暖かい衣類を能登半島に取り寄せ「衣類のリサイクル市」を開催

プレスリリース発表元企業:一般社団法人グリーンコープ共同体

配信日時: 2024-10-15 17:45:47

これから寒くなる季節に向けて秋物・冬物衣類を全品100円で提供

西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、これから寒くなる季節に向けて、秋物・冬物衣類を中心に「衣類のリサイクル市」を10月19日(土)に開催します。



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グリーンコープでは、令和6年1月能登半島地震の発災後より石川県七尾市に拠点を置き、支援活動を開始しました。9月21日(土)に石川県奥能登地方に発生した記録的な大雨の影響により、各地で甚大な被害が発生したことを受けて、これまで支援を続けてきた避難所や仮設住宅、地域住民と連携を取りながら「食料物資のお届け」や「泥だし作業」などの支援活動を継続してきました。

そのような中、各地の避難所から「衣類やシューズを手配してほしい」と相談を受け、必要な衣類をお届けしてきました。ですが、これから寒くなる冬を目前に控え、被災地では冬物衣類や防寒着などが不足している状況です。

そこで、社会福祉法人グリーンコープが取り組んでいるファイバーリサイクルの衣類を現地に取り寄せ、一人でも多くの方へ暖かい衣類をお渡しできるよう「衣類のリサイクル市」を開催することにしました。

当日は、秋物・冬物を中心に「上着」「ズボン」「子ども服」「靴」などを含む500点以上の衣類を100円で販売します。さらに、11:30からはおまねきランチとして、出来立ての「焼き鳥」や「ガパオライス」を無料で提供します。

グリーンコープでは、これからも関係団体等と連携を図りながら、被災地に寄り添った支援活動を継続してまいります。

衣類で広がるファイバーリサイクル運動とは
ファイバーリサイクル運動とは、「国境を越えた子育て支援」「衣類のリユース・リサイクル」「生活困窮者の就労支援」の3つの大きな目的で取り組んでいます。自宅で眠っている衣類を寄付いただいた約8割を、パキスタンのアル・カイールアカデミー事業部に届け、現地で販売した売上金を学校の運営資金として、パキスタンの子どもたちが学校に行けるように支援活動を行っています。日本から現地へ送る衣類は、コンテナ1回分約24トンの売り上げで、約250人のパキスタンの子どもたちが学校へ1年間通うことができます。衣類の約2割については、ファイバーリサイクル運動継続のために、ゆう*あいショップ、ファイバーリサイクルセンター内のショップ、グリーンコープのお店などで販売しています。身近な衣類のリユース・リサイクルが、地域の支えあい、そして、国境を越えた支えあいの輪を広げています。

開催概要
日 程:2024年10月19日(土)
時 間:10:00~14:00(おまねきランチ:11:30~)
場 所:ふれあいプラザ二勢(石川県輪島市二勢町44)

組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
https://www.greencoop.or.jp/

2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。

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