地方移住の関心が高まる一方、絶えない地域住民とのトラブル 成功率80%超えの移住者専用団地、移住のコツが学べる一日教室開校

プレスリリース発表元企業:株式会社みんなのまちづくり

配信日時: 2024-11-20 10:45:00

ホシノマチ団地説明会 伊藤 洋平

ホシノマチ団地説明会

ホシノマチ団地外観

長野県佐久市で移住者専用団地「ホシノマチ団地」を運営する株式会社みんなのまちづくり(本社:東京都渋谷区、代表:伊藤 洋平)は、地方移住者の定着率が80%を超えるノウハウを生かした「失敗しない地方移住のための古民家暮らし一日教室」を2024年12月15日(日)に開催します。

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ホシノマチ団地説明会 伊藤 洋平

【若者に魅力の地方移住、トラブルになるケースも】
コロナ禍以降、地方移住への関心が高まっています。令和4(2022)年に内閣府が行った調査では、東京圏在住者で地方移住に関心があると回答した人の割合は34.2%で増加傾向。中でも20歳代が45.2%と高い割合を占めています。(※資料1)

これはテレワークの普及や、多くの自治体で企業誘致やUターン・Iターンを促進しようとする取り組みが行われた結果と言えます。地方移住への関心がある理由として「人口密度が低く自然豊かな環境に魅力を感じたため」「テレワークによって地方でも同様に働けると感じたため」といった声が多く見られます。

その一方、実際に移住した後に地域住民との間で、トラブルになるケースが少なくありません。SNSなどで炎上する例も見受けられます。トラブルの原因となるのは、移住者の考え方や地域住民の受け入れ姿勢など様々。ほとんどの場合、都会と地方の文化や言葉の違い、コミュニケーションの取り方の違いなど、どちらが悪いとは言えない原因によるものです。その結果、地域おこし協力隊の地域定着率は約60%、地方移住に成功したと感じている人は約50%と言われています。
※資料1 https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001712109.pdf


【若い世代の定住に成功した移住者専用団地】
さまざまな媒体で発表される「移住したい都道府県ランキング」で、常に上位の長野県。その長野県佐久市で、株式会社みんなのまちづくりが運営している移住者専用団地「ホシノマチ団地」が新しい移住の形として注目されています。もととなったのは市営住宅として1996年10月に建築された下越団地。特に中高所得者向け(特定公共賃貸住宅)のB棟は24室中16室が空室で、5年以上新規入居者のいない状態が続いていました。

この16室の運営を佐久市から任された株式会社みんなのまちづくりが、2019年に1階4戸、2020年に2階4戸をバリアフリーにリノベーション。2021年3月に「ホシノマチ団地」としてスタートしました。それから現在にいたるまで、ホシノマチ団地に移住してきた人達のうち、長野県に定住した人の割合は8割を超えます。入居者で特に目立つのは子育て世代の若者たちです。

<入居者の声>
・子供の教育のために移住を考えました。移住者専用なので、いきなり地元の人のところに入るよりも安心感があります。リノベーションも自由にできるところにも魅力を感じました。
・子育て中の移住者という同じ親御さんたちと自然につながれるのは、団地に住む最大のメリットかもしれません。

<入居者兼管理スタッフのコメント>
私自身も移住者ですし、ホシノマチ団地の住民でもあり、地域の人でもあります。移住のことや暮らしのことで何かモヤモヤっとした時に、同じ目線で力になりたいと思います。

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ホシノマチ団地外観

【国土交通省のモデル事業に採用】
ホシノマチ団地成功の秘訣は、大きく分けて4つあります。
[1]移住者への事前ヒアリングにより、受け身の移住を防止したこと。
[2]移住者だけをまとめてコミュニティを運営し、慣習や価値観の違いによるトラブルを防止。徐々になじむ時間を確保したこと。
[3]常駐の入居者兼管理スタッフが、相談窓口や地域住民との緩衝材となっていること。
[4]団地内のシェアオフィス兼イベントスペースが、地域住民の交流の場となっていること。

また、ホシノマチ団地は上記の施策に加え、高齢者にむけて生涯活躍のまち事業を推進することで、国土交通省の平成30年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業に採用されました。(※資料2)
※資料2 https://www.mlit.go.jp/common/001268987.pdf

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団地内イベントの様子

「ホシノマチ団地」を成功に導いた株式会社みんなのまちづくりでは、新たに長野県南佐久郡佐久穂町にある実際の古民家を利用した「失敗しない地方移住のための古民家暮らし一日教室」を12月15日に開催します。移住の注意点や心構え、地域住民との付き合い方、仕事や教育について、古民家の寒さ対策についてなど、メリットデメリットを交えて伝える予定です。

代表 伊藤 洋平コメント「ホシノマチ団地の事業は、既存の地域の魅力を活用したもので、他の地域でも同様の展開が可能だと考えています。気づかれていない地域の資源を見つけ出し、それを再構成することで、より多くの地域の活性化につなげることができるのではないかと考えています。」


《失敗しない地方移住のための古民家暮らし一日教室 概要》
開催日時: 2024年12月15日(日)13時30分~15時30分
開催場所: 長野県南佐久郡佐久穂町
内容 : 実際の古民家を利用して、地方移住の注意点などを学べる体験説明会
一時限目 失敗しない地方移住の秘訣
二時限目 古民家の寒さ対策DIY実践体験会
問合せ先: https://lin.ee/Hmd3OTP 公式LINE(ホシノマチ不動産)登録

株式会社みんなのまちづくりホームページ https://minmachi.co.jp/

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/417673/LL_img_417673_8.jpg
古民家外観


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