を見学に来られていた水戸部氏のアドバイスにも注目です。なお、講座は来店参加のほか、オンライン参加、そして料金面もリピーター割引、学割などもご用意しています。
詳しくは下記、下北沢B&Bの公式HPをご参照ください。
https://bookandbeer.com/news/2024_bd02/
第1期の講義模様はこちらから、お読みいただけます。
https://dokushohyakkei.com/n/n3c938cadb355
第2期の課題作「一九八四+四〇 ウイグル潜入記」はウェブメディア「読書百景」にて連載中です。一部無料でお読みいただけます。
https://dokushohyakkei.com/n/neb332d2e7dc4
第2期の模様もウェブメディア「読書百景」にて紹介します。
https://dokushohyakkei.com/
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