アートと文化が誰にも近い街「京橋彩区」が2024年11月2日(土)に東京・京橋にグランドオープン
配信日時: 2024-11-02 17:00:00
京橋彩区は、都市再生特別地区「京橋一丁目東地区計画」として、 “ アートと文化が誰にも近い街 ” をコンセプトに開発が進められてきた街区です。2019年7月に先行して開業したミュージアムタワー京橋(事業主:株式会社永坂産業・公益財団法人石橋財団)に続き、2024年11月2日にTODA BUILDING(事業主:戸田建設株式会社)が開業し、街区全体のグランドオープンを迎えました。
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TODA BUILDING開業セレモニーの様子 左から 高橋康紀(一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント 代表理事)、西野文人(京橋一丁目東町会 会長)、植草弘(戸田建設株式会社 執行役員副社長 戦略事業本部長)、冨田正一(京橋一之部連合町会 会長)、大谷清介(戸田建設株式会社 代表取締役社長)、吉田不曇(中央区副区長)、今井雅則(戸田建設株式会社 代表取締役会長)、末吉康祐(京橋一丁目西町会 会長)、森静雄(東京中央大通会 副会長)Photo: Ryohei Tomita
一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント(東京都中央区京橋1-7-1 代表理事 高橋康紀)は、永坂産業と戸田建設の2社が社員を構成し2019年4月に街区のエリアマネジメント活動を担う組織として設立されました。京橋彩区の基本理念である「まちに開かれた芸術・文化拠点」づくりを推進するエリアマネジメント活動、周辺のエリアマネジメント組織や近隣の方々との連携等による面的なまちづくりに取り組み、街区を訪れる方々に芸術文化の魅力と居心地の良い時間・空間をお届けします。
京橋彩区について
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京橋彩区は、東京駅八重洲口から歩いて5分。銀座・日本橋にもほど近い京橋にあります。この街区はミュージアムタワー京橋とTODA BUILDINGの2つのビルで構成され、両ビルの低層部にはミュージアム、ギャラリー、イベントホールなどを構え、足元には中央通りに面する間口120mの緑豊かな広場が広がります。
京橋彩区公式WEBサイト:https://kyobashi-saiku.tokyo/
1.街区概要
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2.名称とロゴマーク
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73443/45/73443-45-06e06c3925f4c3b9e20f0290489c7160-2016x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
街区名称の「京橋彩区」は、京橋を訪れた方々に多彩な芸術文化に触れて頂きたいとの思いを込めて命名したものです。ロゴマークは「彩」と「区」の2つの漢字を組み合わせて図案化したもので、街区を中心に人が集まり、賑わい、京橋が輝いていく様をグラデーションで表現しています。
街区内の芸術文化施設
京橋彩区には、ミュージアム、ギャラリー、イベントホールなど、芸術文化に関わる様々な施設がそろっています。世界の名画から現代のアーティストによる作品の展示、ライブイベント、エンターテインメントプログラムなど、誰もがそれぞれの興味にあわせて気軽に芸術文化を楽しめる街です。
1.ミュージアムタワー京橋
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アーティゾン美術館(1~6F)公益財団法人石橋財団が運営し、2020年1月に新たに開館したアーティゾン美術館は、「創造の体感」をコンセプトに、美術の多彩な楽しみをお届けしています。
営業時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜は20:00まで)
※日時指定予約制/入館は閉館の30分前まで
定休日 :月曜日(祝日の場合は開館、翌平日は振替休館)、
展示替え期間、年末年始
公式WEBサイト:https://www.artizon.museum/
2.TODA BUILDING
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CREATIVE MUSEUM TOKYO(6F)CREATIVE MUSEUM TOKYOは、ポップカルチャーや現代アートなどの多彩な領域のクリエイションを大空間で体感できるミュージアムです。
営業時間:10:00~20:00
※展覧会により変更になる場合がございます
定休日 :展覧会の営業期間に準じます
公式WEBサイト:https://www.creative-museum.tokyo/
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TODA HALL&CONFERENCE TOKYO(4F)大小2つのイベントホールは、セミナーや展示会だけでなく、新商品発表会やファッションショーなど様々なイベントで利用可能です。ホールの他、大中小5つのカンファレンスも併設し、様々なビジネスシーンをサポートします。
公式WEBサイト:https://toda-hall.jp/
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タカ・イシイギャラリー 京橋(3F)1994年の開廊以降、基本的な重点を写真(グラフィック)に置きながら国内外の作家の展覧会企画や書籍の出版を行っています。
営業時間:11:00~19:00
定休日 :日・月曜日、祝日
公式WEBサイト:https://www.takaishiigallery.com/jp/
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小山登美夫ギャラリー 京橋(3F)1996年開廊。六本木、天王洲、京橋の3箇所に拠点をもち、日本のアーティストとともに、世界中の様々なアーティストの作品を展示。世代を超え、巨匠から新たな才能まで幅広く紹介しています。
営業時間:11:00~19:00
定休日 :日・月曜日、祝日
公式WEBサイト:https://tomiokoyamagallery.com/
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KOSAKU KANECHIKA(3F)2017年開廊。天王洲、京橋の2箇所に拠点を置き、既存の枠にとらわれない新しい表現に取り組む国内外の作家を紹介しています。
営業時間:11:00~19:00
定休日 :日・月曜日、祝日
公式WEBサイト:https://kosakukanechika.com/
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Yutaka Kikutake Gallery(3F)2015年の開廊以降、多様な展覧会の開催とともにワークショップや出版プロジェクトを実施し、アートと社会との接続を豊かにする試みを続けています。
営業時間:11:00~19:00
定休日 :日・月曜日、祝日
公式WEBサイト:https://www.yutakakikutakegallery.com/
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Gallery & Bakery Tokyo8分(1F)「THE CITY BAKERY」と「ArtSticker」が運営するパンやコーヒーを買うことの延長線上にアートの鑑賞をお楽しみいただけるスペースです。
営業時間:8:00~19:00
定休日:無休
公式WEBサイト:https://artsticker.app/8min
各ビルの取り組み
京橋彩区を構成する各ビルでは、街区を訪れる方々が芸術文化に触れる機会を提供する様々なプロジェクトが展開されます。
1. WORK with ARTプロジェクト(ミュージアムタワー京橋)
株式会社永坂産業の事業として、ミュージアムタワー京橋では、ビジネスパーソンの発想を刺激し創造的な働き方を促すビルになることを目標にWORKとARTの関係を探り、創造性を向上させる仕掛けを設えます。 アートを単なる鑑賞物としてではなく、五感を刺激する体験と捉え、働く人々に創造的な働き方を促進するさまざまな環境を提供。 組織やビジネスパーソンの「創造性」を高めるビルへと段階的に変貌させ、未来のオフィスビルの1つの姿を提案します。
ミュージアムタワー京橋公式WEBサイト:https://www.museumtower-kyobashi.com/
<参加メンバー>
Dumb Type(ダムタイプ)
ヴィジュアル・アート、建築、コンピューター・プログラム、音楽、映像、ダンス、デザインなど多様な分野のアーティストによって構成されるグループ。美術、演劇、ダンスといったあらゆる表現の形態を横断する活動は、現代社会における様々な問題への言及をはらむ作品を制作し、多くの作品が世界中で上演されている。第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示(2022)他。
nomena (ノメナ)
2012年設立のエンジニア集団。日々の研究や実験、クリエイターやクライアントとのコラボレーションを通して得られる多領域の知見を動力にして、前例のないものづくりに取り組み続けている。近年では、宇宙航空研究開発機構JAXAなど研究機関との共同研究や、東京2020オリンピックにおける聖⽕台の機構設計などに参画。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2022)、DSA日本空間デザイン賞金賞(2017)他。
高橋琢哉 (たかはし たくや)
作曲家、音楽プロデューサー。Oyster Inc.代表。音楽を通じた場所と空間の体験、アンサンブルの可能性をテーマに活動。1999~2007年はダンサー田中泯のほぼ全ての公演で音楽を現場演奏で担当。広告や映画等への楽曲提供の他に、国内外のアートインスタレーションや公共空間の音演出も多数手がける。夢や魔術などと同様に、音楽を自然と人の内面を往来する回路として捉え、表現形式にとらわれず活動している。Cannes Lions、Red Dot Award、DSA 日本空間デザイン賞など、音響演出案件の受賞歴多数。
I IN (アイイン)
I INは2018年に東京で設立されたインテリアデザインオフィス。 店舗、レストラン、オフィス、住宅、インスタレーションなど幅広い分野の空間デザインにおいて、モダンラグジュアリーの世界を追求している。 突き抜けた美しさのあるインテリアからは豊かな未来を感じさせ、人々の記憶に残るデザインは国内外で評価を受けている。 主な受賞歴に、INTERIOR DESIGN BEST of year(2020,2022,2023)他多数。
[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73443/45/73443-45-1de5c1d783aa9ebe1f62725f3590752c-1500x416.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から Dumb Type、nomena、高橋琢哉、I IN
2.APK PUBLIC (TODA BUILDING)
戸田建設株式会社によるアート事業「ART POWER KYOBASHI」の一環として、TODA BUILDINGの共用空間を活用し、更新性のあるパブリックアートを展開するプログラムです。来街者やオフィスワーカーが日常的に作品のある空間を体感し、クリエイティビティが刺激されることで、視野の拡張をもたらし日々の生き方や働き方を豊かにしていくことを目指します。第1回は、国内外で活躍するキュレーターの飯田志保子を迎え、不確かな時代の閉塞感を未来志向のポジティブな展望に転換できるよう「螺旋の可能性―無限のチャンスへ」をコンセプトに作品を展開します。
ART POWER KYOBASHI公式WEBサイト:https://www.apk.todabuilding.com/
<参加アーティスト>
小野澤 峻(おのざわ しゅん)
1996年群馬県生まれ。ジャグリングパフォーマーの身体感覚を起点とした、上演型の彫刻作品を制作。東京藝術大学大学院の先端芸術表現専攻を修了後、「Media Ambition Tokyo」(2020、渋谷スクランブルスクエア/2021、森アーツセンターギャラリー)、国際芸術祭「あいち2022」などに出品。2021年には「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」の一人に選出。
野田幸江(のだ さちえ)
1978年生まれ。画家として絵画制作の傍ら、家業である花屋「ハナノエン」で植物に携わるようになる。日常にある植物に触れ、風景についての創作を行っている。主に、自然の要素を配置する空間的な表現や、営みから生まれる植物作品、庭づくりなどを含めて、循環するモノの感触を探っている。近年の活動では、ライフワークに基づく植物の造形や絵画などの発表を各地で行っており、また、庭や場にアプローチする創作やパフォーマンスにも取り組む。ARTISTS' FAIR KYOTO 2021Akatsuki ART AWARD最優秀賞。近年の個展に「きれいな場所」(ミヅマアートギャラリー 、2024)。
毛利悠子(もうり ゆうこ)
構築へのアプローチではなく、環境などの諸条件によって変化してゆく「出来事」に焦点を当てるインスタレーションや彫刻を制作。「ジャム・セッション 毛利悠子 ピュシスについて」(アーティゾン美術館、2024-2025)、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館「Compose」(2024)、カムデン・アーツ・センター(ロンドン、2018)、十和田市現代美術館(青森、2018-2019)での個展のほか、「第14回光州ビエンナーレ」(2023)、「第23回シドニー・ビエンナーレ」(2022)、「第34回サンパウロ・ビエンナーレ」(2021)など国内外の展覧会に参加。2017年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
持田敦子(もちだ あつこ)
1989年東京都生まれ。長野県在住。2018年バウハウス大学ワイマール大学院、東京藝術大学大学院修了。2018年から2019年にかけて、平成30年度公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツ、シンガポールにて研修。プライベートとパブリックの境界にゆらぎを与えるように、既存の空間や建物に、壁面や階段などの仮設性と異物感の強い要素を挿入し空間の意味や質を変容させることを得意とする。近年の活動に長野県飯田市にて家屋を解体するプロセスを作品化するプロジェクト「解体 」(2021-2023)など。
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左から 小野澤峻、野田幸江、毛利悠子(Photo(C)新津保建秀)、持田敦子(Photo by Pezhman Zahed)
<キュレーター>
飯田志保子(いいだ しほこ)
東京オペラシティアートギャラリー、豪クイーンズランド州立美術館/現代美術館内研究機関の客員キュレーター、韓国でのフェローシップ・リサーチャーを経て、主にアジアや豪州各地域で共同企画を実践。第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012、あいちトリエンナーレ2013、札幌国際芸術祭2014のキュレーターを歴任。2014年から2018年まで東京藝術大学准教授。あいちトリエンナーレ2019及び国際芸術祭「あいち2022」のチーフ・キュレーター(学芸統括)を務める。引き続き、学芸統括として「あいち2025」に従事している。
[画像15: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73443/45/73443-45-803fa56ceb23d47dd5993588f0c8b767-608x608.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Photo by ToLoLo studio
エリアマネジメント活動
ラジオ番組「京橋彩区のアートな広場」
[画像16: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73443/45/73443-45-dadc6183729a9f1f59c51fc3f4a53de3-1500x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
一般社団法人京橋彩区エリアマネジメントでは、街区内で展開される様々なアートの情報を発信するラジオ番組 「京橋彩区のアートな広場」を放送し、アートに親しむきっかけをお届けしています。
放送局 :中央エフエム(周波数 84.0MHz)http://fm840.jp/
放送日時:毎月第1・3火曜日 7:00~8:00
(再放送 土曜日 20:00~21:00)
※ラジオ放送の翌週月曜日から、Spotify にてアーカイブ音源を配信しています。
◆今後の放送予定◆ ※敬称略
第8回 放送日:11/5(火)
ゲスト:
遠山正道(The Chain Museum 代表取締役)
佐藤達哉(Gallery & Bakery Tokyo8分 ディレクター)
第9回 放送日:11/19(火)
ゲスト:
岡田崇(戸田建設株式会社 東京支店建築工事部、TODA BUILDING工事長)
中川康弘(戸田建設株式会社 建築設計統轄部、TODA BUILDING設計担当)
第10回 放送日:12/3(火)
ゲスト:
飯田志保子(APK PUBLIC Vol.1キュレーター)
第11回 放送日:12/17(火)
ゲスト:
持田敦子(APK PUBLIC Vol.1 参加アーティスト)
飯田志保子(APK PUBLIC Vol.1キュレーター)
第12回 放送日:1/7(火)
ゲスト:
毛利悠子(アーティゾン美術館・ジャムセッション展出展作家、APK PUBLIC Vol.1参加アーティスト)
内海潤也(アーティゾン美術館 学芸員)
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