マックスとKDDI、世界初の4G LTE通信とGPS機能を搭載した鉄筋結束機を発売

～稼働状況の可視化や盗難時の追跡を実現～



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本製品の活用概要図

マックス株式会社（本社:東京都中央区、代表取締役社長:小川 辰志、以下 マックス）とKDDI株式会社（本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:高橋 誠、以下 KDDI）は、世界初（注1）の4G LTE通信、GPS機能を搭載した鉄筋結束機「コネクティッド　ツインタイア RB-442T-C-B2C/1450A」（以下 本製品）を共同開発し、2024年10月中旬に関東1都3県（東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県）の鉄筋関連・資材・機械工具・金物店などを通じて、本製品を発売します。エリア限定販売後、順次全国および海外にも展開を予定しています。
鉄筋結束機は、住宅基礎や鉄筋コンクリート構造物などの施工で必要な鉄筋結束作業を効率化する電動工具です。マックスが提供する充電式鉄筋結束機本体に、KDDIのビジネスプラットフォーム「WAKONX（注2）」のアセットの一つであるIoTネットワークサービス「グローバルIoTアクセス」を組み込むことで、4G LTE通信とGPS機能を搭載しました。
本製品とWebアプリを組み合わせることにより、鉄筋結束機の稼働データと位置情報をリアルタイムで可視化します。Webアプリ上で、工具ごとの稼働状況や累積結束数のデータを一覧表示でき、どの現場でどれだけ活用されているかを把握し、工具の現場配置を効率化することが可能です。また、本製品の位置情報が確認できるため、紛失・盗難時の追跡が可能となります。
両社は今後も、現場作業の生産性・作業の効率化に向け、IoTなどのデジタル技術を活用した建設DXを推進していきます。

開発の背景
- 建設業では近年、技能労働者の減少や、時間外労働の上限規制による建設業の「2024年問題」など による人手不足が課題となっており、さらなる作業効率化が求められています。また各種工具においても、現場での運用・保有資産としての管理・盗難抑止などをより効率的に行うことが求められています。
- 従来の電動工具市場では、工具や電池パックに内蔵されたBluetooth(R)無線技術とスマホアプリを活用して工具の稼働状況を管理するものはありましたが、通信可能範囲が狭い、他の端末に依存するなど用途が限定的といった課題がありました。
- 両社はデータを利活用して現場を効率化するために、工具とデジタル技術を融合した本製品を開発し、複数のお客さまとの実証実験を経てこのたび発売に至りました。


本製品について
1．Webアプリ
（1）GPSとリモートロックで盗難時のトラブルを抑止
工具に搭載されたGPSによりリアルタイムで位置が分かり、紛失や盗難時に追跡が可能になります。
さらに、工具の動作を遠隔でロックすることで、盗難時のトラブルを抑止します。

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（2）工具の稼働状況が可視化できる
工具ごとの結束数を現場ごとにモニタリングすることで、直近の稼働状況や累積結束数の確認が可能です。
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（3）現場の繁閑に合わせた工具配置が可能
現場ごとに工具を何台持っていて、どれくらい稼働しているかが確認できます。現場間での効率的な工具配置が可能です。
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（4）トラブルシューティング
工具ごとにエラーの発生状況をモニタリングし、不具合が起きたときは対処方法を確認できます。また、稼働実績をもとに適切なタイミングでメンテナンスの推奨をお知らせします。
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2．本体の特長
（1）1結束あたり0.5秒の結束スピード
円滑にワイヤを送り出すローラー付き「ワイヤ送りサポート」を採用しています。
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（2）スムーズなワイヤ交換
「ワイヤ装てんアシスト機能」搭載で、より簡単にスムーズなワイヤ交換が可能です。
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（3）作業者の負担削減
トリガ操作部をショートストローク化することで、作業者の負担を軽減します。
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（4）強い結束力とワイヤのムダの軽減
結束時にワイヤが輪をつくり引き戻すことで、鉄筋をしっかりと引き寄せ、緩みやすい壁や柱での鉄筋結束作業もスムーズに行えます。また、引き寄せることで鉄筋径に合わせたワイヤ量となり、ワイヤのムダを減らします。
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（5）コンクリートのカブリ厚の少ない現場でも使用可能
カットしたワイヤの先端を折り曲げる技術「先端折り曲げ機構」搭載により、ミミの高さは約12mm(注3)となります。下にヒゲも出ないので、コンクリートのカブリ厚が少ない現場やプレキャスト工場での使用も可能です。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72040/38/72040-38-0acc0238c49f6cecc2d434d15c8ffb46-1451x968.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
　　　　　　　　　　＜ツインタイア＞

[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72040/38/72040-38-c8c37e2990a3bd33f4ec6eb657e58fad-1451x968.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
＜従来機　RB-399A＞

本製品の仕様
[表: https://prtimes.jp/data/corp/72040/table/38_1_4a6cc594865d64ea4aa4f1ed04923d26.jpg ]

商品について：商品紹介ページ https://twintier.global/jp/rb-442t-c/


充電式鉄筋結束機ツインタイアについて
「ツインタイア」は、マックスが1993年に世界初（注4）の充電式鉄筋結束機を発売して以来培ってきた技術やノウハウをベースに、2本のワイヤを同時に送って輪を作りねじる、世界初（注4）の「ツインタイア機構」を搭載したシリーズです。現場での使いやすさを追求し、結束スピードアップ、結束力の強化、カットしたワイヤのミミ高さ(結束した際にできるワイヤの飛び出した部分)の低減を実現したことで、2017年の発売を契機として、国内外で販売数量が増加しています。

WAKONXについて
WAKONXは、KDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」の実現に向け、日本のデジタル化をスピードアップするというコンセプトから生まれたブランドであり、機能群を有するAI時代のビジネスプラットフォームです。WAKONXを通じて、最適化したネットワークの設計・構築から、大規模計算基盤による企業間データの蓄積・融合・分析を行います。また、AIが組み込まれたサービスやソリューションを各業界に最適化して提供することで、法人のお客さまの事業成長と社会課題の解決を支援していきます。

マックス株式会社について
設 立 ：1942年11月
本社所在地 ：東京都中央区日本橋箱崎町6-6
代 表 者 ：代表取締役社長　小川　辰志
事業内容 ：ホッチキスなどの事務機器、釘打機・鉄筋結束機などの建築・建設工具の製造・販売

KDDI株式会社について
設 立 ：1984年6月
所 在 地 ：東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー
代 表 者 ：代表取締役社長 CEO　高橋　誠
事業内容 ：電気通信事業

（注1）2024年10月時点。マックス調べ
（注2）2024年5月10日 KDDIニュースリリース
AI時代のビジネスプラットフォーム「WAKONX（ワコンクロス）」始動
https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-84_3353.html
（注3）溶接金網結束時を除きます。
（注4）マックス調べ

※本リリースに記載されている内容は発表時点の情報です。内容が変更となる場合もございますので、　
　あらかじめご了承ください。
※TWINTIERはマックス株式会社の登録商標です。
※Bluetooth(R)はBluetooth SIG,Inc.USAの商標または登録商標です。
※GoogleマップはGoogle LLCの商標です。

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