“社長の金髪”に関する調査ー社長が“金髪”で現れたら?「許せる」6割

プレスリリース発表元企業:識学

配信日時: 2024-11-26 11:10:20

社長が“金髪”で現れたら?「許せる」6割…若い世代・女性がより寛容「社長業をこなせば何色でもいい」「ルックスでなくビジネスで勝負して欲しい」という意見も



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調査トピックス

「識学」を使った経営・組織コンサルティングや従業員向け研修を展開する株式会社識学(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安藤広大)は、2024年11月8日(金)「“社長の金髪”に関する調査」を行いました。
20代~50代の会社員(※)に、あなたがお勤めの会社の社長が突然「金髪」になって現れた場合、許せるかどうかを聞いたところ、「許せる」は64.7%という結果でした。その理由として「個性的で良い」「個人の自由」「表現手段の一つ」など、やはり“個性を尊重する”という時世に合った意見が多く挙がりました。一方で、社長の金髪を「許せない」という方に、許せる条件はあるのかを聞いたところ、「どんな場合でも許せない」が56.6%でした。また社長ではなく、部下や上司が金髪だった場合についても聞いてみると、「どちらも許せる」が64.0%で、社長も一般社員も、どんな立場であっても「許せる」=“個性を尊重する”という価値観は多くの方に浸透しているようでした。
 続いて一般社員にとってはあまり関りが多くないであろう“社長”という存在。一般社員にとっての社長とはどういう位置づけなのか?という点で、「社長を尊敬しているか」について聞いたところ、「尊敬するほど知らない」が約5割という結果でした。
※前提として規則に「染髪不可」なし、現在・過去で社長が金髪ではない方

■調査背景
企業文化や社員の価値観が変化し、柔軟な働き方やダイバーシティが求められる現代において、従来の“ビジネスらしい見た目”の基準は変わりつつあります。とはいえ実際には、社会人としてこうあるべきといった、旧態依然の“らしさ”も根強く残っている場合も少なくないでしょう。
そこで、働く人の“らしさ”がどこまで許容できるのか?究極かつ極端なケースであろう“社長が金髪だったら?”というifを用いた調査を行いました。
社長の金髪は許せるのか?その理由は?また、そこから社長という存在について、社長を尊敬しているか?どんな社長が理想か?など、“社長の金髪”=その見た目をきっかけに、“社長”に関する様々な質問を一般社員の方にお聞きしました。

調査トピックス
・「染髪の規定」について…「規定はない(染髪については自由)」が最も多く52.8%
・社長の金髪は「許せる」64.7%…性年代別では、若い世代・女性がより寛容
→その理由「経営能力に関係ない」「社員をなめてる」という意見も
・社長の金髪、条件次第では許せる?…「どんな場合でも許せない」56.6%
・“部下”や“上司”が「金髪」だった場合は?「どちらも許せる」64.0%
・社長を尊敬しているか?「尊敬するほど社長のことを知らない」49.0%
・あなたの“理想の社長像”とは?「民主的リーダーシップ」がトップ

「染髪の規定」について…「規定はない(染髪については自由)」が最も多く52.8%
社長の金髪は「許せる」64.7%…性年代別では、若い世代・女性がより寛容
Q1.あなたがお勤めの会社では、染髪(髪染め)不可などの規定はありますか。
Q2.あなたがお勤めの会社の社長は金髪ですか。
(いずれも単数回答、n=2462)
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まず「社長の金髪を許せるか?」という質問をする前に、お勤めの会社が染髪禁止だった場合、許せる/許せないという問題ではなくなるため「染髪の規定はあるか」について、また今現在社長が金髪だった場合も除外するため、「(現在もしくは過去)社長は金髪かどうか」についてお聞きしました。
すると「染髪の規定」については、「規定はない(染髪については自由)」が最も多く52.8%、「規定がある(染髪可だが色の範囲が限定されている)」が19.1%、「規定がある(染髪不可)」が11.7%と続きました。自由な働き方が浸透しているのでしょう。「規定はない」企業が多いようでした。
また社長の染髪状況については、「金髪ではない」が82.3%で、「現在もしくは過去に金髪」が17.2%(「今現在金髪である」4.7%、「過去に金髪だったが、現在は違う」12.5%の和)という結果でした。

【Q1で「染髪不可」ではない方、またQ2で「社長が現在も過去も金髪ではない」方】
Q3.ある日突然、あなたのお勤めの会社の社長が「金髪」になって現れました。あなたは許せますか。
(単数回答、n=300)
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前問で染髪不可の規定がない、且つ社長が金髪ではない(過去も含む)と回答した方に「会社の社長が金髪になって現れた場合、許せるか」について聞いたところ、「許せる」は意外にも64.7%と過半数を上回りました。年代別で見ると、20代の「許せる」が71.1%で、50代は55.6%。男女別では、男性の「許せる」が57.3%、女性が72.0%と、若い世代や女性の方が、社長の容姿についてより寛容であることがわかりました。

社長の金髪が許せる/許せない理由…「経営能力に関係ない」「社員をなめてる」という意見も
社長の金髪、条件次第では許せる?…「どんな場合でも許せない」56.6%

Q4.社長の金髪を許せる/許せないとした理由についてお答えください。
(自由回答、n=300)

前問の社長の「金髪」を許せる/許せないとした理由については、以下のようなものが挙がりました。

【「社長の金髪」は許せる方】
・髪の色とかどうでもいい。社長業こなせば何色でもいい。(46歳男性・営業)
・社員も染髪しやすくなる。(41歳女性・介護)
・そこまで興味ない お給料くれればどうでもいい。(30歳女性・現場作業)
・びっくりするとは思うが、個性的で良いと思う。(25歳女性・事務総務)
・髪色は何色であっても個人の問題と個人の自由。(43歳男性・営業)
・会社の経営能力に直接は関係ないし、表現手段の一つと理解できる。(28歳女性・販売接客)
・社長であれば良いんじゃないでしょうか。自分の会社なので。(42歳女性・事務総務)

【「社長の金髪」は許せない方】
・社の代表として社会的信頼を得られにくいと思う。(33歳男性・営業)
・社員をなめているように感じる。(59歳男性・生産製造)
・企業トップとして社員が恥ずかしい思いをするから。 ルックスで勝負しないでビジネスで勝負して欲しいと思うのが自然。(32歳男性・研究開発)
・一般社会の常識に見合わないから。(59歳男性・営業)
・感覚的にトップが金髪なのは締まりがなくて嫌だと思う。(44歳男性・経営企画事業企画)

【Q4で社長の金髪を「許せない」と回答した方】
Q5.条件があった場合、社長の金髪は許せますか。
(複数回答、n=106)
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その内訳をみると、「職場環境による(フルリモートなど)」12.3%、「社長がファッションセンスに長けている」10.4%などが上位に挙がりましたが、最も多かったのは「どんな場合でも許せない」で56.6%でした。やはり、社長の金髪にそもそもの拒否反応がある方は、どんな条件であっても「許せない」ということでした。

“部下”や“上司”が「金髪」だった場合は?「どちらも許せる」64.0%
その理由「髪色で付き合い方が変わるわけではない」「出世は諦めろといいたい」という声も
Q6.あなたの部下と上司が「金髪」になって現れた場合、あなたは許せますか。
(単数回答、n=300)
Q7.上記のように回答した理由についてお答えください。
(自由回答、n=300)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29010/128/29010-128-7e034dab50473f716043beb5701ee7ae-672x526.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


では“社長”ではなく、“部下”や“上司”が「金髪」だった場合、その許容度合に変化はあるのでしょうか。最も多かったのは、部下も上司も「どちらも許せる」が64.0%、次に「どちらも許せない」25.3%でした。社長の金髪を許せるという方も64%だったため、それが部下や上司であろうと、金髪への許容度合に変化はないようでした。
また上司と部下でどちらの金髪が許せるか?についても、「上司は許せる」3.0%、「部下は許せる」7.7%とわずかで、その差は大きくありませんでした。

その許せる/許せないの理由については、それぞれ以下のようなものが挙がりました。

【どちらも許せる】
・会社のルールに則って問題がなければ良い。(38歳女性・事務総務)
・価値観はそれぞれ違う。(59歳男性・購買物流)
・髪の色で仕事の仕方や付き合い方が変わるわけではない。(49歳男性・情報システム)

【どちらも許せない】
・会社自体のイメージが悪くなる。(42歳男性・生産技術生産計画)
・奇抜なスタイルは出来るだけ慎んで欲しいと思うから。(59歳男性)
・会社の社風に合わず常識的に思えないし分別がなさすぎる。(42歳女性・財務会計経理)

【上司は許せるが、部下は許せない】
・上司は上の立場の方で仕事がデキるので許されますが、部下は仕事がまだままならないのに少しだらしない印象を持ってしまうから。(39歳女性・事務総務)

【上司は許せないが、部下は許せる】
・責任ある管理職はダメですが、若手は構わないと思う。 但し、出世は諦めろといいたい。(35歳男性・研究開発)

社長を尊敬しているか?「尊敬するほど社長のことを知らない」49.0%
社長とのコミュニケーション「ほとんどない」、その満足度は「どちらともいえない」46.7%
Q8.あなたは社長を尊敬していますか。
(単数回答、n=300)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29010/128/29010-128-b9360ba28d95cbf8cda8978e5221d70a-718x537.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


では一般社員にとって、社長という存在をどのように位置づけているのでしょうか。
「社長を尊敬しているか」について聞いてみると、「尊敬している」が28.3%、「尊敬していない」が22.7%と、「尊敬している」が上回りましたが、最も多かったのは「尊敬するほど社長のことを知らない」の49.0%でした。

Q9.あなたのお勤めの会社の社長と直接コミュニケーションを取る機会はどのくらいありますか。
Q10.あなたがお勤めの会社の社長とのコミュニケーションに満足していますか。
(いずれも単数回答、n=300)
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29010/128/29010-128-bb4154571bbbcbce57c144452eeeac96-1095x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


前問で「社長のことを知らない」という方が約5割という結果でしたが、やはり社長とのコミュニケーションが少ないのでしょうか。そこで社長とのコミュニケーションの現状について聞いてみると、その機会は「ほとんどない」が最も多く44.3%でした。またそのコミュニケーション頻度を前提とした上で、満足度についても聞いてみると「どちらともいえない」が46.7%でした。
当然ではありますが、社長は一般社員にとってはあまりコミュニケーションをとれる存在ではなくその機会も少ないということでしたが、満足度は「どちらともいえない」が多かったように、社長とのコミュニケーションをどうすればよいのか、わかっていないという方が多いようでした。


あなたの“理想の社長像”とは?
「民主的リーダーシップ」31.3%、「カリスマ的リーダーシップ」20.3%
Q11.理想とする社長のリーダーシップ像で、下記の中から最も当てはまるものをお答えください。
(単数回答、n=300)
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/29010/128/29010-128-bb6cd7292088e8477bd68ed4e8928297-961x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最後にどんな社長像を理想としているかについて、いくつかのリーダーシップ像を例に挙げてお聞きしました。
最も多かったのは、リーダーが意思決定においてチームメンバーの意見を積極的に取り入れる「民主的リーダーシップ」で31.3%、続いて、リーダーが強い個性や魅力で人々を引きつけ、チームに大きな影響を与える「カリスマ的リーダーシップ」で20.3%でした。
 このことから、“社員の意見をしっかり聞く”そして、その存在によって社員を“引っ張っていける”強いリーダーシップを持った社長を理想としている方が多いことがわかりました。

調査結果まとめ
今回の調査で、約6割の方が「社長が金髪であっても許せる」と回答し、また上司や部下が金髪だった場合でも同様の数値となりました。現代ではたとえそれがビジネスの場であっても“金髪”などの容姿については寛容になっているということでしょう。そしてそれは、社長の金髪を許せるという理由にも挙がっていたように、外見が仕事の成果や能力に直結しないと考える傾向が増えてきたことが影響していると考えられます。この「見た目の許容範囲」の拡大は、今後、企業が多様な価値観を受け入れる柔軟な組織へと変化していくための重要な要素であると言えるでしょう。
一方で「社長という存在」については、約半数が「よく知らない」と答えており、社長の個性やリーダーシップが必ずしも社員に浸透していないという可能性も示唆されました。これは、社員が日々の業務を進める上で、社長の存在が直接的な影響を持つ場合とそうでない場合があることを意味しています。特に、最近ではリモートワークなどの働き方の変化によって、以前にも増して上層部と直接対面する機会が減少しているため、社員が自らの働き方を主体的に選択し、自分らしさを追求する傾向が強まっていると言えます。この点において、社員が「社長らしさ」を必要以上に気にしない一方で、自らの役割や目標に集中していることも見て取れます。
しかし同時に、企業のリーダーとしての社長や上層部が、社員に対してどのように影響を与え、どのような価値観を伝えるのかも引き続き重要な課題と言えるでしょう。今後、その“らしさ”に関する多様性がどのように進化し、企業文化が変化していくのか、引き続き注視していく必要があります。
■調査概要
調査機関:株式会社識学
調査対象:20歳~59歳の会社員
有効回答数:スクリーニング調査…2462サンプル/本調査…300サンプル
調査期間:2024年11月8日(金)
調査方法:インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「株式会社識学が実施した調査結果によると……」
■識学について

【会社概要】
会社名:株式会社識学(SHIKIGAKU. Co., Ltd.)
https://corp.shikigaku.jp/
本社所在地:〒141-0032 東京都品川区大崎2-9-3 大崎ウエストシティビル1階
電話番号:03-6821-7560
事業内容:
「識学」を使った経営、組織コンサルティング
「識学」を使った従業員向け研修
「識学」をベースとしたwebサービスの開発、提供
「識学」関連書籍の出版
設立:2015年3月
代表者:代表取締役社長 安藤 広大
従業員数:224名(※役員・パートアルバイト除く) ※2024/8/31 時点
支店情報:
■大崎分室
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