「ヒト型アシルセラミド」を世界最小(*1)20nmサイズで安定分散することに成功 角層への浸透性を従来比約6倍に向上させた「ヒト型ナノアシルセラミド」を開発

プレスリリース発表元企業:富士フイルム株式会社

配信日時: 2015-07-01 14:45:00

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、肌のバリア機能(*2)を担う角層細胞間脂質の長周期ラメラ構造(Long Periodicity Phase。以下、LPP。後述「長周期ラメラ構造(LPP)とは」参照)の形成に必須とされる成分「ヒト型アシルセラミド」を世界最小20nmサイズで安定分散した「ヒト型ナノアシルセラミド」を開発しました。この「ヒト 型ナノアシルセラミド」は、「ヒト型アシルセラミド」分散液に比べて、約6倍の角層浸透性を示すことを確認しました。さらに、「ヒト型ナノアシルセラミド」が、角層細胞間脂質のLPPを修復することも確認しました。当社は今後、この成分をスキンケア化粧品の開発に応用していきます。

◆「ヒト型アシルセラミド」を世界最小20nmサイズで安定分散することに成功 の詳細は、富士フイルムのWebサイトをご覧下さい。
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なお、当社は、2015年9月8日から学校法人名城大学にて開催される「日本油化学会 第54回年会」で本研究成果を発表いたします。
*1 平成27年6月末時点、当社調べ。
*2 角層への外界からの異物の侵入を阻止し、体内から体外への水分透過蒸散を抑制する効果。

《関連リンク》
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