【横浜市民ギャラリーあざみ野】気鋭の写真家 川崎祐による3つのシリーズを紹介

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

配信日時: 2024-11-12 10:30:00

あざみ野フォト・アニュアル2025「川崎祐 わたしの知らない場所の名前」



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1189/14302-1189-b983dc726b28ab3ee38fb48db3c8b67c-1497x1207.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「光景」より

横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区)では、貴重なカメラや写真、文献など約12,000 件のコレクションを所蔵しています。これらは世界のカメラと写真の歴史が総合的に辿れるものとして高く評価されているものです。
本コレクションを所蔵していることを踏まえ、当館では年に1回、写真に関連する展覧会「あざみ野フォト・アニュアル」を開催しています。この展覧会では、現代の写真表現を紹介する「企画展」と「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展」の2つの展覧会を同時にご覧いただけます。

今年度の企画展「川崎祐 わたしの知らない場所の名前」は、気鋭の写真家、川崎祐(かわさき・ゆう)の個展です。

川崎は、2017年に自身の家族と故郷・滋賀県長浜市の風景を撮影したシリーズ「光景」で第17 回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、2018年「Scenes」で第44回木村伊兵衛写真賞最終候補者にノミネートされました。2019年に初の写真集『光景』(赤々舎)を、2023年に『未成の周辺』(喫水線)を刊行しています。川崎の写真からは、これまで培ってきた文学研究の素養だけでは説明することができない、被写体(人物、風景)との単純化できない独自の距離感と「物語化」への抵抗を見て取ることができます。

本展は、川崎が2017年以降発表してきた「光景」と「未成の周辺」に、初公開となる「他人の場所」シリーズを加えた3つのシリーズで構成されます。「私(という一人称)」「カメラ(の機械性)」「他者(の記憶)」に関する問題意識を一貫して示してきた川崎が、風景に対して独自にアプローチした作品を通して、今日における写真の持つ可能性を探ります。書評や文芸誌への寄稿も数多く手掛ける川崎による、本展書き下ろしテキストとともに、展示空間をご堪能ください。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1189/14302-1189-7d3c98cc6f3b28d3bf3b59fbc592b135-1497x1228.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「他人の場所」より
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1189/14302-1189-e7a06d3d776e2b1c8f69b372517c667c-1497x1208.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「未成の周辺」より

■展覧会概要
展覧会名 あざみ野フォト・アニュアル2025 川崎祐 わたしの知らない場所の名前 
     Azamino Photo Annual 2025 
     Kawasaki Yu: The Name Where I Would Never Know Unless You Told Me
会  期 2025年1月25日(土)~ 2月23日(日・祝) 29 日間 1月27日(月)休館
開場時間 10:00 ~ 18:00
料  金 入場無料
会  場 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1
出品作家 川崎祐(かわさき・ゆう)
主  催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助  成 公益財団法人野村財団
協  力 王子エフテックス株式会社、平和紙業株式会社
H  P https://artazamino.jp/event/photoannual2025-kawasaki
【同時開催】横浜市所蔵カメラ・写真コレクション 展「眼の技法 色・空間・動きのイメージ」

■関連イベント
対談「写真をめぐって」
日 時|1月25日(土)14:00 ~15:30
出 演|川崎祐(出品作家/写真家)、鈴木理策(写真家)
会 場|3階アトリエ
定 員|50名(要事前申込、先着順)
料 金|500円 

ト ーク+ライブ「撮ること、書くこと、奏でること」
日 時|2月15日(土)14:00 ~16:00
出 演|川崎祐、滝口悠生(小説家)、大野悠紀(音楽家/oono yuuki band主宰)
会 場|3階アトリエ
定 員|50名(要事前申込、先着順)
料 金|1,000円 ※「五月のZINE」付き(当日お渡し)

担当学芸員によるギャラリー・トーク 
日 時|2月1日(土)14:00 ~ 14:30
会 場|展示室1 ※事前申込不要、参加無料
■プロフィール
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1189/14302-1189-d28a9b6e24a2c20d33208cd4f01fb92b-312x312.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

川崎祐(かわさき・ゆう)
1985 年 滋賀県生まれ
2009 年 早稲田大学第一文学部卒業
2013 年 一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了
●個展
 2024 年「未成の周辺」Gallery TUTUMU(滋賀)/
      BOOK AND SONS(東京)
 2023 年「未成の周辺」kanzan gallery(東京)
 2022 年「未成の周辺」Alt_Medium(東京)
 2021 年「光景」MARUTE GALLERY(香川)
 2020 年「光景」忘日舎(東京) 
 2019 年「小さな場所」SPRING GALLERY(山梨)/
      Gallery TUTUMU(滋賀)
     「光景」銀座ニコンサロン(東京)/大阪ニコンサロン(大阪)
 2018 年「Scenes」ガーディアン・ガーデン(東京)
●グループ展
 2017 年 第17 回写真「1_WALL」展 ガーディアン・ガーデン(東京)
●受賞
 2017 年 第17 回写真「1_WALL」グランプリ
●写真集
 2023 年『 未成の周辺』(喫水線)
 2019 年『光景』(赤々舎)




横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内
TEL 045-910-5656 FAX 045-910-5674
https://artazamino.jp/

PR TIMESプレスリリース詳細へ