エムティーアイ、法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』「更年期プログラム」の本導入と「男性更年期プログラム」の実証導入を11月より開始!

プレスリリース発表元企業:株式会社LIFEM

配信日時: 2024-11-01 10:01:30

~更年期に関する従業員の健康課題改善や理解促進を支援~

 株式会社エムティーアイ(代表取締役社長:前多 俊宏 以下、「エムティーアイ」)と株式会社LIFEM(ライフェム)(代表取締役:菅原誠太郎 以下、「LIFEM」)は、11月1日(金)よりエムティーアイに、LIFEMが提供する働く女性の健康課題改善をサポートする法人向けフェムテック※1サービス『ルナルナ オフィス』の女性従業員を対象とした「更年期プログラム」(ライトプラン)の本導入と「男性更年期プログラム」の実証導入をすることに合意しました。
 本プログラムを通じてエムティーアイの従業員を対象に、医師によるセミナーの実施や、セミナー動画と医療機関と連携したオンライン診療サービスの提供を行います。これにより、更年期に伴う症状の改善や、健康課題への全社的な理解促進を支援します。
 エムティーアイでは、2020年10月より既に「月経プログラム※2」を導入しており、「更年期プログラム」「男性更年期プログラム」の提供も開始することで、従業員の健康課題への知識向上と改善を支援し、男女共に働きやすい環境づくりを推進していきます。



◆幅広い年代の女性が心身共に健康で働ける環境を目指し、「月経プログラム」に加え「更年期プログラム」が始動!
 エムティーアイでは、従業員の健康維持・増進を重要な経営課題に位置付け、心身ともに健康に働くことができる職場づくりに取り組んでいます。制度のひとつとして、LIFEMが提供する『ルナルナ オフィス』の「月経プログラム」を2020年10月より本格導入しており、プログラム参加者の月経随伴症状の改善に取り組むことで、月経による日常生活への影響日数が平均2.4日から1.4日に減少したり、月経の影響がない時に発揮できる自身の仕事の出来を100とした時に月経中の仕事の出来が平均64.0から68.5に向上するなど効果が表れています※3。
 また、2021年10月~2022年3月には女性従業員を対象とした「更年期プログラム」の実証導入※4を行いました。参加者へのアンケートでは、更年期に伴う不調による日常生活への影響日数は平均6.1日から0.5日に減少、更年期に伴う不調がない時に発揮できる自身の仕事の出来を100とした時に、不調を感じている状況での仕事の出来は平均73.6から87.1に向上するという結果が得られました※5。今回、より多くの女性従業員に心身共に健康で業務に向き合ってほしいという思いから、「更年期プログラム」の本格導入を開始し、「月経プログラム」ではサポートできなかったプレ更年期・更年期世代の女性従業員へ支援の幅を広げます。

◆男性更年期症状や疑わしい不調によって転職を考えたことがある人は3割以上・・・「男性更年期プログラム」も開始し男女ともにより働きやすい職場へ!
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 また、エムティーアイでは男性従業員の平均年齢が41.2歳であることから、一般的に45歳前後から発症しやすいとされる男性更年期障害にも注目し、35歳以上の男性従業員を対象に男性更年期症状に関するアンケート調査※6を実施しました。男性更年期障害のセルフチェックの際に用いられる質問票のひとつであるAMSスコアに回答してもらったところ、全体として重度~軽度の可能性がある人が60.4%にのぼりました。また、年齢別に見ると40~49歳の世代が重度の可能性がある人が多い結果となりました※。
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 次に、男性更年期に伴う心身の不調(疑わしい不調含む)によって仕事へどのような影響があるかについては、「集中できない」66.4%、「ミスが増えた」27.5%、「労働時間が減った」19.1%が上位に挙がりました。「その他」(14.5%)の自由回答では「スピード感と限界値が下がった」「疲労感による仕事意欲の低下」という声が寄せられるなど業務に支障をきたしているようです。
 さらに、男性更年期に伴う心身の不調(疑わしい不調含む)によって部署異動、昇進辞退、休職、転職、離職を考えたことがあるかについて聞いたところ、実際に実行した人は1割以下でしたが、「考えたことがある」と回答した人は部署異動、昇進辞退、離職は2割以上、転職は3割以上となり、キャリアを考える上で障壁のひとつとなっていることがうかがえます。
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 このような結果を受け、エムティーアイでは、女性だけでなく男性特有の健康課題に対するサポートの実現に向け、「男性更年期プログラム」の実証導入を開始します。これにより、健康課題に関する社内全体の理解促進を図るとともに、従業員が抱える健康課題の症状改善における効果検証を進め、男女ともにより働きやすい職場環境の実現を目指します。

※AMSスコアは、更年期における男性が医療機関を受診する目安などを一定の方法で評価したものであり、重度~軽度の結果は、医師によって判断されたものではありません。

<エムティーアイが導入するプログラム概要>
I.「更年期プログラム」
女性の更年期症状に関する心身の不調などの知識を深める産婦人科医師監修のセミナー動画を男女問わず全従業員向けに提供します。また、オンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用し、婦人科受診による更年期に伴う症状の改善を支援し、効果検証のためのアンケート提供まで担います。

II. 「男性更年期プログラム」
男性の更年期症状に関する心身の不調などの知識を深める泌尿器科医師によるセミナーの実施とセミナー動画の提供を男女問わず全従業員向けに行います。また、オンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用した男性更年期外来の受診による更年期に伴う症状の改善のサポートや効果検証を実施します。

<各プログラム詳細>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/106084/table/55_1_ed99ee868f9beeb0d4775ecb79fe9bb8.jpg ]


◆株式会社エムティーアイ コーポレート・サポート本部 人事部 岩田 沙樹
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 当社では、多様な国籍や家庭事情を持つ従業員が長期的に働くためには、プライベートは切り離せるものではなくライフも含めて従業員のキャリアを支援することが大切だと考えています。そのためにも、一人ひとりが自らの力を発揮しやすい働き方を選択できるように、これまでもさまざまな制度の整備に取り組んでまいりました。
 今回のプログラムにおいても、健康課題を抱えた従業員の支援は勿論ですが、老若男女問わず従業員同士が互いを理解し、いきいきと心地よく働ける職場づくりがさらに進むことを期待しています。

※1 フェムテック:女性(Female)と技術(Technology)を組合わせた造語。女性が抱える健康課題をテクノロジーの力で解決するもの。
※2 エムティーアイ、『ルナルナ オンライン診療』を活用した 婦人科受診と低用量ピル服薬を支援する独自の福利厚生制度を本格導入
https://www.mti.co.jp/wp-content/uploads/pdf/pr/2020/pr_20200831.pdf
※3 エムティーアイによるインターネット調査
有効回答数:「月経プログラム」に参加したエムティーアイ女性従業員13名
調査実施期間:2024年1月16日~7月4日
※4 エムティーアイ、『ルナルナ オンライン診療』を活用した「オンライン更年期外来プログラム」を10月より実証開始!
https://www.mti.co.jp/wp-content/uploads/pdf/pr/2021/pr_20210908.pdf
※5 エムティーアイによるインターネット調査
有効回答数:「更年期プログラム」の実証に参加したエムティーアイ女性従業員7名
調査実施期間:2022年4月20日~4月28日
※6 エムティーアイによるインターネット調査
有効回答数:エムティーアイ 35歳以上の男性従業員225名
調査実施期間:2024年7月16日~7月29日

【『ルナルナ オフィス』について】
[画像5: https://prtimes.jp/i/106084/55/resize/d106084-55-27392058ee2b73823d5a-3.jpg ]

オンライン診療サービス『ルナルナ オンライン診療』を活用し、企業で働く従業員の健康課題改善から効果検証までを一気通貫でサポートする法人向けサービス。女性向けには、月経やPMSの症状から、妊娠や不妊、更年期症状に関するセミナーや産婦人科医への相談、男性向けには、男性更年期に関するセミナーや泌尿器科医への相談の機会を提供しています。
詳細はこちらから:https://office.lnln.jp/

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