地方の交通空白地解消と災害の備えを両立!愛知県初※の公共ライドシェア車両として多機能車両「マルモビ」を犬山市に貸与。災害時にマルモビ車両を被災地派遣する「マルモビパートナーシップ協定」も同時締結!
配信日時: 2024-11-07 18:45:46
自治体・団体・民間企業等が垣根を越えて災害時に支援を行う、助け合いの「マルモビパートナーシップ協定」。岐阜県可児市に続き、全国2例目。
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犬山市にライドシェア車両として無償貸与した、マルモビ車両(犬山市用のラッピング仕様)。
ハイエースベースのキャンピングカー製造台数が国内首位であり、キャンピングカーの新しい楽しみ方を提案する株式会社トイファクトリー(本社:岐阜県可児市、代表取締役:藤井昭文)は、
愛知県犬山市が12 月2日から実施する県内初の公共ライドシェアの車両として、マルチパーパスモビリティ車両『MARU MOBI(マルモビ)』を無償貸与しました。
※定時定路線の事業者協力型による公共ライドシェアは愛知県内初です。
2024年11月1日、犬山市役所にて車両の納車式および協定締結式が執り行われました。
「マルモビパートナーシップ協定 締結式」および「公共ライドシェア車両納車式」
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マルモビパートナーシップ協定書にマルモビ車内で署名した。(左:トイファクトリー 藤井社長、右:愛知県犬山市 原市長)
●犬山市 原市長 コメント
・公共交通機関の減便により、その地域に住む皆様の足の確保が課題となる中で、国が推進している「公共ライドシェア」を実施し、今後の公共交通機関の在り方を検証していきたいと考えていた。
・そんな中、同じように東海地区の企業で、防災視点での車両開発や、地域やまちづくりも意識した活動をされているキャンピングカーメーカー「株式会社トイファクトリー」様とご縁があり、ライドシェア車両を貸与頂くことになりました。
・犬山市側の公共交通手段を補強したいという想いと、トイファクトリー様の災害への備えにもなる車両という考えがマッチし、双方の役割を果たしながら、相乗効果を生む取り組みです。
・平日の朝夕は減便地区の交通機関補強のためにライドシェア車両として活用させて頂きますが、平日の日中や土日など、ライドシェア運行がない日時には、多機能車両である「マルモビ」の特長を生かして、様々な活用をさせて頂きたいと考えています。
・シートや家具などが脱着式で、車内レイアウトを色々と変化させられることがマルモビの強みですので、早速11月10日に開催される犬山市での防災訓練や、イベントなど、市民の皆様のために大いに活用させていただきながら、マルモビを犬山市の新しいまちづくりの起点となるような役割を担っていきたいと思っております。
・このマルモビ車両はトイファクトリー様から1年5か月の無償貸与ということで大変有難い。この想いを受け止めながら、市民の皆様とともに犬山作りに挑戦していきたい。
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愛知県犬山市 原市長の挨拶
●トイファクトリー 藤井社長 コメント
・いま日本では、高齢化によりご自身での移動手段が困難な方の増加や、採算の合わない路線便が減便になるなど、公共交通機関と言う面で様々な課題があります。
・私たち株式会社トイファクトリーは元々はキャンピングカー製造メーカーですが、そのキャンピングカー開発での技術やノウハウを軸に、いかにモビリティを変革させられるかという事に挑戦し、遊びだけでなく、防災まで役立つという視点でクルマ作りを行っています。
・今回のマルモビ車両は、平時はライドシェアで地域のコミューターバスとしてしっかり活用していただき、もしも有事の際には有効活用できる、多機能な車です。
・1台の車両ながら、時には小さな病院のような医務室に変わったり、能登半島地震でも課題となったトイレ問題を解決するトイレカーにも変化したりなど、様々な活用ができます。
・犬山市様にはこのマルモビ車両をしっかりと使っていただき、良い点も悪い点もフィードバック頂きながら、改善につなげていきたい。
・愛知県犬山市様に使っていただく事ができて、大変うれしく思います。
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トイファクトリー 藤井社長の挨拶
犬山市 公共ライドシェアについて
道路運送法第78条(第2号による事業者協力型 の自家用有償旅客運送)を適用し、市が実施主体 、交通事業者が車両の運行及び管理を行い 、岐阜バス「明治村線」の一部路線 犬山駅東~長者町団地南 で、交通空白時間帯( 6:00~7:30 及び 18:00~19:30 )の平日のみ(祝日、年末年始を除く)運行 する計画です。
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公共ライドシェアに活用されるマルモビ車両に座る、中学生や職員たち
公共ライドシェアは、地域や時間帯としての「交通空白地」解消を目的として、自治体や非営利団体が主体となり、自家用車(白ナンバー)で有償運送をするサービスで、急速な高齢化による交通弱者の増加や緊急時の対応力向上など、様々な課題解決として今後全国各地に広がることが予想されます。
この度犬山市が愛知県初の定時定路線の事業者協力型による公共ライドシェアとして12月2日より運行を開始します。
公共ライドシェア 貸与車両について
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犬山市にライドシェア車両として無償貸与した、マルモビ車両(犬山市用のラッピング仕様)。
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マルモビ車両を確認する原市長や犬山市職員
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犬山市のキャラクター「わん丸君」のステッカーデザイン
車両:マルチパーパスモビリティ車両『MARU MOBI(マルモビ)』 (車両 10 人乗りワゴン車(ハイエース)1台
提供形態:無償貸与(令和 6年 11 月~令和8年3月末)
マルモビパートナーシップ協定を締結。全国で2例目。
今回のマルモビ車両貸与に合わせて、トイファクトリーは犬山市と「マルモビパートナーシップ協定」を締結しました。この協定への締結は、岐阜県可児市に続き、全国で2例目となります。
参考プレスリリース 可児市との協定締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000107958.html
今後、マルモビを所有・使用する他の自治体や法人との協定締結も予定しており全国的に普及していく予定です。
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左:トイファクトリー 藤井社長、右:愛知県犬山市 原市長
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マルモビパートナーシップ協定
マルモビパートナーシップ協定とは
マルモビ車両を所有・使用し、かつトイファクトリーとマルモビパートナーシップ協定を締結している自治体・団体・民間企業等が、災害発生時に人道的立場から可能な範囲内で、マルモビ車両の相互貸与協力を図ることで、避難所の設置・運営等災害対応を迅速かつ円滑に行う協定です。
1台の車両を多方面&多目的に活用できる、マルチパーパスモビリティ『MARU MOBI』とは
内閣府推進の主要政策の一つ「災害に強い国づくり:国土強靭化(ナショナル・レジリエンス) 」に向けて注目される『平時活用、有事機能発揮』を形にした車両。マルチパーパスモビリティのコンセプトから、『MARU MOBI<マルモビ>』と命名しています。
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トヨタ/ハイエースをベースに、取り外し可能な脱着式シートや、トイファクトリーが特許を取得した特殊構造を車内に設置し、レイアウトを用途に応じて組み替えられるモードチェンジが容易で、汎用性が高いのが特長です。
2024年1月には、同社が日本総代理店を務めるスイス製のウォーターレストイレ「clesana(クレサナ)」をマルモビ車内に搭載したトイレカーを緊急開発し、被災地に派遣したことで話題になりました。
2024年1月 石川県珠洲市にトイレカーとして派遣。避難所でのトイレ問題に悩む女性に向けて、まずは「女性専用」として設置された。クレサナトイレをマルモビ車内に設置した「プロトタイプ」として緊急開発。当時は脱着機能はなく、トイレや個室壁はスピード重視で組付けて製作しました。
参考プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000107958.html
その後、脱着式機能も備えた、クレサナトイレのポータブルタイプや、個室ユニットの量産型として開発を行い、マルモビ車両に手軽に搭載できる追加オプションが完成。トイレモードも実現が可能となりました。
マルモビ車内には、クレサナトイレと個室ユニットを用いて、最大2部屋のトイレの設置が可能。脱着は工具無しで簡単。
このクレサナトイレなど、マルモビに搭載する家具や、設備、及び、シートなどは「脱着式」であることが特徴で、活用目的や場所、シチュエーションに応じて1台の車両の内装を組み替える事が可能で、多目的に活用できるのが特徴の先進的な車両で、数多くの地方自治体や法人と現在商談を進めています。
マルモビ納車式での様子
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犬山市に貸与したマルモビ車両で、サイドオーニングの使い方を職員に伝達。イベントで便利に活用できそうと、職員たちの反応も上々。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107958/34/107958-34-b90201d25c86e01018a25b9590132e1d-1500x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
トイファクトリー所有のマルモビデモカーにて、トイレカーとして使用できるウォーターレストイレ「クレサナ」の使い方について、実演説明を行った。
●マルモビ担当者のコメント
・ライドシェア車両としてだけ考えると通常のコミューターワゴン車両で問題ないですが、普段も活用シーンがありながら、さらに有事の備えもできるという点が、マルモビ車両をライドシェア車両に採用する強みだと思います。
・このように、「地方の交通空白地解消」と「災害の備え」という、2つの課題も同時にクリアできる今回のような取り組みが、他の自治体にも広がっていけば、災害に強い国づくりにつながるのでは。と期待しています。
・マルモビによる助け合い「マルモビパートナーシップ協定」も徐々に広がっています。
・今後、マルモビを導入頂ける自治体や法人様が増えれば増えるほど、この「マルモビパートナーシップ協定」の強みが活かされますので、遊びのキャンピングカーとしてのトイファクトリーだけでなく、こういった防災視点でのクルマ作りを行う、トイファクトリーの別の側面にも注目していただければと思います。
MARU MOBIオフィシャルサイト https://toy-factory.jp/marumobi/
株式会社トイファクトリーについて
【会社概要】
岐阜県可児市に本社を置くトイファクトリーは、ハイエースベースのキャンピングカー製造台数が国内首位の製造メーカーです。自動車メーカーが保証する自動車本来の安全性を崩すことなく架装された当社のキャンピングカーは、様々な独自技術が施されています。車中泊の快適性の指標となる寒暖の気温差を押さえる「ボディ高断熱施工」から弊社キャンピングカーの特徴でもある「エアロウィンドウ」、大手電機メーカーと共同開発した高効率ソーラー発電システムや家庭用インバータークーラーが車載された「クールコンプシステム」など、当社のキャンピングカーは、車中泊旅行を快適に過ごす為、数々の装備を業界に先駆けて採用してきました。
またキャンピングカーのみならずドクターカー、ペット仕様モデルなど特殊車両まで、細部にわたりご使用いただくお客様それぞれのニーズに合わせて製作。2021 年春放映の情熱大陸では、トイファクトリーのものづくり姿勢や、キャンピングカーに対する想いなどが特集され多くの反響をいただきました。
2022年9月にはステランティスジャパンとフィアットプロフェッショナル正規ディーラー契約を締結し、2023年にはフィアットデュカトをベース車両とした新型キャンピングカーを発表。各方面で話題となっております。
また、2023年4月には岐阜県可児市の大型公園「ふれあいパーク・緑の丘」のネーミングライツ契約を締結して「トイファクトリーの丘」に改称したり、年に一度、同社のキャンピングカーオーナーを全国から約300組集めたファンイベントをその地で開催したりするなど、創業の地である可児市と連携した地域活性化の活動を積極的に行っています。
商号:株式会社トイファクトリー
代表者:代表取締役 藤井昭文
所在地:〒509-0213岐阜県可児市瀬田800-1(トイファクトリー・インターナショナルは沖縄所在)
設立:1995年8月
【事業内容】
・キャンピング車両製作販売・特殊車両、福祉車両製作販売・自動車内外装製作・ヨーロッパ車両輸入販売・RV用品・パーツ輸入販売・自動車レンタルサービス・自転車販売、レンタルサービス・車検、整備
・フィアットプロフェッショナル正規ディーラー
【URLリンク】
TOY-FACTORY https://toy-factory.jp/
MARU MOBIオフィシャルサイト https://toy-factory.jp/marumobi/
公式Instagram https://www.instagram.com/toy_factory_official/
公式Facebook https://www.facebook.com/toyfactory.jp
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