第9回キッズデザイン賞 9冠達成! 各方面から評価される幼稚園、保育園、認定こども園の園舎
配信日時: 2015-07-14 10:00:00
株式会社日比野設計+幼児の城(所在地:神奈川県厚木市、代表取締役社長:安藤 達郎)は、7月3日(金)に発表されたキッズデザイン協議会主催の「第9回キッズデザイン賞」において、9件のプロジェクト「認定こども園 小浜こども園」「認定こども園 はなぞのこどもえん」「認定こども園 第一幼稚園」「土合舎利保育園」「城山保育園南山」「三宝保育園」「あおぞら保育園」「まめの木保育園」「つながるほいくえん御幸が原」が受賞し、9冠を達成した事を報告します。
■キッズデザイン賞について
キッズデザイン賞は「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。乳幼児用品や玩具等の子ども向けの製品・サービスに限らず、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てへの配慮がなされた良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動等も対象としており、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。
なお、8月3日(月)には全受賞作品308点の中から最優秀作品として「内閣総理大臣賞」1点の他、優秀賞作品として「経済産業大臣賞」4点、「少子化対策担当大臣賞」2点、「消費者担当大臣賞」1点、本年より新設された「男女共同参画担当大臣賞」1点等が発表される予定です。
受賞項目は下記の通りです。
【~子どもの未来デザイン 感性・創造性部門~】
・認定こども園 はなぞのこどもえん
・城山保育園南山
・まめの木保育園
・つながるほいくえん御幸が原
【~子どもの未来デザイン 学び・理解力部門~】
・認定こども園 小浜こども園
・土合舎利保育園
【~子どもの産み育て支援デザイン 地域・社会部門~】
・認定こども園 第一幼稚園
【~復興支援デザイン部門~】
・三宝保育園
【~子ども視点の安全安心デザイン 子ども部門~】
・あおぞら保育園
■各受賞内容について
・認定こども園 はなぞのこどもえん(沖縄県・宮古島市)
沖縄県として初の新築型幼保連携型認定こども園です。
宮古島と言う離島でありながらそのデザイン性はもちろん運営の方法まで注目を浴びている認定こども園です。宮古島の風土を活かした風通しの良い園舎では、心地よいダイニングルームやスタジオ、アトリエまで設けられ、子ども達の食欲増進効果が食材の発注量から見ても上昇した事が解っています。また園庭には沖縄固有種の樹木を多数植え、子ども達が原風景として心に残る様な環境になっています。
・城山保育園南山(東京都・稲城市)
東京でありながら東京で無い様な自然豊かな地域に建つ新設保育園です。
周囲にはかつて里山があり、園長はそこで得た原体験をもう一度、今の子ども達に体験させたいとの思いで園庭には多様な植物を配置しました。また園舎内外にも素材感を大切にする事から加工や塗装をする事を極力避けて、子ども達が本物に触れて成長していける様に配慮された園舎です。
・まめの木保育園(神奈川県・川崎市)
開発著しい川崎市の武蔵小杉駅前に建設された再開発ビル内の保育所です。
ビル型にも関わらず床面積は1,000m2、園庭も400m2も有する大型保育所となっています。都市部で外遊びも困難な事から、園内に街を挿入する事をコンセプトにデザインした保育所となっています。
・つながるほいくえん御幸が原(栃木県・宇都宮市)
園名にある通り、つながる事をテーマにした園舎です。
園舎内での空間は中庭を中心に配置して回遊性を持たせています。園庭においても人工的に坂道を作っており、自然に屋根に登ってしまい、最後にはオリジナル遊具を使って再び地上に戻れる、グルグルと遊べる様な仕掛けになっています。
・認定こども園 小浜こども園(長崎県・雲仙市)
雲仙普賢岳のふもとに建つ認定こども園です。
橘湾を目の前に望む絶好のロケーションを活かし、海を望む最高のダイニングルームや屋上テラスが設置されました。そしてネット遊具等子ども達が自発的に体を動かす仕掛けをした事で、同年齢の子ども達より遥かに多い運動量をこなしている事がデータ収集により判明しました。海外メディアにも取り上げられて様々な所で評価を頂いた園舎です。
・土合舎利保育園(茨城県・神栖市)
周囲には風力発電装置が林立する様な風の強い地域に建つ園舎です。
風から守る事を意図し、コートハウス型のプランとし、安定した環境の中庭に対して開く事をデザインしました。また、中庭には四季をテーマにした植樹計画を行い、子ども達が様々な発見や気付きが起きる様な仕掛けが行われています。更にトイレは明るく開放的にデザインすると共に風をモチーフとした事でユニークな形状となり、子ども達に大人気です。
・認定こども園 第一幼稚園(熊本県・熊本市)
世界35か国以上でメディアに取り上げられた園舎です。
雨が降ると水溜りが園舎内に出来て雨上がりには水溜りで遊べると言ったコンセプトは世界中の人をとりこにしました。また教室は間仕切りの無い自由な空間となっており、これからボーダレスな教育が行われる様になっています。
・三宝保育園(福島県・いわき市)
東日本大震災で全壊扱いとなった園舎の改築事業です。
未だ放射線量の問題から子ども達が外遊びが出来ない状態となっており、子どもの運動不足と肥満化が問題となっています。そうした背景から室内において外遊びと同様の事が求められた園舎となっています。砂場、プール、駆けっこ等多様な運動が出来る事で、現場の先生達からは子どもの動きが変わったと声があがっています。
・あおぞら保育園(東京都・羽村市)
過保護と言う形で安全を定義した園舎です。
近年問題となりつつある安全と言う事が、過保護や過干渉になっている事に対して危機感を感じ、真の安全とは何かを考えた結果、地域に見守られる事、小さな怪我は必要な経験として捉える事、閉ざすのではなく開く事等をキーワードにデザイン展開された園舎です。
【会社概要】
株式会社日比野設計+幼児の城
本社所在地 : 〒243-0213 神奈川県厚木市飯山2343
代表者 : 代表取締役社長 安藤 達郎
設立 : 1972年7月13日
資本金 : 5,500万円
幼児の城 URL: http://e-ensha.com/
全国でも例を見ない、幼児施設に特化した建築設計事務所です。これまでに関わった園舎数は350にもなり、仕事は日本全国に及びます。
また近年は海外からの相談も増えつつあり、活動の幅が大きくなってきています。
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プレスリリース提供元:@Press
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「株式会社日比野設計+幼児の城」のプレスリリース
- 第11回キッズデザイン賞 8冠達成!『手を加え過ぎない』幼児教育、保育環境が評価される08/28 12:30
- 米国の建築賞で最優秀賞を含め日本の4つの園舎が入賞04/19 11:00
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