誰もが行ける宇宙旅行事業を目指した事業検討を進める業務提携契約を締結

プレスリリース発表元企業:株式会社 日本旅行

配信日時: 2024-09-24 15:03:05



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株式会社日本旅行(本社:東京都、代表取締役社長 小谷野悦光、以下日本旅行)と将来宇宙輸送システム株式会社(東京都中央区、代表取締役 畑田康二郎 以下ISC)はこの度、誰もが行ける宇宙旅行事業の実現を目指した事業検討を共同で行うことで合意し、業務提携契約を締結しました。

経緯

日本旅行は1905年の創業以来、新しい旅の創造に挑戦し続けてきました。2020年に宇宙事業を専門とする部署を設置し、地域活性化・教育分野における宇宙事業への取り組みを進めながら、地球から宇宙空間への安全・安心・快適な旅行商品の提供を目指しています。

ISCは文部科学省SBIRフェーズ3事業に採択され、2028年3月までに人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組み、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を、宇宙でも。」というビジョンを掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指しています。

宇宙というフィールドを目的地とした旅行は、様々な理由によって、ごく限られた人だけが行くことができるというのが現状です。旅行商品の造成を手掛ける日本旅行と輸送システムの開発を行うISCが「宇宙旅行」の2030年代の事業化を目指し、両社で知見を持ち寄り共同で行う調査業務などを通じて、安全・安心で快適かつ魅力的な誰もが行ける宇宙旅行の実現に向け構想の具体化を行って参ります。

事業検討における取組例

(1)展示会等における出展連携
宇宙業界の各展示会や、世界最大級の旅の祭典である「ツーリズムEXPO」にて共同の取り組みを紹介し、宇宙業界と旅行業界それぞれに関係する多くの方へ宇宙旅行の取り組みについてご案内します。

(2)宇宙旅行に関するニーズ調査
ISCが2023年12月から取り組んできた宇宙旅行の先行予約(アンケート)を日本旅行とも協力して実施規模を拡大し、実施を継続していきます。

(3)宇宙旅行の商品化検討
日本旅行の旅行商品造成における経験とISCが持つ輸送システム開発における知見を活かし、より具体的な商品化検討を進めてまいります。

トークセッションの開催

9月26日から東京ビッグサイトにて開催される「ツーリズムEXPOジャパン2024」内の日本旅行ブースにて、本取組に関するトークセッションを開催します。2040年代の運航開始を目指してISCが構想している50人乗り再使用型ロケット「ASCA3(アスカスリー)」の1/12スケールモックアップの初披露やノベルティの配布なども予定しておりますので、ぜひご来場ください。

<トークセッション>
ツーリズムEXPOジャパン2024の会場内にて開催します。
お席の確保をご希望される場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
【日時】
2024年9月26日14:50~
【場所】
日本旅行ブースステージ(東1ホール 小間番号:R-016)
【出演者】
株式会社日本旅行 宇宙事業推進チーム マネージャー 中島修
将来宇宙輸送システム株式会社 最高事業責任者 嶋田敬一郎

<展示内容>
・2040年代に運航予定の再使用型ロケット「ASCA3」の1/12スケールモックアップ展示
・「宇宙旅行先行予約受付」アンケートの実施
・宇宙旅行に関するパネル展示
・限定ノベルティの配布
※その他にも、日本旅行ブースでは宇宙食の試食やバーチャル星空体験など様々なイベントなども実施します。

本件に関する問い合わせ

●株式会社日本旅行 宇宙事業推進チーム
担当:西澤・中島 Mail:galaxyproject@nta.co.jp
●将来宇宙輸送システム株式会社
担当:森實 Mail:masaru.morizane@innovative-space-carrier.co.jp

会社概要

■ 株式会社日本旅行
代表者:代表取締役社長 小谷野悦光(こやのよしてる)
所在地:東京都中央区日本橋1-19-1日本橋ダイヤビルディング12階
1905年創業の日本で最も歴史のある総合旅行会社です。長年、宇宙開発における渉外業務などに携わり、2020年に宇宙事業推進チームを設置しました。旅行業の枠を超え、宇宙を資源とした地域活性化事業や各種イベントの企画・実施、教育事業や星空観光人材の育成など「人と宙の架け橋」になることを目指して様々な取組みを行っています。
WEB:https://www.nta.co.jp/galaxyproject/

■ 将来宇宙輸送システム株式会社
代表者:代表取締役 畑田康二郎
所在地:東京都中央区日本橋1-4-1
「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を、宇宙でも。」というビジョンを掲げ、完全再使用型の単段式宇宙往還機(SSTO)を用いた高頻度宇宙輸送を2040年代に行うことを最終目標とし、2028年までに再使用型の人工衛星打上げ用ロケットの開発に取り組んでいます。
WEB:https://innovative-space-carrier.co.jp/

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