<ビズリーチと山田進太郎D&I財団>女性のSTEM(理系)分野での活躍推進に向け連携協定を締結。中高生の保護者向けキャリアイベント開催

プレスリリース発表元企業:株式会社ビズリーチ

配信日時: 2024-10-11 11:00:00



株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也 以下、当社)は、公益財団法人山田進太郎D&I財団(所在地:東京都港区/代表理事:山田進太郎 以下、山田進太郎D&I財団)と、誰もが自身の能力を最大限に発揮できる社会の実現に向け、次世代の人材育成を支援することを目的とした連携協定を締結しました。山田進太郎D&I財団と当社の取り組みの第1弾として、STEM※1(理系)分野へ進学する女性の割合増加に向けた中高生の保護者向けのキャリアイベントを10月10日に開催し、イベントには約80人が参加しました。

※1 STEM:Science(科学)、 Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉で、いわゆる「理系」や、そのなかでも特に「理工系」の分野を指す
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ビズリーチ×山田進太郎D&I財団 連携協定締結

公益財団法人山田進太郎D&I財団との連携協定について
- 締結日:2024年10月10日
- 目的:誰もが自身の能力を最大限に発揮できる社会の実現に向けた、次世代の人材育成支援
- 本協定の内容:
(1)STEM領域へ進学する女性の割合増加に向けたキャリア教育等の共同実施
(2)誰もが自身の能力を最大限に発揮できる社会の実現に向けた課題の解決を担う人材確保の協働

■STEM分野の女性採用ニーズが拡大する一方、女性の理系進学率はOECDで最低水準。山田進太郎D&I財団と連携し、未来の女性STEM人材育成を目指す
テクノロジーの進化とAIの急速な普及に伴い、ITやデータ処理のスキルといった理系の学びの重要性が高まっています。採用市場でも、STEM人材はメーカーやITをはじめとした幅広い業界で必要とされ、特にテクノロジーの分野では多様な視点が重要視されていることから女性の活躍が期待されています。実際に経団連の調査※2によると、今後5年程度先を見通した理工系女性の採用について、64%の企業が「拡大する方向」と回答しており、STEM分野を学んだ女性の採用意欲は極めて高いことがわかっています。しかし、日本では女性のSTEM分野の大学への進学率は19%※3と、経済協力開発機構(OECD)諸国のなかで最低水準であるのが現状で、STEM分野で活躍する女性の育成が急務となっています。 
山田進太郎D&I財団は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を目的に2021年に設立されました。2035年に女性のSTEM分野の大学への進学率をOECD諸国平均の28%※4にすることを目標として、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援するさまざまな活動を展開しています。そこで、当社は山田進太郎D&I財団と連携協定を締結し、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」での人材公募をはじめとした当社のサービスの活用や、当社保有のキャリアに関するデータや知見をもとにしたイベントの共同開発など、STEM分野への進学を目指す女性の割合を増加させるための取り組みを実施し、未来の女性STEM人材の育成を目指します。

※2 日本経済団体連合会「博士人材と女性理工系人材の育成・活躍に向けた提言」 https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/014_honbun.pdf
※3 文部科学省「学校基本調査(令和5年度)」より理学部・工学部を合算して算出(山田進太郎D&I財団調べ)
※4 2021年の財団設立時に、OECDの高等教育における専門分野別の入学者の女性割合データを活用し、算出(山田進太郎D&I財団調べ)

■第1弾、「国際ガールズ・デー(10/11)」の前日に、中高生の保護者向けキャリアイベントを開催
国連が定めた10月11日の「国際ガールズ・デー」にちなんで、「STEMの学びにより、キャリアの選択肢と可能性がどのように広がるか」をテーマにした保護者向けのイベントを10月10日に開催しました。
日本で女性のSTEM分野の大学への進学率が低い背景には、身近なロールモデルの不足だけでなく、「理系進学は女性には向かない」といった日本社会のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見・思い込み)があるといわれ、中高生女子の保護者もその例外ではありません。子どもの進路選択に影響を及ぼすといわれる保護者の意識を新しい時代に合わせて変えていくことが、女性のSTEM分野への進学において乗り越えるべき大きな壁の一つともいえます。
そこで本イベントでは、中高生の保護者を対象として、まずはデータや事例をもとに、STEM分野進学後のキャリアの選択肢と可能性について正しく知っていただくとともに、親子でキャリアや進路について考える機会を創出することで、今後のSTEM分野への進学を促進することを目指しました。

<当日の様子>
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集合写真

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山田進太郎D&I財団COOの石倉氏から、女性のSTEM進学の現状について説明
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ビズリーチやビズリーチ・キャンパスのデータをもとに、STEM人材の採用ニーズの高さや、キャリアの可能性について解説

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三菱UFJ銀行人事部船本氏から、理系人材を求める理由と、STEMの仕事のリアルを説明
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座談会の様子

<参加者の感想コメント(一部抜粋)>
・これまで自分が持っていた理系に対する概念(女性の比率が少ない、就職にデメリットがある等)が変わりました。時代に合わせて価値観もアップデートできてよかったです。「理系にデメリットは感じたことがない」という言葉が心強く感じました。
・理系の人がいろいろなところで求められているという話は聞いたことはありましたが、具体的なイメージがなかったので具体的なお話や体験談を聞けてよかったです。
・親として子供へのやりたいことを応援したい気持ちになりました。
・理系に進んだ女性の現在の状況を知れて勉強になりました。

<イベント概要>
・名称:「理系の学びで広がる、キャリアの選択肢と可能性」
・日時:2024年10月10日(木)18:30~19:40
・プログラム詳細:
1.「女性のSTEM進学の現状」
  山田進太郎D&I財団 常務理事COO 石倉 秀明 氏
2.「理系の学びと、キャリアの選択肢と可能性」
  株式会社ビズリーチ ビズリーチ事業部 マネージャー 宮本 千聡
3.「理系人材を求める理由と、STEMの仕事のリアル」
株式会社三菱UFJ銀行 人事部 採用・キャリアグループ 次長 船本 浩一 氏
4. パネルトーク「子どものキャリアの選択肢を広げるために」、質疑応答
5. 各種お知らせ

公益財団法人 山田進太郎D&I財団 常務理事COO 石倉 秀明 氏 コメント
今回、ビズリーチ様と連携協定を締結し、STEM分野で活躍する次世代の女性リーダーを育成するための取り組みを推進できることを大変嬉しく思います。日本において女性のSTEM分野の大学への進学率が低い現状を打開し、多様なキャリアの選択肢を提供するためには、保護者や社会全体が積極的にサポートする必要があります。今後も、保護者と中高生を中心に、STEM分野の進路やキャリアを考える機会を連携して提供し、より多くの女性がSTEM分野で活躍できる社会を目指してまいります。

株式会社ビズリーチ みらい投資プロジェクト 主宰 加瀬澤 良年コメント
このたび、山田進太郎D&I財団様と次世代の人材育成の支援を目的とした連携協定を締結でき、大変光栄に思います。 
今回の連携協定は、当社のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」の一環として取り組むものです。「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションに掲げる当社は、これまでも高専機構様との次世代IT人材等の育成に関する連携協定※5など、次の時代を担うプロ人材育成に取り組んできました。
最近では、自らファクトをもとにしたキャリアに関する情報収集を行う方法を身につけ、将来の納得したキャリア選択につなげることを目指し、中高生向けに「キャリア教育支援ツール」※6を開発しました。変化の激しい時代において、キャリアにおける選択肢や可能性を広げるためには、子どもだけではなく、子どものキャリア選択に影響を与える保護者自身も情報をアップデートすることが必要です。今回のイベントが親子で進路やキャリアを考えるきっかけとなりましたら幸いです。
今後も、未来のプロ人材の育成や新産業への投資を通じて、日本全体の社会課題の解決に努めてまいります。
※5   https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2022/0209.html
※6  https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2023/1222.html

■公益財団法人 山田進太郎D&I財団について
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進を通じて、誰もが能力を発揮できる社会を目指し、2021年7月に株式会社メルカリの取締役兼代表執行役CEOである山田進太郎氏によって設立された公益財団法人です。特にSTEM(理系)のジェンダーギャップに注目し、中高生女子のSTEM分野への進学やキャリア選択を支援する奨学助成金事業を展開しています。2024年より「Girls Meet STEM」事業を開始し、企業でのオフィスツアーや大学でのキャンパス・研究室ツアーを通じて、STEM領域で活躍するロールモデルとの交流機会を提供しています。プログラムは通年で開催され、対面およびオンライン形式で参加可能です。
代表理事:山田 進太郎(株式会社メルカリ 代表執行役 CEO)
設立年月日:2021年7月1日
公益財団法人 山田進太郎D&I財団 公式サイト:https://www.shinfdn.org/
Girls Meet STEM 公式サイト:https://www.shinfdn.org/gms

■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
   企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/

■株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。 URL:https://www.bizreach.co.jp/

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