精密測定機器で世界トップシェアのミツトヨ、グローバル全拠点で「Skillnote」を運用開始
配信日時: 2024-09-19 11:00:00
~グローバルに高品質なサービス提供を目指し、スキルデータに基づいた戦略実行へ~
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88452/57/88452-57-6e75a8d0e55cb8c4011c6560db56e14d-2400x1260.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製造業のスキルマネジメントを牽引する株式会社Skillnote(本社 東京都中央区、代表取締役 山川隆史、以下Skillnote)は、世界トップシェアを誇る精密測定機器の総合メーカーである株式会社ミツトヨ(本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長:沼田恵明、以下 ミツトヨ)がクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」をグローバル全拠点で運用開始したことを発表します。
ミツトヨは、1934年の創業以来、世界中のあらゆる製造シーンの「測る」を支えている精密測定機器の総合メーカーです。精密測定業界では最も多い5,500種類以上の製品を有し、国内のマイクロメータ、ノギスのシェアは90%を誇ります。現在、世界31か所に拠点を持ち、精密測定業界におけるリーディングカンパニーとして進化を続けています。
今回、ミツトヨが導入した「Skillnote」は、従業員の細かなスキルと教育計画・記録をもれなく、効率的に一元管理できるスキルマネジメントシステムです。これまで、製造業のお客様を中心に数多くの信頼と評価の声を頂いており、導入企業数も拡大しています。
■ 「Skillnote」グローバル運用開始の背景
5,500種類以上の精密測定機器を世界各地で提供しているミツトヨは、高品質なサービスを世界中に提供することを目指しています。そこで、販売のみならずアフターサービスも重視しており、サービスエンジニアのスキル管理と戦略的な人材育成に注力しています。
一方、これまでは、国や地域によってお客様の傾向やニーズが異なるなか、各拠点が独自にスキル管理を行っていました。表計算ソフトではグループ全体でのスキル一元管理が難しく、結果として各拠点が独自の判定基準、独自の方法での管理を進めることとなり、事業戦略や人事戦略を実行する際に必須となるスキル情報を正確に把握できない、という課題がありました。
そこで、スキルの一元管理を目的として「Skillnote」を導入。これにより、拠点ごとのサービスエンジニアのスキル状況を、統一された基準で管理することが可能になりました。また、可視化されたスキルデータを基に、拠点ごとに必要となる教育計画を効率的に企画・実施できるようになりました。
「Skillnote」のグローバル導入により、さまざまな文化を背景に多種多様なニーズを持つお客様に対して高品質なアフターサービスを提供し続けることが可能となり、長期的な信頼関係の構築に寄与しています。
■「Skillnote」 グローバル運用が開始できた理由
グローバルでの運用が開始できた理由には大きく4つのポイントがあげられます。
・使いやすさ・わかりやすさ
従業員が使い慣れた表計算ソフトに近しい馴染みやすい見た目で導入障壁が低く、各担当者への説明も簡単に行える点が導入の運用開始の大きな助けとなりました。
・製造業に特化したスキル管理
グローバルでのスキル平準化を促し、全体レベルの底上げとアフターサービスの品質向上を実現するためにはスキル管理に特化したシステムが必要です。製造業のスキル管理は複雑なスキル体系への対応とグローバル環境への対応が求められますが、「Skillnote」はその両方をサポートしているため、スムーズに運用開始できました。
・柔軟な対応とアップデートの頻度
導入後の要望に対して柔軟に対応し、グローバルでの運用に耐えうるシステムを提供できるよう頻繁にアップデートを行っています。
・多言語への対応
グローバル拠点で必須となる多言語(英語、中国語など)に対応していることもグローバルの運用開始を後押ししました。
株式会社ミツトヨ 上席執行役員 グローバルマーケティング本部 本部長 牛島成浩様のコメント
「精密測定機器のグローバル販売を手掛ける当社は、お客様に製品を常に良好な状態で使っていただくことに主眼を置いており、販売後のアフターサービスに力を注いでいます。また、海外での売上比率も80%に近づいていることから、グローバルに高品質なサービスを提供して、顧客満足度を向上させることを重視しています。 そのため、国内外約900名のサービスエンジニアのスキルを適切に管理してアフターサービスの質を高いレベルで安定させること、その上で、さらなる品質向上を目指すことが重要です。製造業に特化した「Skillnote」の導入は、サービスエンジニアの人材育成にもつながるスキル管理を、戦略的に進めていく土台であるとも言えます。 現在は、「Skillnote」を活用して、各国・地域を横断してグループで共通したスキル基準を導入し、スキルの平準化を進めている段階です。これにより、今まで以上に安定的かつ高品質なアフターサービスを、グローバルに展開できる見込みです。 今後は、「Skillnote」に登録したサービスエンジニアのスキルデータとスケジューリングシステムを連携させることで、サービスエンジニアのスケジューリングの自働化も目指しています。これにより、現在、担当者を設けて「人」を介して行っているスケジューリング作業が効率化するのはもちろん、将来的にはお客様自身によるブッキングも実現するかもしれません。さらにその先には、サービスエンジニアのシフト管理への転用も見込めます。その可能性は広がるばかりです。 とはいえ、オートスケジューラの実装はまだ少し先の話です。ですから、今は、「Skillnote」をどんどん活用して、従業員がスキルアップすることで自らの成長を実感できたり、従業員が成長して成果を上げた分は会社としても待遇面で応えることができたりする仕組みを構築していきたいと考えています。」
■ スキルマネジメントシステム「Skillnote」について
「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。
■ 株式会社ミツトヨ
会社名:株式会社ミツトヨ
所在地:神奈川県川崎市高津区坂戸1-20-1
設立:1934年
資本金:391百万円
代表者:沼田 恵明
事業内容:精密測定機器の製造・販売
HP:https://www.mitutoyo.co.jp/
■ 株式会社Skillnote
「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:製造業にフォーカスしたスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供
HP:https://www.skillnote.jp/
*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
*本プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社Skillnote」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 「まだかなえどはく」第2弾イベントを東久留米で開催します!11/02 12:45
- 大妻女子大学の学生3名が東京都大田区池上に無人食品販売所を開業コンサルティング体験!学生がつけた店名は「やすいさんとこ」11/02 12:45
- 株式会社エネコム、株式会社グローバルキャストへ出資11/02 12:45
- 特定技能外国人の日本語教育を含む育成サービスを学研グループの株式会社TOASUが月額定額にて新リリース!11/02 12:45
- たんぱく質や糖質制限を超える?女性の健康意識に変化あり!食生活の新たなトレンド「グルテンコントロール」の関心が急上昇11/02 12:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る