小型・高トルク 産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」発売のお知らせ

プレスリリース発表元企業:双葉電子工業株式会社

配信日時: 2024-10-01 11:08:25

機能・性能・耐久性を大幅に向上させた新しい産業用サーボ「BLA21-12R3-C01」を発売



双葉電子工業株式会社は、生産終了したコマンド方式サーボ「RS405CB」をベースに機能・性能・耐久性を大幅に向上させた新しい産業用サーボ「BLA21-12R3-C01」を2024年11月1日に発売いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/75680/22/resize/d75680-22-a10d2da79f2fe2cf567f-0.png ]

【特長 および 従来品との比較】
1.オールインワン・小型軽量・高トルク
・モータ、ギヤ、アンプが一体となったサーボモジュールであり、外部から電源/信号を供給するだけで操作が可能です。
・約41mm×33mm×42mm、重量67gと小型・軽量でありながら最大トルク4.9 N・mと、一般的なFA用サーボに比べパワーウェイトレシオが高い製品となります。
・取り付け部分の形状、サーボホーンは従来製品「RS405CB」と同じであるため、お客様の取り付け部を変更せずに載せ替えが可能です。

2.耐久性の向上
角度センサに磁気式非接触センサを採用するとともに、全てのギヤの形状、材質を見直すことで、従来品と比較して2倍以上の耐久性(※)を実現しました。
※当社試験条件による

3.高効率≪ハイパフォーマンスブラシレス≫モータによる性能向上・発熱量軽減
新設計のハイパフォーマンスブラシレスモータ(HPBL)採用により最大出力が従来品の約2.6倍となり、トルク、速度ともに性能が向上しました。
また、モータ特性の改善により稼働時の発熱量も低減しています。

4.制御方法の追加
従来の角度制御に加えて、コマンド方式では速度制御(連続回転動作)およびトルク制御を、
PMW信号での制御でも速度制御(連続回転動作)を実現しました。これにより低速での連続回転や定トルクでの押当て作業といった新しい使い方が可能となります。

5.新プロトコル[CM.BUS]開発
・サーボの制御をより高速、高効率化させる新プロトコル「CM.BUS」を開発いたしました(特許出願中)。サーボ内部で事前に指定された任意のデータのみの書き込み/読み取りを可能とすることで制御、情報取得に必要なデータ量を最小化し、処理速度・スループットが大幅に改善されます。
・CM.BUSは今後のアップデートにて利用可能となります(BLA21-12R3-C01は2025年春予定)。アップデートはWindows PCからRS485経由にてお客様ご自身での実施が可能です。

【主な仕様】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75680/table/22_1_33bba50fe2e11c320c53c8eb1874d429.jpg ]

※ 2025年予定のアップデートで利用可能

【主な用途】
耐久性が求められる多種多様なシーンでの活用が可能です。
(例)
≪産業用ロボット≫ ロボットハンド、エンドエフェクタ、グリッパ
≪自動搬送車/ロボット(AGV・AMR)≫ 車軸回転、荷台ロック、蓋や扉の開閉
≪生産/設備機材≫ バルブ開閉、ルーバ調整、ロック開閉 

【販売価格】
オープン価格

双葉電子工業株式会社
https://www.futaba.co.jp/

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