学校法人早稲田大学と三菱電機株式会社 経済産業省「特定新需要開拓事業活動計画」の認定を取得

プレスリリース発表元企業:三菱電機株式会社

配信日時: 2024-10-04 18:45:27

―市場拡大を目指しオープン&クローズ戦略を推進、人材育成に向けて国際標準化教育を強化―



                                     学校法人早稲田大学
                                      三菱電機株式会社

 学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早稲田大学」)および三菱電機株式会社(所在地:東京都千代田区、執行役社長:漆間啓、以下「三菱電機」)は、経済産業省が新設した「特定新需要開拓事業活動計画認定制度(※1)(OCEANプロジェクト(※2))」において、認定を取得しました。

■背景
 2023年11月8日に早稲田大学と三菱電機は「サステナビリティ社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定」を締結し、組織連携を開始しました。2024年度からは、分散型エネルギー普及時代の課題解決を目指し、カーボンニュートラルに加えて快適性や健康などのウェルビーイングの視点を取り入れた基盤研究と社会実装を見据えた実証研究を実施しています。

■本計画認定取得の目的
 早稲田大学と三菱電機は、エネルギーマネジメントシステムに係る電力分野や、建物内のウェルビーイングや熱マネジメントを意識した室内環境の分野において、特定の企業だけで全てのサービスが提供されるものではないという認識のもと、オープン戦略とクローズ戦略を明確にし、オープン領域では特定企業の技術保有に留まることなく、様々なステークホルダーに技術や基準を伝播させることで、市場拡大の可能性が高まると考えています。また、当事者及び国内の連携先企業によるクローズ戦略と国際標準化を目指すオープン戦略を組み合わせることが、日本の産業競争力の強化につながると考え、今回の計画認定制度に申請しました。

■今後の取り組み
 早稲田大学と三菱電機は、本計画認定の枠組みのもと、カーボンニュートラルとウェルビーイングの両立を見据え、エネルギーマネジメントシステムと室内環境システムの普及に向けたオープン&クローズ戦略の策定と推進に取り組み、電力事業者と需要家の双方に有益なシステム・機器の提案を実施します。また、産業の国際市場獲得に向けた未来の国際標準化博士専門人材の輩出を目指し、国際標準化の知見を活用した実践的な教育と、オープン&クローズ戦略に最適化させた実習教育を強化することにより、国際的に活躍できる人材の育成に取り組みます。
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本計画認定における活動内容と目指す成果

※1 企業と大学等が共同で実施する研究開発について標準化と知的財産を一体的に活用する戦略(オープン&クローズ戦略)の策定・活用を促進するための計画認定制度
※2 Open & Close strategy with Exploiting Academic kNowledgeプロジェクト

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