離職率の高さに悩むすべての人へ笑認を【書籍発売『離職率1%の会社が編み出した超人財定着術』】

株式会社マネジメント社は『離職率1%の会社が編み出した超人財定着術』 (髙安敏行 著)を8月30日に発売しました。本書では離職率の高さに悩むすべての経営者や関係者におすすめの1冊です。

◆3K仕事でも離職率が低い職場を実現
　せっかく社員をやとってもすぐに辞めてしまう、長続きしないといった悩みを抱える経営者は少なくないでしょう。特に3Kとよばれる「きつい、汚い、危険」な仕事はなおさらです。
　著者が経営する介護、クリーニング、理美容などの事業はいずれも3Kに相当し、常に慢性的な人材不足に悩む業界ですが、200名以上が在籍する企業でありながら正社員の離職率はたった1%です。その理由と、それを達成するための実践の取り組みが本書では詳しく記されています。

◆どういう取り組みを行ってきた？
　離職の理由に給料の低さなど待遇面での不満をあげる人は少なくないでしょう。著者も、まず賃上げを試みますが辞めていく人はあとをたちませんでした。そこで、今働いている社員に関心を持ち、貢献を認めてあげることが大切との結論に至ります。本書では具体的なキーワードも数多く紹介されています。
・心理的安定性（組織の中で自由に意見を言える状態を作る）
・自己重要感（自分が重要な存在であると感じさせるもの。自己肯定感を超えて、他人から承認を得られること）
・一方通行人事評価をやめる（数字だけで評価をしない。目に見えない貢献に目を向け評価する）
・「承認」ではなく「笑認」（グッドグラス）を意識（社員の存在・価値・強みを認め笑顔で良好な関係を生み出すこと）
　著者は、笑認＋上司や部下などに関係なくあらゆる方向から評価対象者を評価する「360度評価」を取り入れ、これにより社員同士ばかりでなく自分自身への興味関心を持つなど前向きな効果を生み出しています。

◆フォーマットや用例がたくさん
　本書では著者の実例とともに、Q&Aの用例や、激励評価表などの賞状のフォーマットなどもたくさん掲載されています。本書は著者のひとつの成功事例にとどまらず、読者が実践する場合にも応用しやすいようになっています。巻末のQRコードから動画閲覧やフォーマットのダウンロードができますので「お得」な本になっています。

◆確実な「効果アリ」の方法に学ぶ
著者の髙安敏行(たかやすとしゆき)さんは、介護福祉事業、クリーニング事業、理美容事業などを手がけるハートサービスグループの各企業で専務取締役を務める人物です。これまで見てきたように「数字では評価できない貢献者にスポットを当てたい」という思いから新しい人事評価システムを開発し大きな効果を生み出しました。社員の離職率の高さや定着率の悪さに悩むすべての経営者、関係者は必読の1冊です。

【書籍情報】　　
『離職率1%の会社が編み出した超人財定着術』
 (2024年8月30日発売)
¥1650(税込)
Amazonページ短縮URL: http://tskj.jp/974n



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