日本ゼオン、次世代エネルギー「核融合発電開発」を手掛ける米国スタートアップType One Energy社に投資

プレスリリース発表元企業:日本ゼオン株式会社

配信日時: 2024-11-22 11:10:00



 日本ゼオン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊嶋 哲也 以下、ゼオン)は、この度、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州、代表者:香川 佳宏)を通して、高温超伝導マグネットを用いたステラレーター※核融合装置を開発する米国スタートアップであるType One Energy Group, Inc.(以下、Type One Energy社)に投資いたしました。

 Type One Energy社は、スーパーコンピューター、高温超伝導体および3Dプリンティング技術を活用して、ステラレーター方式による核融合発電装置の開発を進めています。同社は今後10年以内に安定、安全かつ低コストで大量のエネルギーを安定的に供給できると期待される核融合発電の実装を目指します。
ゼオンは、持続可能な社会への移行を加速させるため、Type One Energy社が求める素材の提供や新規開発を通じて、ステラレーター核融合装置の開発を支援いたします。また、将来のエネルギー課題の解決に繋がる可能性を秘めた核融合発電産業における事業機会を探索いたします。

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【Type One Energy社 概要】
社名 : Type One Energy Group, Inc.
事業内容 : 高温超伝導マグネットを用いたステラレーター核融合装置の開発
代表者 : Christofer M. Mowry
住所 : 2410 Cherahala Blvd. Knoxville, Tennessee 37931
URL : https://typeoneenergy.com/

【Zeon Ventures 概要】
社名 : Zeon Ventures Inc.
事業内容 : スタートアップ企業への投資活動等
代表者 : 香川 佳宏
住所 : 25 Metro Drive, Suite 238, San Jose, California 95110
投資規模 : 50 百万米ドル
URL : https://www.zeon.ventures/


※:ステラレーター
核融合発電方式の一つ。核融合発電に必要となるプラズマを閉じ込めるための磁場形成を外部の磁石のみで行い、省電力かつ定常状態における運転が容易である点に優位性がある。ドイツの核融合実験炉であるWendelstein 7-Xはステラレーター方式を採用している。


 ゼオンは、持続可能な社会への貢献と社会にとってなくてはならない製品・サービスの提供を目指し、今後も、重点4分野(「医療・ライフサイエンス」「CASE・MaaS」「情報通信(5G/6G)」「省エネルギー」)でスタートアップへ投資するとともに成長を支援し、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献します。

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