名古屋商科大学の教授3名による共同研究課題が(公財)大幸財団の研究助成事業に採択されました

プレスリリース発表元企業:学校法人栗本学園

配信日時: 2024-10-09 12:20:00



名古屋商科大学経営学部の椿田貴史教授, 経済学部の川副延生教授および松尾信之教授の研究課題が、公益財団法人 大幸財団「第13回人文・社会科学系学術研究助成事業」に採択されました。
研究概要
テーマ「ヘルスリテラシーの向上と医療機関へのアクセスの改善を通して、在日ベトナム人技能実習生の健康の増進を図る」

本研究は、在日ベトナム人技能実習生を対象に、実習生の健康増進を目的として、ヘルスリテラシーと医療機関へのアクセスに関する課題に焦点を当てます。対象者のヘルスリテラシーを測定し、日本人学生のヘルスリテラシーレベルと比較することで、対象者の特徴を明らかにします。また、医療機関へのアクセスに関する課題を明らかにします。この研究から得られる知見をもとに、技能実習生のヘルスリテラシー向上および医療機関へのアクセス改善に向けた支援策の提言が期待されています。

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経営学部 教授 椿田 貴史(ツバキタ タカシ)京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士。京都中央看護専門学校非常勤講師を経て、2002年より名古屋商科大学専任講師。2011年より現職。臨床・教育心理学を専門とする。臨床心理士。主な著書に『精神分析技法の基礎 ラカン派臨床の実際』, 誠信書房, 201211(共訳)がある。




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経済学部 教授 川副 延生(カワゾエ ノブオ)名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了。1985年より名古屋商科大学専任講師。1996年より現職。専門は経済統計。主に中国の家計調査、消費者物価指数などの経済統計の研究を行う。また中国の農村の医療保健・保険の医学的、経済的な研究を行う。



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経済学部 教授 松尾 信之(マツオ ノブユキ)東京大学大学院人文社会系研究科東洋史学専攻修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科東洋史学専攻博士課程単位取得満期退学。本学の講師、助教授を経て2017年より現職。歴史学を専門とし、主にベトナム農村の社会史を研究する。現在の主な研究内容はベトナム北部農村の1900年前後の社会変容。



研究助成事業の目的
助成事業は、愛知県内の大学などの学術研究教育機関に所属する研究者を対象に、人文・社会科学系の基礎的分野において独創的な視点に基づく顕著な業績を挙げている研究や、萌芽的な研究を行う研究者に対して、その研究を発展させるための研究費を審査委員会の選考を経て助成することを目的としています。
公益財団法人 大幸財団について
大幸財団は、1980年9月に愛知学芸大学(現在の愛知教育大学の前身名)名古屋施設整備後援会から土地その他の財産を継承し、それらを基本財産として、愛知県教育委員会の認可を経て設立されました。財団では主に、育英奨学事業、留学生助成事業、学術教育振興助成事業及び国際学術交流助成事業などへの助成、学術・文化講演会等開催事業などを行っています。
名古屋商科大学について
1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求しています。国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得している他、PIM(国際経営協会)の会員校。現在は5学部9学科2研究科を設置し、世界63カ国187校の提携校とともに交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施しており、ビジネススクール(経営大学院)は、QS Business School Ranking 2024-25において2年連続、3カテゴリー全てにおいて国内第1位を獲得しました。また、「THE(Times Higher Education ranking)」の2023年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で3年連続第1位、国内では第15位にランクインしています。

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