株式会社ワサビが粗大ごみを削減し焼却量・CO2排出量を削減する「粗大ゴミ回収申し込みアプリ」2024年冬ローンチ予定と発表
配信日時: 2024-10-10 19:15:40
株式会社ワサビ(本社:大阪府大阪市)は2024年の冬に環境問題解決のための粗大ゴミ回収申し込みアプリを公開予定と発表した。本アプリを自治体が導入すると粗大ゴミの削減や焼却量・CO2排出量を削減できる。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42554/114/42554-114-8349ef08ed8e6b6e868f5aa67ceaa5dd-1200x650.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ワサビ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大久保裕史 以下ワサビ)は、粗大ゴミ削減のための「粗大ゴミ回収申し込みアプリ」を開発、2024年、冬(時期未定)に公開予定だと発表した。
本アプリは、全国の粗大ゴミ回収をアプリでシームレスに行うことが可能でリユースが可能な粗大ゴミを市民がリユース希望として選択すると、粗大ゴミ回収業者によって地域のリユース事業者に届けられる。
回収されたリユース品はリユースフェス事務局(株式会社ワサビ)が提供する「衣料品・生活用品315品目をリユース化した場合CO2と水の削減値オープンデータ※1」として削減値データを数値化できるため、自治体は粗大ゴミ削減値を数値として発表することが可能となる。
全国の自治体が抱える問題
平成12年度から徐々にごみ排出量減っているが4,398万トン、ゴミ処理総額費用19,495億円/年
となっており、全国の自治体がReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)を促進しているが日本のリサイクル率は19.6%とかなり低い(ヨーロッパ40%前後が平均)日本の焼却率は79.4%で世界で1位、 CO2排出量は世界で5位である。
(出典元:環境省 一般廃棄物排出及び処理状況等(令和4年度)について https://www.env.go.jp/press/press_02960.html)
本アプリが解決できること
・リユース品回収による粗大ゴミの削減
・焼却量削減によりCO2排出量の削減
・環境問題の解決
本アプリの仕様について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42554/114/42554-114-cf88d69fbccfd3e7b92ae4cc626845d6-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
- 市民が粗大ゴミとして回収依頼をするか、リユース希望にするかをアプリ内で選択し申込を行う。
- 申込後、市民は粗大ゴミの処分費用はアプリ内で決済を行うか、通常通りごみ処理券を購入するかのどちらかを選択。
- その後、自治体はアプリから回収依頼を確認しごみ収集事業者へAIで作成したルート案内と共にアプリ内で連絡を行う。
- 指定された日時にごみ収集事業者は指定場所へ回収に行き、粗大ゴミは処分場へリユース希望品は地域のリユース事業者へと運ばれる。
市民の粗大ゴミ申込時の作業の負担を軽くするだけではなく、気軽にリユース希望品を選択できることによりリユースへの取り組みの意識の向上につながることが期待される。
また、リユース品の査定や出品はリユース事業者が行うため人手不足の自治体でも導入が可能となる。
なぜワサビがこのアプリを開発するのか
ワサビはリユース品特化型のEC一元管理システム「WASABI SWITCH」を提供しており、ワサビのシステム開発の知識と全国各地の様々なリユース企業との繋がりを掛け合わせ、さらに全国の自治体と協力することにより大幅な粗大ゴミの削減や環境問題の改善を行うことができると考え開発に至った。
近畿大学の学生と共同でアプリ画面を作成
本アプリは近畿大学の学生と共同でUIデザインを考え作成し、2024年9月20日・9月21日に行われた「プロト・フェス」で発表したところ、環境や社会に利益をもたらし、持続可能であることが伝わる点が評価され「サステイナブル・インパクトアワード」を受賞。
学生にとって、日本の環境問題やリユースの大切さを学ぶ機会となった。
詳細はこちら>>
ワサビ開発の粗大ゴミ回収アプリ、近畿大学主催『プロトフェス』でサステナブル・インパクトアワード受賞(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000042554.html)
今後、導入する自治体が増えることにより日本全体での環境問題の解決の糸口となるだろう。
※1
衣料品・生活用品315品目をリユース化した場合のCO2と水の削減値オープンデータとは
・多くの人にリユースに興味を持ってほしい
・リユース品を購入することで、これだけ環境に貢献出来ているということを知ってほしい
・リユース品を格好悪いと思ってほしくない
そんな思いでリユースフェス事務局(株式会社ワサビ)がオープンデータとして公開しています。
オープンデータは、衣料品・生活用品について、新品を購入するのではなくリユース品に切り替えた場合に、どれだけの環境負荷を減らすことができるのかを定量化したデータです。
315品目の衣料品・生活用品について、1品目あたりのCO2と水の削減値を算出しました。
【 計算方法 】
削減貢献量=
(資源調達時の環境負荷+輸送時の環境負荷+製造時の環境負荷)*未償却割合(30%と設定)+廃棄時の環境負荷
引用:衣料品・生活用品315品目をリユース化した場合のCO2と水の削減値オープンデータについて
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000042554.html
株式会社ワサビについて
海外販売向けコンサルティングを始めとした越境EC向けECソリューション事業を展開。日本が扱う質の良い商品を、海外で効率的に販売できる国内外EC管理システムを開発、運用しています。
リユース業界のさらなる発展を促し、リユース・リサイクルビジネスを通じて、環境・経済ともに持続可能な社会を目指すイベント「リユースフェス」の事務局を務めるなど、イベント運営にも力を入れています。
会社名:株式会社ワサビ
代表者:大久保裕史
所在地:大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室
電話番号:050-5838-3170
URL:https://wasabi-inc.biz/
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